トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,9,10 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、中京競馬場)

 

今週から中山、中京競馬場の2場開催となる。2場とも週間に雨が降り道悪になっているコースがあるが、土曜日は雨が降らない予報なので馬場状態の回復が期待できる。

中山競馬場は水~木曜日に37.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。芝コースは馬場が乾燥し、土曜日は例年通り速い時計が出る可能性がある。

中京競馬場は火~金曜日の昼までに22㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。中京競馬場は金曜夜に雨が降る可能性があるので、雨の有無で時計やバイアスが若干変化する可能性がある。

では、2022年9月10日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水~木曜日に37.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ時々曇り予報。想定馬場状態は良。

今週が開幕週。使用コースは前5日がBコース、後4日がCコース。馬場は野芝のみ。前開催終了後に3~4コーナーと直線の内側を中心に約20,000㎡の芝を張り替え(範囲は去年と同程度)。エアレーションとシャタリング作業を実施。JRAの画像を見る限りでは例年かそれ以上に良好そうな状態に感じる。ただ、今週は週間に雨が降ったため、馬場は若干柔らかめかもしれない。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-2.5~-1.5秒位になることが多い。今年の馬場は例年と同程度か良好そうに感じるので-2.3~-1.7秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週はバイアスが出ないことが多いが、馬場が硬めだと内枠有利、軟らかめだと外枠有利になることが多い。今年もバイアスは出にくいと思うが、週間に雨が降り馬場が少し軟らかめだと思われるので外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。例年の開幕週はバイアスが出ないことがほとんどだが、偶に内伸びになることがある。

前後は展開次第と想定。例年の開幕週はバイアスが出ないことが多いが、馬場が硬めだと前有利になることがある。今年は週間に雨が降り馬場が少し軟らかめだと思われるのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

水~木曜日に37.5の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ時々曇り予報。想定馬場状態は良。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-1.5~-0.5秒位になることが多い。今年は良馬場だと思われるので-1.5~-0.5秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスが出ない確率が6~7割位、内枠有利が3~4割位となっている。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週は良馬場だとまずバイアスは出ない。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスが出ない確率が7割位、前有利が3割位となっている。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~金曜日の昼までに22㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜夜は曇りだが降水確率が高め、土曜日は曇り時々晴れ予報。金曜夜の想定雨量は0~5㎜、土曜日の想定馬場状態は良。

今週が開幕週。使用コースは前5日がAコース、後4日がBコース。馬場は野芝のみ。前開催終了後にコース全体の内側を中心に約21,000㎡もの広大な範囲の芝を張り替え(範囲は去年より少し広い)。エアレーションとシャタリング作業を実施。JRAの発表では部分的に不揃いの箇所があるとのことだが、おおむね良好そうに感じる。ただ、今週は週間に雨が降り、しかも金曜夜も雨が降る可能性があるので、馬場は柔らかめかもしれない。

去年の開幕週の時計は良馬場で-2.0秒位。今年は金曜夜に雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.5~-2.0秒位、雨が降った場合は-2.3~-1.5秒位と想定している。

枠はフラットと想定。今の時期の開催となっている近2年はバイアスが出ない傾向だった。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。2年前の開幕日は金曜日に雨が降り、土曜日の馬場状態は稍重スタートで、馬場が内から乾燥したためか内伸びのバイアスが出ていた。今年は金曜夜に雨が降る可能性があるので、雨量次第だが雨が降った場合は馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。雨が降らなければバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。今の時期の開催となっている近2年はバイアスが出ない傾向だった。

 

・ダート

火~金曜日の昼までに22㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、金曜夜は曇りだが降水確率が高め、土曜日は曇り時々晴れ予報。金曜夜の想定雨量は0~5㎜、土曜日の想定馬場状態は良~稍重。

近2年の開幕週の時計は馬場状態が稍重~重で-2.5~-1.5秒位。今年は金曜夜に雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.5~±0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.0~±0秒位と想定している。ここ数年は砂が薄いように感じることが多いので、雨量や馬場状態よりも速い時計が出る可能性があるので注意したい。

枠は内~フラットと想定。雨が降り道悪になった場合は、ここ数年は道悪になると内枠有利のバイアスが出ることが多い。雨が降らない場合は、土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なので、バイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降り道悪になった場合は、ここ数年は道悪になると内伸びのバイアスが出ることが多い。雨が降らない場合は、ここ数年の傾向だとバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨が降り道悪になった場合は、ここ数年は道悪になると前有利のバイアスが出ることが多い。雨が降らない場合も、ここ数年の傾向だと前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

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