10月21日、月曜日は、台風19号で中止となった10月13日の代替開催となる。出馬投票をやり直したため出走馬が変更している場合があるので注意したい。
東京競馬場は木~土曜日に60mmの雨が降ったが、日曜夜時点の馬場状態は芝は良、ダートは重。月曜日は午後から降水確率が高いので雨によるバイアスの変化に注意したい。
では、2019年10月21日、月曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
東京競馬場
芝
日曜夜の馬場状態:良 含水率:ゴール前17.2% 4コーナー18.3%(測定時刻日曜5:00)
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
ダート
日曜夜の馬場状態:重 含水率:ゴール前11.3% 4コーナー11.9%(測定時刻日曜5:00)
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
【備考】
- 開催前作業 芝コースにエアレーションとシャタリング作業、ダートコースは砂の洗浄
- 週間雨量 木曜日に3mm、金~土曜朝に57mm
- 日曜日の天気 曇りのち雨、気温は平年並みか低め
- 芝コースの週間作業 火~水曜日に芝刈り、水曜日に散水
- ダートコースの週間作業 水・金曜日に砂厚の調整
【解説】
・芝
木~土曜日に60mmの雨が降ったが土曜夜時点の馬場状態は良。月曜日の天気は曇りのち雨。午後から降水確率が高く、本降りになるのは夜からという予報になっている。一応いつ雨が降ってもいいようにしておきたい。
日曜日の時計は-1.0秒位。月曜日は馬場の乾燥が進むはずなので-1.5秒位の時計が出るかもしれない。ただ、午後から雨が降る予報なので雨量次第で時計の出方が変動する。
馬場へのダメージがかなり出ている。コース全周が傷み、しかも3~4コーナーの内は芝がほとんど剥げた状態だ。雨が降らないうちは我慢できるだろうが、雨が降り始めると馬場の傷みが進行しそうだ。
枠は内~フラットと想定。日曜日の勝ち馬はすべて4枠より内枠で、3~4角もなるべく内を回っていた。東京芝は馬場が乾く過程で内が伸びる傾向があり、月曜日は馬場の乾燥が進むはずなので内枠の方がレースがしやすいだろう。ただ、雨が降ると馬場の傷み具合によっては外枠有利もあるかもしれない。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。東京芝は馬場が乾く過程で内が伸びる傾向があるため、月曜日もその傾向になる可能性が高い。ただ、雨が降ると馬場の傷みが少ない外の方が伸びるかもしれない。
前後は前~展開次第と想定。東京芝は馬場が乾く過程で内が伸びる傾向があり、そうなると前残りになることが多い。基本的には先行中心だろう。ただ、馬場の傷みがかなり目立ち始めたため、傷み具合によっては差しが決まる可能性もある。
・ダート
月曜日の天気は上記の通り。
木~土曜日に60mmの雨が降り、日曜夜時点の馬場状態は重。月曜日の午前中は雨が降らない予報なのでやや重に回復するかもしれない。
日曜日の時計は-1.5秒位。月曜日の午前中は雨が降らない予報なので、-0.5~-1.0秒位になるかもしれない。ただ、午後から雨予報となっているので雨量次第では速い時計が出る。
枠はフラット~外枠有利と想定。今開催の東京ダートは馬場が乾く過程で差しが決まりやすくなる。そうなるとスムーズに走れる外枠の方がレースがしやすいはず。
直線の伸びはフラットと想定。今開催の東京ダートは馬場が湿ると内ラチ1頭分に経済コースが発生する。月曜日は馬場の乾燥が進むはずなのでバイアスは出ないだろうが、午後から降水確率が高いので雨が降ると内伸びもあり得る。
前後は展開次第~差し有利と想定。今開催の東京ダートは馬場が乾く過程で差しが決まりやすい傾向となっている。月曜日もその傾向になるだろう。