今週は2場とも週間に雨が降り、特に新潟競馬場は短時間に大量の雨が降ったことで砂が流れた可能性がある。先週とは時計やバイアスの出方が変わるかもしれないので注意したい。
新潟競馬場は水～木曜日に87.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。週間の雨量が多かったが芝コースは水はけが抜群なので、先週と同じく速い時計が出そうだ。
札幌競馬場は月曜日に23.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースはこの週間に路盤の補修を丁寧に行ったはずなので、少し内枠有利になる可能性がある。
では、2022年8月6日、土曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
新潟競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
水～木曜日に87.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。
開催2週目。野芝が例年よりも生育が良く、馬場はここ数年の開催の中では最も良好な部類。今週は週間の雨量が多かったが、新潟芝は水はけが抜群なので雨の影響はほぼ無いだろう。
先週の時計は－2.0秒位。今週は週間の雨量が多かったが良馬場なので－2.0～－1.8秒位と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。開幕2週目で馬場がまだ良好な状態なのでバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第と想定。外回りは一定以上の決め手が要求されそうだが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。
・ダート
水～木曜日に87.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良。
先週の時計は－0.6秒位。今週は短時間に大量の雨が降り砂が流れている可能性があるので、－1.5～±0秒位と幅広く想定しておきたい。
枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なのでバイアスは出にくいだろう。ただ、今週は短時間に大量の雨が降り砂が流れている可能性があるので、今までの傾向とは違ったバイアスが出ることもあり得るので注意したい。
前後は展開次第と想定。土曜日は含水率が高めの良馬場になりそうなので、バイアスは出にくいだろう。ただ、今週は短時間に大量の雨が降り砂が流れている可能性があるので、今までの傾向とは違ったバイアスが出ることもあり得るので注意したい。
札幌競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
月曜日に23.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報。
開催3週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いが少しデコボコしている。今週は月曜日に雨が降ったが、馬場の硬さは標準位だろう。
先週の時計は－1.6～－1.5秒位。今週も良馬場なので－1.5～－1.3秒位と想定している。
枠は内～フラットと想定。この週間に馬場の補修を丁寧にしたはずなので、ロスが少ない内枠が少し有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。内ラチ沿いが少しデコボコしているが、まだ我慢できそうなのでバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第と想定。馬場の硬さが標準位だと思われるのでバイアスは出にくいだろう。
・ダート
月曜日に23.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は4～5％台なのでほぼパサパサに乾燥している。
土曜日の天気は曇り時々晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。
先週の時計は±0～＋0.2秒位。馬場がほぼパサパサに乾燥しているので±0～＋0.2秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。土曜日は向こう正面が強い向かい風でキックバックが多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。
前後は展開次第と想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。
