2020,4,18～19 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場)

f:id:KITANOKURIGE:20200415164524j:plain

4月19日には牡馬クラシックの第一弾・皐月賞が行われ、やや重の中で後方からレースを進めたコントレイルが優勝し、"まず一冠目"となるか今後注目される。

中山競馬場は月～火曜日に66.5mmと土曜日に75mmの雨が降り、馬場状態は芝ダートとも不良→やや重。芝コースは雨の影響と最終週ということもあり、日曜日は外差しが決まっていた。

阪神競馬場は月曜日に14mmと土曜日に29mmの雨が降り、馬場状態は芝は重→良、ダートは不良→やや重。ダートコースは馬場が湿ったためか外枠有利になっていた。

福島競馬場は月曜日に15mmと土～日曜日に66mmの雨が降り、馬場状態は芝ダートともにやや重～不良。芝コースは雨量や馬場の水分量でバイアスが変わっていた。

では、2020年4月18～19日のトラックバイアスの結果を紹介する。

【目次】

中山競馬場
- 芝
- ダート
阪神競馬場
- 芝
- ダート
福島競馬場
- 芝
- ダート

中山競馬場

芝

4/18　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,18 土曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/18　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

4/19　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,19 日曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/19　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

ダート

4/18　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,18 土曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/18　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

4/19　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,19 日曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/19　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

【備考】

開催前作業　芝コースにエアレーション作業
週間雨量　月～火曜日に66.5mm、土曜日に75mm
当日の天気　土曜日は雨で気温は低め、日曜日は晴れて気温は平年並み、2日間とも風が強い時間帯も
芝コースの週間作業　火曜日に芝刈り、水曜日に散水
ダートコースの週間作業　火～金曜日に砂厚の調整

【解説】

・芝

土曜日はレース中に75mmの雨が降ったため、土曜日の馬場状態は水が浮くほどの不良。日曜日は晴れたため徐々に水分が引き重→やや重へ。

馬場は大雨の影響で傷みがかなり目立つようになっていた。特に土曜日は大雨の排水が追いつかず、馬場にも水が浮くなど稀に見るほどのタフな状態。日曜日は晴れて前日までの水分がかなり引いたものの、水分が残って柔らかい状態になっていた。

時計は、土曜日は＋6.0秒以上の超極悪馬場、日曜日は＋1.0秒位。土曜日は馬場に水が浮くほどだったためこの時計になったようだ。日曜日はある程度水分が引いたが、柔らかかったことと馬場が傷んでいたため時計が掛かっていた。

枠は2日間ともフラット。土曜日は内ラチ沿いが傷んだため内枠過ぎるとレースがしにくかったようだが、全体的に見るとバイアスは出なかった。日曜日はデータ的には内枠が目立っていたが、内枠に人気馬が多かったためだと思われるためフラットと判定した。

直線の伸びは2日間ともフラット～やや外。土曜日は内でも我慢できるケースもあったが、基本的には外の方が伸びていた。日曜日は、5Rは想定よりも傷みが少なかったため内でも我慢できていたが、レース毎に馬場が傷み外が伸びるようになっていた。

前後は、土曜日は前～展開次第、日曜日は展開次第～差し。土曜日は馬場がぐちゃぐちゃで追走するのに脚を使ってしまい、前が残ったようだ。日曜日は馬場が柔らかく前が止まりやすかったため差しが決まっていた。

・ダート

土曜日はレース中に75mmの雨が降ったため、土曜日の馬場状態は田んぼのような不良。日曜日は晴れたため徐々に水分が引き重→やや重へ。

時計は、土曜日は－1.5→－2.3秒位へ変動、日曜日は－2.5→－1.5秒位へ変動。土曜日は馬場に水が浮いて田んぼのような状態になり、タフだったため10Rまでは－1.5秒位。その後雨が弱まり水が引いたため走りやすくなり、12Rは－2.3秒位と速くなった。日曜日は脚抜きが良い状態で6Rまで－2.5秒位。その後徐々に乾いてきたため7R以降は－1.5秒位になった。

枠は、土曜日はフラット、日曜日はフラット～外。土曜日は特にバイアスは出なかった。日曜日は前日の大雨で砂が流れたためか、外枠から被せる逃げ先行馬の好走が目立っていた。

前後は2日間とも前～展開次第。今開催の中山ダートは馬場が湿ると前有利になりやすい傾向だが、先週はその傾向通りとなっていた。

【次開催へ向けて】

・芝

次開催は例年通り約5ヶ月後の9月12日からとなる。例年であればこの期間に芝の張り替えとエアレーション及びシャタリング作業を行う。しかも野芝のみの開催となるため、1年で最も速い時計が出ることとなる。

しかし、あくまで個人的な予想だが、今年はいわゆる新型コロナウイルスの流行があるため、人が密集することがある張り替え作業が行われない可能性がある。そのへんはJRAからの情報を注視したい。

例年通り芝を張り替えた場合は、猛暑で晴れた日が多いようだと時計は－2.5秒位の超高速馬場に、平年並みだと－1.8秒前後、冷夏だと馬場次第だが－1.0秒位になることも考えられる。

バイアスは、猛暑で晴れた日が多いようだと前有利に。平年並みだとエアレーション等の作業で馬場が柔らかいためそこそこ差しが決まる。冷夏だともっと差しが決まるかもしれない。枠は差しが決まるようだと少し外枠有利になりやすいが、基本的にはあまりバイアスが出にくい傾向となっている。

・ダート

次開催は例年通り約5ヶ月後の9月12日からとなる。例年であればこの期間に砂の洗浄と路盤の補修をする。

そのため、先週までの開催とはバイアスがガラッと変わることもあるため注意したい。例年であれば、良馬場で時計は－0.5～－1.0秒位、偶に外枠有利や前有利になることがある。

阪神競馬場

芝

4/18　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,18 土曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/18　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

4/19　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,19 日曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/19　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

ダート

4/18　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,18 土曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/18　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

4/19　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,19 日曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/19　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

【備考】

開催前作業　なし
週間雨量　月曜日に14mm、土曜日に29mm
当日の天気　土曜日は曇り時々雨のち晴れで気温は低め、日曜日は曇りで気温は低め、2日間とも風が強い時間帯も
芝コースの週間作業　火曜日に芝刈り
ダートコースの週間作業　火～金曜日に砂厚の調整

【解説】

・芝

土曜朝までとレース中に合計29mmの雨が降り、土曜日の馬場状態は重→やや重。日曜日は曇りだったが雨は降らなかったためやや重→良。

最終週にしては馬場は良好な状態。土曜日は朝とレース中にも雨が降ったが、野芝が生育しているため思ったほど悪くならず。日曜日は曇りだが雨が降らなかったため徐々に乾いて、速めの時計が出ていた。

時計は、土曜日は±0～＋1.0秒位、日曜日は－0.7秒位。土曜日は5R前後に雨が降ったため、5～9Rは＋1.0秒位、4,11Rは±0秒位となっていた。

枠は、土曜日はフラット～外、日曜日はフラット。土曜日は差しが決まったためか、スムーズに走れる外枠が少し目立っていた。日曜日は馬場に傷みが少なかったためかバイアスは出なかった。

直線の伸びは、土曜日はやや内～やや外、日曜日はフラット。土曜日は5R前後に雨が降ったため、5,6Rは外が伸びていた。しかし、他のレースは馬場が内から乾いたためか内が伸びていた。日曜日は想定以上に馬場が良好だったためバイアスが出なかったようだ。

前後は、土曜日は展開次第～差し、日曜日は展開次第。土曜日は馬場が柔らかかったため決め手がある馬が中心だった。日曜日は少頭数が多く分析が難しいが、馬場が良好なためバイアスが出なかったようだ。

・ダート

土曜朝までとレース中に合計29mmの雨が降り、土曜日の馬場状態は不良。日曜日は曇りだが雨が降らなかったため重→やや重に。

時計は、土曜日は－1.7→－0.5秒位へ変動、日曜日は－1.0秒位。土曜日は、3Rまでは－1.7秒位、8Rまでは－1.4秒位、10Rは－0.9秒位、12Rは－0.5秒位。今開催の阪神ダートは馬場が深いようなので、水分が抜けると時計が掛かる傾向となっていた。

枠は2日間ともフラット～外。今開催は馬場が湿ると外枠有利になりやすいため、この2日間ともその傾向通りとなっていた。

直線の伸びは、土曜日はフラット～やや外、日曜日はフラット。土曜日は内でも我慢できていたが、どちらかというと外が伸びていた。日曜日はバイアスが出なかった。

前後は2日間とも展開次第～差し。土曜日は先行馬も残っていたが、ある程度以上の決め手がある馬の好走が目立っていた。日曜日は1800m以上で差しが決まっていた。

【次開催へ向けて】

・芝

次開催は例年通り約1ヶ月半後の6月6日からとなるが、京都競馬場の改修の影響で例年より3週長い7月19日までとなる。使用コースは、前3週はAコース、宝塚記念の週から後の4週はBコースとなる。例年よりも3週長いため、特に後半は馬場が傷むはずだ。しかも梅雨の季節と重なるため馬場にダメージが蓄積されやすい。

例年はこの期間に通常の更新作業とエアレーション作業を行う。そのため、先週までの開催と比べると馬場が柔らかくなりやすい。

例年の次開催の時計は良馬場で－1.0秒前後になることが多い。ただ、先週までの開催は例年よりも馬場の状態が良かったため、今年は良馬場で例年通りの天候だとすると－1.5秒前後か、もう少し速い時計が出る可能性がある。バイアスは、例年はあまり出ないか、エアレーション作業を行うため少し差しが決まりやすくなる。

・ダート

次開催は例年通り約1ヶ月半後の6月6日からとなるが、京都競馬場の改修の影響で例年より3週長い7月19日までとなる。例年はこの期間に路盤の補修のみをする。

この期間に大きな作業はしないため、先週までの開催と同じようなバイアスになりそうだ。砂が深いようなので時計が掛かり気味、外枠有利、外伸び、差し有利になりやすいだろう。

福島競馬場

芝

4/18　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,18 土曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/18　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

4/19　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,19 日曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/19　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

ダート

4/18　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,18 土曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/18　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

4/19　予想

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い

上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い

枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外

直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外

前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

2020,4,19 日曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、福島競馬場) - トラックバイアス＆血統研究

4/19　結果

馬場　　　　軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
上がり　　　速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
枠　　　　　超内、内、フラット、外、超外
直線の伸び　内、やや内、フラット、やや外、外
前後　　　　超前、前、展開次第、差し、超差し

【備考】

開催前作業　なし
週間雨量　月曜日に15mm、土～日曜日に66mm
当日の天気　土曜日は雨で気温は低い、日曜日は曇りで気温は低い、2日間とも風が強い時間帯も
芝コースの週間作業　火曜日に芝刈り、水曜日に散水と肥料の散布
ダートコースの週間作業　水～金曜日に砂厚の調整

【解説】

・芝

土曜日は朝から雨が降り続いたため、馬場状態はやや重→重へ。その後土曜夜から日曜未明まで雨が降り、日曜日は不良→重に。

開催前は暖冬の影響もあり馬場は良好な状態。しかし、土曜日は朝から雨が降ったため徐々に傷み、日曜日の後半は内ラチ沿いを中心にかなり荒れていた。

時計は、土曜日は＋1.2～＋6.3秒位へ変動。日曜日は＋2.4～＋3.2秒位。土曜日は雨が降り続いて徐々に時計が掛かるようになり、2Rは＋1.2秒位、4,5Rは＋1.5秒位、6～10Rは＋2.5秒位、12Rは＋6.3秒位。

日曜日は1200mは＋2.4秒位、2000m以上は＋3.2秒位。最後の直線が向かい風だったため、直線を2回走る2000m以上は時計が掛かったようだ。

枠は、土曜日は内～フラット、日曜日はフラット。土曜日はまだ馬場に傷みが少なかったため、ロスが少ない内枠が少し目立っていた。日曜日は特にバイアスは出なかった。

直線の伸びは、土曜日はやや内～フラット、日曜日はフラット～やや外。土曜日は外が伸びないこともないが、どちらかというと内が伸びていた。日曜日は徐々に馬場が傷み外が伸びるようになっていた。

前後は、土曜日は前～展開次第、日曜日は前～差し。土曜日は外差しが決まらなかったため前が残ったようだ。日曜日は2Rは前有利、7,10Rは展開次第、11R以降は差し有利。馬場が傷むにつれ徐々に差しが決まるようになっていた。

・ダート

土曜日は朝から雨が降り続いたため、馬場状態はやや重→重へ。その後土曜夜から日曜未明まで雨が降り、日曜日は不良→重に。

時計は、土曜日は＋1.3→－0.3秒位へ変動。日曜日は－1.0～±0秒位。土曜日は雨の影響で徐々に時計が速くなり、3Rまでは＋1.3秒位、7,9Rは＋1.0秒位、11Rは－0.3秒位。日曜日は1150mが－1.0秒位、1700mが±0秒位だった。日曜日は最後の直線が向かい風だったため、直線を2回走る1700mは時計が掛かったのだろう。

枠は、土曜日はフラット、日曜日はフラット～外。土曜日はバイアスは出なかった。日曜日は前日の大雨の影響で砂が流れたからか、少し外枠有利になっていた。

直線の伸びは2日間ともフラット。特にバイアスは出なかった。

前後は、土曜日は展開次第、日曜日は前～展開次第。土曜日はレース中に雨が降っていたこともありバイアスは出なかった。日曜日はいつもの福島ダートと同じく前残りが目立っていた。