今週は東京と京都競馬場の2場開催となる。2場とも週間に雨が降ったが金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良となっており、土曜日も晴れ予報なので芝ダートともに良馬場でレースが行えそうだ。
東京競馬場は月曜日に17.5㎜と水曜日に0.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝は今週からB→Cコース替わりなので、先週までとは違うバイアスが出るかもしれない。
京都競馬場は月曜日に6㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場が硬めになるかもしれないので、そうなると内枠有利、内伸び、前有利のバイアスが出る可能性がある。
では、2024年5月25日、土曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
東京競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
月曜日に17.5㎜と水曜日に0.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ時々曇り予報。
開催6週目、今週からB→Cコース替わり。これにより傷んだ箇所はカバーされ、馬場は良好な状態になったと思われる。今週は月曜日と水曜日に雨が降ったが、その後晴れたため馬場の硬さは標準位だと思われる。
先週の時計は-2.4秒位。今週土曜日は雨が降らない予報でコース替わりなので-2.7~-2.4秒位と想定している。
枠は内~フラットと想定。コース替わりで傷んだ箇所がカバーされたためバイアスが出ない確率が高そうだが、段々と馬場が踏み固められてくる頃なのでロスが少ない内枠が有利になることもあり得る。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。コース替わりで傷んだ箇所がカバーされたためバイアスが出ない確率が高そうだが、段々と馬場が踏み固められてくる頃なので内が伸びることもあり得る。
前後は展開次第~差しと想定。馬場の硬さが標準位だと思われるのでバイアスが出ない確率が高そうだが、速い上がりが出ているので差し有利になることもあり得る。
・ダート
月曜日に17.5㎜と水曜日に0.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2~4%台なのでパサパサに乾燥している。
土曜日の天気は晴れ時々曇り予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。
先週の時計は-0.7秒位。今週土曜日は晴れ時々曇り予報で馬場が乾燥しているので-0.9~-0.5秒位と想定している。
枠はフラット~外と想定。馬場がほぼパサパサに乾燥していることと、土曜日は向こう正面が向かい風の予報でキックバックが多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。
前後は展開次第~差しと想定。今開催は良馬場だと差し有利になることがある。
京都競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
月曜日に6㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。
開催6週目、A→Bコース替わり3週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに若干のダメージが出てきたが、馬場は全体的にはかなり良好な状態。金曜9時30分時点のクッション値は9.3なので馬場の硬さは標準位だと思われるが、火曜日以降は晴れた日が続いたため、土曜日はクッション値の数値が上がり馬場が硬くなることもありえる。
先週の時計は-2.5~-1.0秒位。今週土曜日は晴れ予報で馬場が少し硬めになるかもしれないので-2.8~-2.3秒位と想定している。
枠は内~フラットと想定。馬場の硬さが標準位だとまだ傷みが出ていないのでバイアスは出にくいだろうが、硬めだとロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。馬場の硬さが標準位だとまだ傷みが出ていないのでバイアスは出にくいだろうが、硬めだとロスが少ない内が伸びる可能性がある。
前後は前~展開次第と想定。馬場の硬さが標準位だと、まだ傷みが出ていないので一定以上の決め手が要求されるかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。硬めだと前が止まりにくくなり前有利になる可能性がある。
・ダート
月曜日に6㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は4%台なのでパサパサに乾燥している。
土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。
先週の時計は+0.3秒位。今週土曜日は晴れ予報なので±0~+0.3秒位と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。今開催は良馬場だとバイアスは出にくい傾向となっている。
前後は展開次第と想定。今開催は良馬場だとバイアスは出にくい傾向となっている。