トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2023,1,28 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、中京競馬場、小倉競馬場)

 

今週は気温が低い日が多く、週間に雨や雪が降り道悪になっている競馬場がある。しかも金曜午後にも雨や雪が降る予報の競馬場があるため、これから馬場状態が悪化する可能性がある。

東京競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。府中市は金曜午後に雨や雪が降る可能性があるので、それ次第で時計やバイアスの出方がかなり変わりそうだ。

中京競馬場は火曜日に0㎜と金曜日の昼までに0㎜の雪が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝はコース替わりと金曜午後の雨や雪次第で、時計やバイアスの出方がかなり変わりそうだ。

小倉競馬場は月曜日に4㎜の雨、火曜日に2㎜と水~木曜日に0㎜の雪、金曜日の昼までに3㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は重、ダートは不良。芝ダートともに道悪になっているのでバイアスが出そうだ。

では、2023年1月28日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後が曇りか雪か雨、土曜日は晴れ予報となっている。金曜午後の想定雨量は0~3㎜、土曜日の想定馬場状態は良~稍重。

今週が開幕週。使用コースは4週すべてDコース。馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。芝の張り替えは無し。エアレーション等の馬場をほぐす作業も無し。JRAの画像を見る限りでは馬場は例年通り良好な状態に感じる。ただ、金曜午後に雪が降る可能性があるため、積雪次第では馬場がタフになる可能性がある。もし雪が降らなければ馬場の硬さは標準位かやや硬めだと思われる。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-2.3~-1.0秒位になることが多い。今週は金曜午後に雪が降る可能性があるので、雪が降らない場合は-2.3~-1.2秒位、雪が降った場合は積雪次第で-2.0~±0秒位と想定している。

枠は内~外と想定。例年の開幕週は馬場が硬めだと内枠有利、軟らかめだと外枠有利になりやすい傾向となっている。そのため、金曜日に雪が降ると馬場が軟らかくなるので外枠有利、雪が降らないと馬場の硬さが標準かやや硬めだと思われるので内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは馬場が硬めだと内伸び、標準か軟らかめだとバイアスは出にくい傾向となっている。ただ、金曜午後に雪が降る可能性があるため、雪が降った場合は馬場が内から乾燥して内伸びになるか、馬場の乾きが遅いとバイアスは出にくいだろう。雪が降らない場合は、馬場の硬さが標準かやや硬めだと思われるので内伸びになる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。例年の開幕週のバイアスは馬場が硬めだと出にくく、軟らかめだと差し有利になりやすい傾向となっている。そのため、金曜日に雪が降ると馬場が軟らかくなるので差し有利、雪が降らないと馬場の硬さは標準かやや硬めだと思われるのでバイアスは出にくい可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は3%台なのでパサパサに乾燥している。

今後の天気は、金曜午後が曇りか雪か雨、土曜日は晴れ予報となっている。金曜午後の想定雨量は0~3㎜、土曜日の想定馬場状態は良~稍重。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-0.5~+1.0秒位になることが多い。凍結防止剤が散布されていて、しかも金曜午後に雪が降る可能性があるので、雪が降らない場合は-0.3~+0.8秒位、雪が降った場合は積雪次第で-1.0~+0.5秒位と想定している。凍結防止剤の散布量、積雪量、含水率で時計の出方がだいぶ変わりそうだ。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスは出にくい傾向だが、凍結防止剤が散布され、かつ、道悪になると外枠有利になることがある。そのため、金曜午後に雪が降った場合は積雪次第で土曜日は外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週は基本的にはバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスは出にくい傾向だが、凍結防止剤が散布され、かつ、道悪になると差し有利になることがある。そのため、金曜午後に雪が降った場合は積雪次第で差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火曜日に0㎜と金曜日の昼までに0㎜の雪が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後は雨か雪のち晴れ、土曜日は晴れ予報となっている。金曜午後の想定雨量は0~10㎜、土曜日の想定馬場状態は良~稍重。

開催5週目。今週からA→Bコース替わり。これにより傷んだ箇所はある程度カバーされたと思われるが、広範囲に傷みが出ていたので内ラチ沿いに残りそうだ。今週は金曜日に雪か雨が降っているので、土曜日は馬場がタフな状態だろう。

先週の時計は-0.7秒位。コース替わりで傷んだ箇所がある程度カバーされたが、金曜日に雪や雨が降る予報なので雨量次第で-0.7~+2.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。金曜日に雪や雨が降る予報で馬場が軟らかめだと思われるので基本的にはバイアスは出にくいだろうが、内ラチ沿いの傷みの進行具合によっては外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。金曜日に雪や雨が降る予報で馬場が軟らかめだと思われるので基本的にはバイアスは出にくいだろう。ただ、内ラチ沿いに傷みがかなり残っていると外伸び、傷みが少なく馬場が内から乾燥すると内伸びになる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。金曜日に雪や雨が降る予報で馬場が軟らかめだと思われるので、上がりに差が出にくく基本的にはバイアスは出にくいだろうが、傷みの進行具合によっては差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火曜日に0㎜と金曜日の昼までに0㎜の雪が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでパサパサに乾燥している。

今後の天気は、金曜午後は雨か雪のち晴れ、土曜日は晴れ予報となっている。金曜午後の想定雨量は0~10㎜、土曜日の想定馬場状態は良~重。

先週の時計は+0.3秒位。今週は凍結防止剤が散布され、しかも金曜日に雪や雨が降る予報なので雨量次第で-1.7~+0.6秒位と想定している。

枠は内~外と想定。近年の中京ダートの傾向だと、道悪になり速い時計が出ると内枠有利になる可能性がある。ただ、凍結防止剤が散布されており時計がそこまで速くならないと、過去の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。近年の中京ダートの傾向だと、道悪になり速い時計が出ると内伸びになる可能性がある。あまり速い時計が出ない場合は、今開催の傾向だとバイアスは出にくいだろう。

前後は前~差しと想定。近年の中京ダートの傾向だと、道悪になり速い時計が出ると前有利になる可能性がある。ただ、凍結防止剤が散布されており時計がそこまで速くならないと、今開催の傾向からすると差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に4㎜の雨、火曜日に2㎜と水~木曜日に0㎜の雪、金曜日の昼までに3㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は重。土曜日の天気は曇り予報だが降水確率が低いので雨や雪の心配は少ないだろう。土曜日の想定馬場状態は稍重~重。

開催3週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いがデコボコしている。今週は週間に雨や雪が降っているため、土曜日は馬場がタフな状態だろう。

先週の時計は-0.2~+1.1秒位。今週は週間の雨量が多かったので-0.3~+1.0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。週間の雨や雪で馬場が軟らかめだと思われるのでバイアスは出にくいと思われるが、先週から段々と外枠の好走が目立ってきていたので、内ラチ沿いに傷みが出てくると外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。週間の雨や雪で馬場が軟らかめだと思われるのでバイアスは出にくいと思われるが、先週から段々と外が伸びてきていたので、内ラチ沿いに傷みが出てくると外伸びになる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。週間の雨や雪で馬場が軟らかめだと思われるのでバイアスは出にくいと思われるが、先週から段々と差しが決まってきていたので、内ラチ沿いに傷みが出てくると差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月曜日に4㎜の雨、火曜日に2㎜と水~木曜日に0㎜の雪、金曜日の昼までに3㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は不良。土曜日の天気は曇り予報だが降水確率が低いので雨や雪の心配は少ないだろう。土曜日の想定馬場状態は重~不良。

先週の時計は-0.7~-0.3秒位。今週は週間の雨量が多かったので-2.0~-0.7秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。先週は馬場状態が稍重で内枠有利になったので、今週土曜日も内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。今開催は道悪だとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

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