トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2021,6,19 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、阪神競馬場、札幌競馬場)

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今週から阪神競馬場の開催が始まる。ただ、宝塚市は金曜午後から土曜日にかけて雨予報となっているため、道悪になりバイアスが出る可能性があるので注意したい。

東京競馬場は月~木曜日に25㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。府中市の土曜日の天気は曇り時々雨予報となっているため、雨による時計やバイアスの変化に注意したい。

阪神競馬場は月曜日に7㎜と水曜日に16㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。宝塚市は上記の通り雨予報で雨量も多い予報なので、雨量によってバイアスが変化する可能性がある。

札幌競馬場は火曜日に1.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場が段々と踏み固められてきそうなので、それにより内枠有利、内伸び、前有利のバイアスが出る可能性がある。

では、2021年6月19日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

月~木曜日に25㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々雨予報。想定雨量は0~20㎜、想定馬場状態は良~稍重。

今週からC→Dコース替わり。これにより傷んだ箇所がおおむねカバーされたと思われ、芝の生育も良いため馬場は良好な状態だろう。週間の雨量が多めだったので馬場は柔らかめになりそうだ。

先週の時計は-2.2~-1.5秒位。今週はコース替わりなので、雨が降らない場合は-2.5~-2.0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.3~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。ここ数週は直線が段々と外が伸びてきているので、雨の有無に関わらず外枠の方がレースがしやすい可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。今週からコース替わりだが、ここ数週は段々と外が伸びてきているので、雨の有無に関わらず外伸びになる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。週間の雨量が多く馬場が軟らかい状態だと思われるので、雨の有無に関わらず差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~木曜日に25㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は曇り時々雨予報。想定雨量は0~20㎜、想定馬場状態は良~重。

先週の時計は-0.8秒位。土曜日は曇り時々雨予報なので、雨が降らない場合は-0.5秒前後、雨が降った場合は雨量次第で-2.0~-0.8秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らなかったり降っても少量の場合は、キックバックが多くなるかもしれないので砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。雨量が多い場合は、馬場が湿るのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。雨が降った場合は、2週前の道悪の時に内伸びになったことがあるので、雨量次第だが今週土曜日も内伸びになる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降らない場合は、馬場状態が良か稍重くらいであれば今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。雨が降った場合は、雨量次第だが速い上がりが出るので差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

月曜日に7㎜と水曜日に16㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。金曜午後から土曜日にかけて雨予報となっている。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は20~100㎜、土曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

今週が開幕週。使用コースはBコース。馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。芝の張り替えは無し。エアレーション作業を実施。前開催から約1か月半しか開いてないが、JRAの画像を見る限りでは良好そうに感じる。

ただ、土曜日は道悪が想定される。前開催時から路盤の状態は良好だったため多少の雨であれば馬場は傷みにくいだろうが、もしかしたら雨量がかなり多くなる可能性があるので、そうなるとレース毎に傷みが目立つようになりそうだ。もしかしたら排水が追い付かず馬場に水が浮く状態になることもあり得る。

前開催最終週の時計は-2.2~-1.0秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨予報となっているため、雨量次第で-1.0~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~外と想定。開幕週で馬場が良好なので、前半のレースはロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。ただ、馬場に傷みが出てくると、どこかのタイミングで比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になることも考えられる。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。開幕週で馬場が良好なので、前半のレースはロスが少ない内伸びになる可能性がある。ただ、馬場に傷みが出てくると、どこかのタイミングで比較的状態が良い外が伸びることも考えられる。

前後は前~差しと想定。雨量が少ない場合は、馬場が軟らかくなり蹄が引っ掛かりやすくなりそうなので、差し有利になる可能性がある。雨量が多い場合は、馬場がグチャグチャになりスタミナが要求されるので、逃げ先行したほうが有利になることも考えられる。

 

・ダート

月曜日に7㎜と水曜日に16㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。金曜午後から土曜日にかけて雨予報となっている。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は20~100㎜、土曜日の想定馬場状態は重~不良。

前開催時最終週の時計は馬場状態が稍重~重で-0.2秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨予報となっているため、雨量次第で-2.0~-0.5秒位と想定している。馬場に水が浮いて田んぼのような状態になることも十分あり得る。

枠と直線の伸びはフラットと想定。前開催時の馬場状態が重~不良の時はバイアスが出にくい傾向だった。今開催も同じ傾向になる可能性がある。

前後は前~差しと想定。前開催時の馬場状態が重~不良の時は、速い時計が出る場合は前有利に、雨量が多く田んぼのような状態になった場合は差し有利になる傾向だった。今開催も同じ傾向になる可能性がある。

 

 

 

 

 

札幌競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

火曜日に1.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れのち曇り予報。ただ、土曜日は15時前後から降水確率が少し高くなっているので、一応雨にも注意しておきたい。

開催2週目。先週は良馬場でレースが行われたため、馬場に傷みも出ず良好な状態。週間の雨量も少なかったため、先週よりは馬場が硬めになりそうだ。

先週の時計は-2.5~-2.0秒位。今週土曜日も良馬場でレースが行われそうだが、午後から降水確率が少し高くなっているので、雨量次第で-2.5~-1.5秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。先週は馬場がほどよく軟らかい状態だったためバイアスが出なかったが、段々と踏み固められてきそうなので、今週土曜日はどこかのタイミングで内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。先週は馬場がほどよく軟らかい状態だったためバイアスが出なかったが、段々と踏み固められてきそうなので、今週土曜日はどこかのタイミングで内伸びになる可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。先週は馬場がほどよく軟らかい状態だったためバイアスが出なかったが、段々と踏み固められてきそうなので、今週土曜日はどこかのタイミングで前有利になる可能性がある。

 

・ダート

火曜日に1.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2~3%台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は晴れのち曇り予報。ただ、土曜日は15時前後から降水確率が少し高くなっているので、一応雨にも注意しておきたい。

先週の時計は+0.7秒位。今週もパサパサの良馬場でレースが行われそうなので+0.7秒前後だろう

枠はフラット~外と想定。先週はキックバックが多かったからか、砂を被りにくい外枠が有利になった。今週土曜日も同じ傾向だろう。

直線の伸びはフラットと想定。先週はバイアスが出なかったので、今週土曜日も出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。先週は前有利のバイアスが出た日があったので、今週土曜日も同じ傾向になりやすいだろう。

 

 

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