9月29日には秋のGⅠシリーズ開幕戦となるスプリンターズステークスが行われ(GⅠ)、タワーオブロンドンが初GⅠ制覇した。
中山競馬場は月曜日に1mmの雨が降ったが、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは最終週のため傷みが目立つが、相変わらず速い時計が出ていた。
阪神競馬場は月曜日に6.5mmの雨が降ったが、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは3週目と比べてタフになり、少し時計が掛かっていた。
では、2019年9月28~29日のトラックバイアスの結果を紹介する。
【目次】
中山競馬場
芝
9/28 予想
2019,9,28 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場) - トラックバイアス&血統研究
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/28 結果
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/29 予想
2019,9,29 日曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場) - トラックバイアス&血統研究
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/29 結果
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
ダート
9/28 予想
2019,9,28 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場) - トラックバイアス&血統研究
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/28 結果
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/29 予想
2019,9,29 日曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場) - トラックバイアス&血統研究
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/29 結果
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
【備考】
- 開催前作業 芝コースにエアレーションとシャタリング作業、ダートコースは砂の洗浄
- 週間雨量 月曜日に1mm
- 当日の天気 土曜日は晴れか曇りで気温は平年並みか高め、日曜日は曇りで気温は平年並みか高め
- 芝コースの週間作業 火曜日に芝刈り、木~金曜日に散水
- ダートコースの週間作業 火~金曜日に砂厚の調整
【解説】
・芝
月曜日に1mmの雨が降ったが週間は晴れたため、2日間ともパンパンの良。
最終週で馬場に傷みが出始めたが、2日間とも時計は-1.7秒位と速かった。
枠は、土曜日はフラット、日曜日は内~フラット。土曜日はやや内枠が目立っていたが、内枠有利というほどでもなかった。日曜日は7Rの2000mは内枠有利、他は気持ち内枠が目立っていたがフラットと判定した。
直線の伸びは2日間ともやや内。3週目は外が伸びることもあったが、先週は内から2~3分所が伸びていた。おそらく馬場が内から踏み固められたからだと思われる。
前後は2日間とも前~展開次第。差しが決まらないこともないが、基本的には先行しないと厳しかった。
・ダート
月曜日に1mmの雨が降ったが週間は晴れたため、含水率は1~3%台とパサパサに乾燥していた。
時計は2日間とも-1.0秒位と速い時計が出ていた。
枠と直線の伸びは2日間ともフラット。特にバイアスは出ていなかった。
前後は、土曜日は展開次第、日曜日は前~展開次第。土曜日は低レベルのレースが多かったこともあり展開次第と判定した。日曜日は馬券圏内のすべてが4角5番手以内だったため前~展開次第と判定した。
【次開催へ向けて】
・芝
次の開催は約2ヵ月後の11月30日となる。野芝に洋芝をオーバーシードするため、今開催よりは時計が掛かるようになる。それでもパンパンの良馬場なら-1.0~-1.5秒位の速い時計が出ることが多い。
次開催は今開催で使われなかったAコースから使用することとなる。偶に内枠有利になるため注意したい。
今開催は、ディープインパクト系、キングマンボ系、母父スピード型の米国血統が目立ったが、次開催はハービンジャー、ヴィクトワールピサ、ステイゴールド系、母父ロベルト系などのタフな馬場が得意な血統が目立つようになる。
・ダート
12月開催は、開催によって時計の出方が異なる。2018年は乾燥しても-1.0秒位だったが、2017年は同じく乾燥して+0.5秒位となることもあった。次開催はおそらく乾燥しても時計は速いだろうが、柔軟に対応したい。
次開催は冬なので、気温が氷点下になると凍結防止剤を散布することがある。12月に撒くことはほとんどないが、もし撒くと外枠有利が顕著になることが多い。
阪神競馬場
芝
9/28 予想
2019,9,28 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場) - トラックバイアス&血統研究
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/28 結果
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/29 予想
2019,9,29 日曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場) - トラックバイアス&血統研究
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/29 結果
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
ダート
9/28 予想
2019,9,28 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場) - トラックバイアス&血統研究
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/28 結果
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/29 予想
2019,9,29 日曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場) - トラックバイアス&血統研究
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
9/29 結果
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
【備考】
- 開催前作業 芝コースにシャタリング作業、ダートコースは砂の洗浄
- 週間雨量 月曜日に6.5mm
- 当日の天気 2日間とも晴れか曇り、気温は高め、風が強い時間帯も
- 芝コースの週間作業 水~土曜日に散水
- ダートコースの週間作業 火~金曜日に砂厚の調整
【解説】
・芝
月曜日に6.5mmの雨が降ったが他はほとんど雨が降らず、馬場状態は2日間とも良。
馬場は良好に見えたが最終週だからか少しタフそうで、時計は2日間とも-1.2秒位となっていた。
枠は2日間ともフラット。特にバイアスは出ていなかった。
直線の伸びは2日間ともフラット~やや外伸び。内でも我慢できていたが、2~3分所かそれよりも外が伸びていた。
前後は、土曜日は展開次第~差し、日曜日は展開次第。土曜日は勝ち馬のすべてが中団よりも後ろからの差し馬が中心だったため展開次第~差しと判定。日曜日もそれなりに差しが決まっていたが、土曜日ほどではなかったため展開次第と判定した。
・ダート
月曜日に6.5mmの雨が降ったが他はほとんど雨が降らず、土曜日のレースまでにはパサパサに乾燥し、含水率は2~4%台となっていた。
時計は2日間とも-0.5秒くらい。良馬場にしては少し速い時計が出ていた。
枠は2日間ともフラット~外枠有利。馬場がパサパサに乾燥しキックバックが多くなったため、内枠で砂を被った馬はイヤがって頭を上げていた。そういったことから、外枠でスムーズにレースができた馬が好走していた。
直線の伸びは、土曜日はフラット、日曜日はフラット~やや外。こちらもキックバックが多くなり、直線では内から馬群を縫って差すのは厳しかった。そのため、外からスムーズに決め手を使った馬が好走していた。
前後は2日間とも展開次第。メンバーとペース次第でどこからでもという状態だった。
【次開催へ向けて】
・芝
次の開催は中山と同じく約2ヶ月後の11月30日となる。野芝に洋芝をオーバーシードするため、今開催よりは時計が掛かるようになる。ただ、良馬場の場合は-1.0~-1.5秒位の時計が出ることがある。
次開催はエアレーション等の馬場を柔らかくする作業をするかどうかがポイントになる。ここ数年の12月開催はエアレーション等をせず前有利になる事が多い。ただ、近年の阪神の馬場管理はこの短い期間でもエアレーション等をすることがある。
エアレーションをしなければいつもどおり前有利、してくると展開次第か差し有利になるだろう。
・ダート
12月開催は馬場が乾燥しても時計が速くなることが多い。-0.5秒位の時もあれば、-1.5秒位になるときもある。
次開催は、基本的にバイアスは出にくい傾向だ。