トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,12,3 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場)

 

今週から中山と中京競馬場の開催が始まる。両場に加え阪神競馬場も芝コースは馬場が良好で例年よりも速い時計が出る可能性があるので注意したい。

中山競馬場は火~水曜日に30.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。芝コースは開幕週で馬場が良好なので、内枠有利、内伸び、前有利のバイアスが出る可能性がある。

阪神競馬場は火~水曜日に62.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。芝コースは内ラチ沿いがデコボコしているが速い上がりが出そうなので、差し有利になる可能性がある。

中京競馬場は月~火曜日に27.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。こちらも芝コースは開幕週で馬場が良好なので、内枠有利、内伸び、前有利のバイアスが出る可能性がある。

では、2022年12月3日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~水曜日に30.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。使用コースは前9日間がAコース、年を跨いで後8日間がBコース。馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。芝の張り替えは無し。エアレーション等の馬場をほぐす作業は無し。JRAの画像を見る限りでは馬場は例年と同程度かそれ以上に良好な状態に感じる。エアレーション等の作業は行っていないが、今週は週間の雨量が多めだったこともあり馬場の硬さは標準か少し軟らかめだと思われる。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-1.5秒前後になることが多い。前開催時は馬場の傷みが少なかったので、今週土曜日は-2.0~-1.5秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が4割位、内枠有利が6割位となっている。前開催はAコースを使用しておらず特に内の馬場が良好だと思われるので、今年は内枠有利になる確率が高いと思われる。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が2割位、内伸びが8割位となっている。馬場は上記の通りでAコース部分の状態が良いと思われるので、今年も内伸びになる確率が高いと思われる。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が3割位、前有利が7割位となっている。今年も馬場が良好で直線は外が伸びにくいと想定しているので、前有利になる確率が高いと思われる。

 

・ダート

火~水曜日に30.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良~稍重。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-1.0~+0.3秒位になることが多い。前開催は砂が少し薄かった印象で、しかも今週土曜日は含水率が高めだと思われるので-1.5~-0.5秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が7割位、内枠有利が3割位となっている。今年は含水率が高めで土曜日は風が弱い予報なので、例年よりも内枠有利になる確率が高いと思われる。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週はバイアスがほぼ出ない傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が5割位、前有利が5割位となっている。前開催は良馬場でも道悪でも前有利になりやすい傾向だったので、今開催も前有利になる確率が高いと思われる。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~水曜日に62.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催9週目。A→Bコース替わり2週目。コース全体の内ラチ沿いがデコボコしているが、この時期にしては例年通りか良好な部類。今週も週間の雨量が多いこともあり、馬場の表面が緩めかもしれない。

先週の時計は-2.0~-1.9秒位。今週は良馬場なので-2.0~-1.6秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。馬場にはまだ傷みが出ておらず、しかも表面が緩めだと思われるのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。馬場が段々と踏み固められてきたためか差し有利が薄れてきているが、まだ速い上がりが出そうなので今週も差し有利のバイアスに注意したい。

 

・ダート

火~水曜日に62.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良~稍重。

今週は火曜日に短時間に大量の雨が降り、砂の厚さが変わったことで下記の時計やバイアスがガラッと変化することもあり得るので注意したい。

先週の時計は-1.0~-0.3秒位。今週土曜日は馬場状態が稍重か含水率が高めの良になると思われるので-1.0~-0.3秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。先週土曜日は馬場状態が稍重で前有利のバイアスが出ていたので、今週土曜日も前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に27.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。使用コースは前2週がAコース、後1週がBコース。馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。芝の張り替えは無し。エアレーション等の馬場をほぐす作業も無し。JRAの画像を見る限りでは、今年は気温が高い日が多かったためか馬場は例年通りかそれ以上に良好そうに感じる。ただ、今週は週間の雨量が多く、しかも土曜日は気温が低いこともあり馬場の表面は緩めかもしれない。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-1.8~-0.8秒位になることが多い。前開催は馬場の傷みが少なかったため、今週土曜日は-2.0~-1.2秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは、出ない確率が4割位、内枠有利が4割位、外枠有利が2割位となっている。例年は速い時計が出ると内枠有利になりやすい傾向なので、今週土曜日は内枠有利になる確率が高いと思われる。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは、出ない確率が8割位、内伸びが2割位となっている。例年は速い時計が出ると内伸びになりやすい傾向なので、今週土曜日は内伸びになる確率が高いと思われる。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは、出ない確率が6割位、前有利が2割位、差し有利が2割位となっている。例年は速い時計が出ると前有利になりやすい傾向なので、今週土曜日は前有利になる確率が高いと思われる。

 

・ダート

月~火曜日に27.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良~稍重。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-0.7~±0秒位になることが多い。今週土曜日の想定馬場状態は良~稍重だが、今年は馬場は砂が例年よりも少し深めに感じるので、-1.0~±0秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が8割位、内枠有利が2割位となっている。今週土曜日は向こう正面が追い風気味の予報で、しかも含水率が高めだと思われるので、今週土曜日は内枠有利になる確率が高いと思われる。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が8割位、内伸びが2割位となっている。今週土曜日は馬場状態が稍重か含水率が高めの良になりそうなので、内伸びになる確率が高いと思われる。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が6割位、前有利が2割位、差し有利が2割位となっている。今週土曜日は馬場状態が稍重か含水率が高めの良になりそうなので、前有利になる確率が高いと思われる。

 

 

 

 

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