トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,5,19 日曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場、新潟競馬場)

 

日曜日にオークス(GⅠ)が行われる。舞台の東京芝は降水確率が少し高めでパラッと雨が降る可能性があるので、雨の有無でバイアスの出方が変わる可能性があるので注意したい。

東京競馬場は月曜日に45.5㎜と水~木曜日に8㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。上記の通り府中市はパラッと雨が降る可能性があるので、雨の有無によるバイアスの変化に注意したい。

京都競馬場は月曜日に28.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。京都市は速ければ10時前後から雨が降る可能性があるので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

新潟競馬場は月曜日に24㎜と木曜日に8.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは内ラチ沿いに傷みが出ているので、外伸び、差し有利のバイアスが出る可能性がある。

では、2024年5月19日、日曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に45.5㎜と水~木曜日に8㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、昼前後から降水確率が少し高めとなっているのでパラッと雨が降る可能性がある。想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

開催5週目、A→Bコース替わり2週目。今までのレースで3~4コーナーの内ラチ沿いが少しデコボコしてきたが、全体的にはかなり良好な状態。週間に雨が降ったが馬場の硬さは標準位。

土曜日の時計は-2.4秒位。日曜日はパラッと雨が降る可能性があるが、降っても少量の予報なので雨量に関わらず-2.5~-2.1秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、まだ傷みが出ていないためバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が少し緩めになりそうなので、スムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。まだ傷みが出てないので雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降らない場合は、まだ傷みが出てないので前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が少し緩めになりそうなことと、速い上がりが出ているので差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月曜日に45.5㎜と水~木曜日に8㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は5%台だが土曜日のレースを見る限りではほぼパサパサに乾燥していると思われる。

日曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、昼前後から降水確率が少し高めとなっているのでパラッと雨が降る可能性がある。想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

土曜日の時計は-0.7秒位。日曜日はパラッと雨が降る可能性があるが、降っても少量の予報なので雨量に関わらず-0.8~-0.4秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、馬場がさらに乾燥してキックバックが多くなるかもしれないので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性があるが、埃止めの散水が多いと曇りで乾きにくいのでバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が湿るかもしれないので、そうなるとバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。今開催は良馬場だと差し有利になることがある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に28.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は曇りのち雨で本格的に降るのは夜遅くの予報だが、早ければ10時前後からパラッと雨が降る可能性がある。想定雨量は0~8㎜、想定馬場状態は良~重。

開催5週目、A→Bコース替わり2週目。今までのレースの傷みは無く、馬場はかなり良好な状態。土曜7時のクッション値が10.4だったように、馬場の硬さは標準位か若干硬めかもしれない。

土曜日の時計は-2.5秒位。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.6~-2.4秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.5~±0秒位と想定している。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、馬場が硬めだと思われるので多少は内枠の好走が多いかもしれないが、基本的には前日と同じくバイアスは出にくいだろう。少量の雨が降った場合は、馬場の表面が緩めになりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。それなりの雨量だった場合は、馬場が軟らかくなるのでバイアスは出にくいだろう。雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出て場合は、馬場が内から乾燥してロスが少ない内枠が有利になることもあり得る。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出て場合は、馬場が内から乾燥して内が伸びる可能性がある。それ以外の場合は、雨が降らなければ馬場が硬めだと思われることもあり多少は内が伸びるかもしれないが、まだ馬場に傷みが出ていないので雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は前~差しと想定。雨が降らない場合は、馬場が硬めだと思われるので前が止まりにくくなり前有利になる可能性がある。少量の雨が降った場合は、馬場の表面が緩くなり速い上がりが出ていることもあり差し有利になる可能性がある。それなりの雨量だった場合は、上がりが遅くなり差が出にくくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

月曜日に28.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は5~6%台だが、土曜日のレースを見る限りではほぼパサパサに乾燥していると思われる。

日曜日の天気は曇りのち雨で本格的に降るのは夜遅くの予報だが、早ければ10時前後からパラッと雨が降る可能性がある。想定雨量は0~8㎜、想定馬場状態は良~重。

土曜日の時計は+0.3秒位。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は±0~+0.4秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.5~+1.5秒位と想定している。改修工事後の京都ダートは馬場が湿ると時計がかなり遅くなることが多いので注意したい。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、今開催の良馬場の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、改修工事後の京都ダートの道悪の傾向からすると外枠有利になることがある。

直線の伸びはフラットと想定。改修工事後の京都ダートは馬場状態に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。雨が降らない場合は、今開催の良馬場の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、改修工事後の京都ダートの道悪の傾向からすると前有利になることがある。

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に24㎜と木曜日に8.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は曇り時々晴れ予報。

開催4週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに傷みが目立ち、直線は内から4分所位までに傷みが目立つ。週間に雨が降ったが馬場の硬さは標準位。

土曜日の時計は+1.3秒位。日曜日は雨が降らない予報なので+1.2~+1.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。直線は進路をかなり外に取るためバイアスが出ない確率が高そうだが、傷みの進行具合によっては外枠有利になることもあり得る。

直線の伸びはやや外~外。直線は内から4分所位まで傷みが目立つのでそこより外が伸びて、レースによっては外ラチ近くに進路を取る馬も多くなりそうだ。

前後は展開次第~差しと想定。馬場に傷みが目立ち逃げ先行馬が失速しやすいので、日曜日も前日と同じく差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月曜日に24㎜と木曜日に8.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は6%台なので若干水分が残っている。

日曜日の天気は曇り時々晴れ予報。馬場の乾燥が進みそうだ。

土曜日の時計は-0.6秒位。日曜日も雨が降らない予報なので-0.6~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。日曜日は一日で風向きが変わる予報なので、風向き次第で外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。今開催は良馬場だと前有利になることがある。

 

 

 

 

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