トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2023,1,22 日曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、中京競馬場、小倉競馬場)

 

日曜日は中山と中京競馬場は晴れ予報だが、小倉競馬場は晴れのち雨予報で午後から雨が降る可能性があるので、時計やバイアスの変化に注意したい。

中山競馬場は月~火曜日に10.5㎜と金曜日に1.5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。芝コースは傷みの進行具合によってバイアスの出方が変わりそうだ。

中京競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。ダートコースは馬場が乾燥しているため、外枠有利、差し有利になる可能性がある。

小倉競馬場は月~水曜日に15㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。日曜日の北九州市は雨が降る可能性があるので、時計やバイアスの出方に注意したい。

では、2023年1月22日、日曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に10.5㎜と金曜日に1.5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。日曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良。

開催9週目。A→Cコース替わり4週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の広範囲に傷みが出ている。日曜日は晴れ予報だが、金曜日の雨が多少残ると思われるので、馬場が少し軟らかめだろう。

土曜日の時計は+0.5秒位。日曜日は晴れ予報なので-0.3~+0.2秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。馬場の水分量や傷みの進行具合によってバイアスの出方が変わりそうだ。馬場の広範囲に傷みが出て馬場も柔らかめだと思われるので基本的にはバイアスは出にくいと思われるが、内ラチ沿いがさらに傷んでくると外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。馬場の水分が抜けるのが早いと、段々と外が伸びてくる可能性がある。

前後は前~差しと想定。馬場の水分が抜けるのが早いと、内ラチ沿いが傷んでいるので段々と差しが決まってくる可能性がある。ただ、多くの馬が内ラチ沿いを避けるようだと、比較的状態が良い進路を選びやすい逃げ先行馬が有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~火曜日に10.5㎜と金曜日に1.5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。日曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良。

土曜日の時計は-0.4秒位。日曜日は晴れ予報で馬場の水分がある程度抜けそうなので-0.6~-0.4秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。日曜日は向こう正面が追い風気味の予報なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。今開催は良馬場だとバイアスが出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れのち曇り予報。

開催4週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の広範囲に傷みが出ている。今週は雨が降らなかったこともあり土煙が上がるほど馬場は乾燥しているが、ダメージが出ているため表面は緩め。

土曜日の時計は-0.5秒位。日曜日は晴れ予報なので-0.5~-0.2秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。馬場の傷みの進行具合によってバイアスの出方が変わりそうだ。内ラチ沿いにさらに傷みが出てくると、比較的状態が良い外を走れる外枠が有利にになる可能性がある。土曜日と同じような状態であれば、土曜日と同じくバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラットと想定。内ラチ沿いを中心に傷みが出ているが、土曜日のレースを見る限りバイアスは出にくいだろう。

前後は前~差しと想定。土曜日はバイアスは出なかったが、一定以上の決め手が要求されていたので、日曜日は差し有利になる可能性がある。ただ、多くの馬が内ラチ沿いを避けるようだと、進路を選びやすい逃げ先行馬が有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は5%台なので少し水分が残っている。

日曜日の天気は晴れのち曇り予報。馬場の乾燥が進みそうだ。

土曜日の時計は+0.3秒位。日曜日も晴れ予報なので+0.3秒前後と想定している。

枠はフラット~外と想定。土曜日はバイアスが出なかったので日曜日も基本的には出にくいと思われるが、馬場の乾燥具合によっては砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。土曜日はバイアスが出なかったが、馬場の乾燥具合によっては日曜日は差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~水曜日に15㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。日曜日の天気は晴れのち雨予報で、昼過ぎから降水確率が高くなり、レース終了前後から雨が降る予報となっている。想定雨量は0~5㎜、想定馬場状態は良~稍重。

開催2週目。今までのレースのダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いがデコボコし始めた。日曜日は良馬場と想定しているが、週間の雨が残ると思われるので馬場は少し軟らかめだろう。

土曜日の時計は+0.3秒位。日曜日は午後から雨が降る可能性があるので、雨が降るまでは-0.6~±0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-0.3~+1.5秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。内ラチ沿いがデコボコしてきたが、まだ我慢できそうなので雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨が降らない場合は、土曜日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~水曜日に15㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。日曜日の天気は晴れのち雨予報で、昼過ぎから降水確率が高くなり、レース終了前後から雨が降る予報となっている。想定雨量は0~5㎜、想定馬場状態は良~稍重。

土曜日の時計は-0.7秒位。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降るまでは-0.3~+0.8秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.0~±0秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。雨が降らない場合は、馬場がほどよく湿ってキックバックが少なくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が湿って土曜日と同じく内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。今開催は馬場状態が稍重だとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

にほんブログ村 競馬ブログ 馬場適性理論へ
にほんブログ村

 


競馬・血統理論ランキング