トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2023,1,21 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、中京競馬場、小倉競馬場)

 

土曜日は3場とも雨が降らない予報となっている。ただ、中山と小倉競馬場は週間に雨が降り金曜昼時点で道悪になっているため、時計やバイアスの出方に注意したい。

中山競馬場は月~火曜日に10.5㎜と金曜日の昼までに1.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。芝コースは馬場の広範囲に傷みが出ているので、傷みの進行具合でバイアスの出方が変わる可能性がある。

中京競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。こちらの芝コースは馬場の広範囲に傷みが出ているので、傷みの進行具合でバイアスの出方が変わる可能性がある。

小倉競馬場は月~水曜日に15㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。ダートコースは1月19日に凍結防止剤が散布されているので、時計がかなり遅くなる可能性がある。

では、2023年1月21日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に10.5㎜と金曜日の昼までに1.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良。

開催9週目。A→Cコース替わり4週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の広範囲に傷みが出ている。今週は金曜日にも雨が降ったため、土曜日は馬場が軟らかめでタフな状態だろう。

先週の時計は±0~+0.8秒位。土曜日は晴れ予報だが金曜日にも雨が降ったため-0.5~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。広範囲に傷みが出ていて、ちょっとしたことでバイアスの出方が変わってきそうだ。内ラチ沿いにさらに傷みが出てくると、比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。内に傷みがさらに出て多くの馬が内ラチ沿いを避けるようだと、バイアスが出にくくなる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。馬場の内に傷みが出ているので、段々と外が伸びてくる可能性がある。

前後は前~差しと想定。広範囲に傷みが出ていて、ちょっとしたことでバイアスの出方が変わってきそうだ。内ラチ沿いにさらに傷みが出てくると、段々と差しが決まってくる可能性がある。多くの馬が内ラチ沿いを避けるようだと、直線で比較的状態が良い進路を選べる逃げ先行が有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~火曜日に10.5㎜と金曜日の昼までに1.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良。

先週の時計は-0.4秒位。土曜日は晴れ予報なので-0.6~±0秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風の予報なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。今開催は良馬場だとバイアスが出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催4週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の広範囲に傷みが出ている。今週は雨が降らなかったが傷みが出ているので、馬場はタフな状態だろう。

先週の時計は+1.1~+1.4秒位。土曜日は晴れ予報なので-0.6~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。馬場の広範囲に傷みが出てタフな状態なので基本的にはバイアスは出にくいと思われるが、内ラチ沿いにさらに傷みが出てくると比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。馬場の内に傷みが出ているので、基本的には段々と外が伸びてくる可能性がある。ただ、内から2頭分はそこまで悪くないのでそこも伸びる可能性がある。

前後は前~差しと想定。馬場の広範囲に傷みが出ているので、段々と差しが有利になる可能性がある。ただ、多くの馬が内ラチ沿いを避けるようだと、直線で比較的状態が良い進路を選べる逃げ先行が有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は5%台なので少し水分が残っている。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

先週の時計は-0.6~±0秒位。土曜日は晴れ予報なので±0~+0.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。土曜日は3~4コーナーが向かい風の予報でキックバックが多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。2週前くらいから良馬場だと差し有利になりやすい傾向となっている。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~水曜日に15㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は曇りのち晴れ予報。想定馬場状態は良。

開催2週目。先週のレースでコース全体の内ラチ沿いが若干デコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いはデコボコしている。今週は水曜日まで雨が降ったので、馬場は少し軟らかめだと思われる。

先週の時計は-0.7~+1.4秒位。土曜日は雨が降らない予報なので-1.2~-0.5秒位と想定している。気温や太陽の出方で馬場の乾き具合で時計の出方も変わってきそうだ。

枠は内~フラットと想定。内ラチ沿いがデコボコし馬場も柔らかめだと思わるので基本的にはバイアスは出にくいと思われるが、馬場が想定以上に乾燥すると内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。内ラチ沿いがデコボコし馬場も柔らかめだと思わるので基本的にはバイアスは出にくいと思われるが、馬場が想定以上に乾燥すると内伸びになる可能性がある。

前後は展開次第と想定。内ラチ沿いがデコボコし馬場も柔らかめだと思わるのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

月~水曜日に15㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は曇りのち晴れ予報。想定馬場状態は良~稍重。

1月19日(木)に凍結防止剤が散布された。金曜昼時点の含水率が9~12%台と水分を含んでおり、馬場が粘っこくなることがある。時計も上がりも遅くなりやすい傾向があるので注意したい。

先週の時計は-1.8~-1.3秒位。凍結防止剤が散布されたので±0~+1.5秒位と想定している。凍結防止剤が散布された量にもよるが、ここ数年の傾向を見ても時計がかなり遅くなることがある。

枠はフラット~外と想定。小倉ダートは凍結防止剤が散布されてもあまりバイアスは出にくい傾向だが、たまに外枠有利になることがある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。小倉ダートは凍結防止剤が散布されると前有利になることが多い。

 

 

 

 

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