トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,2,26 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、小倉競馬場)

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今週から中山競馬場の開催が始まる。この期間は気温が低い日が続いたからか、芝コースの生育が例年と同程度か少し状態が悪くなっているため、バイアスの出方に注意したい。

中山競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースはエアレーション等の作業をせず馬場が硬めかもしれないので、内枠有利、内伸び、前有利になる可能性がある。

阪神競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは速い上がりが出ているので、外回りは差し有利のバイアスが出る可能性がある。

小倉競馬場は月曜日に0㎜の雪と水曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場に傷みが出ているため、外枠有利、外伸び、差し有利のバイアスが出る可能性がある。

では、2022年2月26日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。使用コースは前5週がAコース、後3週がBコース。馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。芝の張り替えは無し。エアレーション等の馬場をほぐす作業は無し。この期間は気温が低い日が多かったこともあり、JRAの画像を見る限りでは馬場は例年通りか少し状態が悪いように感じる。

例年の開幕週の時計は良馬場で-1.7~±0秒位になることが多い。今年は馬場が標準か少し状態が悪いと思われるため-1.2~-0.7秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。例年の開幕週は馬場が良好で硬めだと内枠有利、状態が悪く軟らかいと外枠有利になりやすい傾向となっている。今年は馬場が例年通りか少し状態が悪いと思われるが、エアレーション等の作業をせず硬さは標準かやや硬めだと思われるので、内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。例年の開幕週は馬場が良好で硬めだと内伸び、状態が悪く軟らかいと外伸びになりやすい傾向となっている。今年は上記の通りなので内伸びになる可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週は馬場が良好で硬めだと前有利、状態が悪く軟らかいと差し有利になりやすい傾向となっている。今年は上記の通りなので前有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は6~7%台なので少し水分を含んでいる。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-0.3~+0.7秒位になることが多い。前開催は砂が少し薄めに感じたが、土曜日は馬場に少し水分が残りそうなので±0~+0.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。土曜日は向こう正面が向かい風気味でキックバックが多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。前開催はバイアスが出にくい傾向だったので、今週土曜日も出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週は前有利になる確率が30%位、出ない確率が70%位となっている。今週土曜日も出ない確率の方が高そうだが、前有利になる可能性もある。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

先週は雨の影響がある中でレースが行われたため、コース全体の内ラチ沿いがデコボコしてきた。ただ、野芝が休眠期間の割りには馬場はそこまで悪くない。

先週の時計は-1.4~-0.8秒位。今週は雨が降らなかったので-1.2~-0.9秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。まだ傷みが出ておらず我慢できそうなので、多少外が伸びるかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。馬場が悪くなく速い上がりが出ているので、外回りは差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は3~4%台なのでほぼパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

先週の時計は±0~+0.5秒位。今週はほぼパサパサに乾燥しているので-0.3~±0秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。馬場が乾燥しているので少し前残り気味になる可能性があるが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

月曜日に0㎜の雪と水曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ時々曇り予報。

開催最終週。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いから広範囲に傷みが出ている。そのため、今週は雨量が少なかったが馬場はタフな状態だろう。

先週の時計は+1.5~+3.0秒位。今週は良馬場だが傷みが出ているので-0.8~-0.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。内ラチ沿いに傷みが出ているので、比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。ただ、内を大きく避けるようだとバイアスは出にくくなるかもしれない。

直線の伸びはフラット~外と想定。今週はほぼ雨が降らず良馬場なのでレースによっては内でも我慢できるだろうが、傷みが目立つので基本的には外の方が伸びそうだ。

前後は前~差しと想定。内を大きく避けるようだと、差し馬はロスが多くなるので前有利になる可能性がある。あまり内を避けないようだと馬場がタフな状態なので差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月曜日に0㎜の雪と水曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は7%台なので少し水分を含んでいる。

土曜日の天気は晴れ時々曇り予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

先週の時計は±0~+1.5秒位。今週は良馬場だが少し水分を含んでいるので+1.3~+1.8秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味なので、バイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。今開催は良馬場だとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

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