月曜日が3日間開催の最終日となる。2場とも金~土曜日に雨が降り道悪になっているコースがあるが、月曜日の天気は晴れ予報で馬場状態の回復が見込まれる。
中山競馬場は月~火曜日に1㎜と金~土曜日に62.5㎜の雨が降り、日曜夜時点の馬場状態は芝は稍重、ダートは重。芝コースは馬場の乾き具合によってバイアスの出方が変わってきそうだ。
中京競馬場は月曜日に4㎜と金~土曜日に36㎜の雨が降り、日曜夜時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。芝コースは馬場の乾燥具合によって内枠有利、内伸び、前有利のバイアスが出る可能性がある。
では、2022年3月21日、月曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
中山競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
月~火曜日に1㎜と金~土曜日に62.5㎜の雨が降り、日曜夜時点の馬場状態は稍重。月曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良。
今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いがデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いには傷みが目立つ。金~土曜日に雨が降ったため、月曜日は馬場が軟らかめだろう。
日曜日の時計は+0.5→±0秒位へ変動。月曜日は晴れて馬場の水分がある程度抜けそうなので-0.8~-0.4秒位と想定している。
枠はフラット~外と想定。内ラチ沿いに傷みが出ているので、比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内~やや外と想定。馬場の水分の抜け方でバイアスも変わりそうだ。水分の抜けが悪い場合は、内から乾燥するので内伸びになる可能性がある。水分の抜けが良い場合は、内ラチ沿いがデコボコしているので比較的状態が良い外が伸びる可能性がある。
前後は前~差しと想定。馬場の水分の抜け方でバイアスも変わりそうだ。水分の抜けが悪い場合は、直線は外が伸びにくいと思われるので前有利になる可能性がある。水分の抜けが良い場合は、直線は外が伸びてきそうなので差し有利になる可能性がある。
・ダート
月~火曜日に1㎜と金~土曜日に62.5㎜の雨が降り、日曜夜時点の馬場状態は重。月曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は稍重。
日曜日の時計は-2.0→-1.2秒位へ変動。月曜日は馬場の水分がある程度抜けそうなので-0.7~±0秒位と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。月曜日は向こう正面が追い風気味の予報なのでバイアスは出にくいだろう。
前後は前~展開次第と想定。月曜日は馬場に水分が少し残りそうなので前有利になる可能性がある。
中京競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
月曜日に4㎜と金~土曜日に36㎜の雨が降ったが、日曜夜時点の馬場状態は良。月曜日の天気は晴れ予報。
開催2週目。土曜日は雨の影響がある中でレースが行われたため、コース全体の内ラチ沿いがデコボコしてきた。ただ、この時期の開催としては芝の状態が良い方だ。土~日曜日に晴れたため馬場の水分はだいぶ抜けたと思われるが、まだ軟らかい状態だろう。
土曜日の時計は±0秒位。月曜日は晴れ予報なので-1.2~-0.8秒位と想定している。
枠は内~フラットと想定。まだ傷みが出ておらず、しかも馬場が内から乾燥しそうなので、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。まだ傷みが出ておらず、しかも馬場が内から乾燥しそうなので、ロスが少ない内が伸びる可能性がある。
前後は前~展開次第と想定。直線はあまり外が伸びないと想定しているので、差しが決まりにくい可能性がある。
・ダート
月曜日に4㎜と金~土曜日に36㎜の雨が降り、日曜夜時点の馬場状態は稍重。月曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良~稍重。
土曜日の時計は-2.0→-1.5秒位へ変動。月曜日は馬場の水分がだいぶ抜けたと思われるので-0.9~-0.4秒位と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。月曜日は向こう正面が追い風気味の予報なので、バイアスは出にくいだろう。
前後は前~展開次第と想定。馬場に多少水分が残っているので、少し前有利になる可能性がある。