トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,6,8 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場、函館競馬場)

 

今週から函館を加えての3場開催となる。3場とも久しぶりに馬場状態は芝ダートともに良となっており、土曜日も雨が降らないので良馬場でレースが行えそうだ。

東京競馬場は月~火曜日に18㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースはクッション値が高めなので、馬場の硬さ次第で時計やバイアスが変わってくる可能性がある。

京都競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。京都は1週間も雨が降っていないので、芝コースは馬場が硬くなり先週までとは違う時計やバイアスが出る可能性がある。

函館競馬場は月曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは開幕週らしく、内枠有利、内伸び、前有利のバイアスが出る可能性がある。

では、2024年6月8日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に18㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催8週目、B→Cコース替わり3週目。今までのレースで向こう正面の内ラチ沿いにダメージが出始め、3~4コーナーの内ラチ沿いがデコボコしてきたが、全体的には馬場は良好な状態。金曜10時時点のクッション値が10.0と今開催にしては高めなので、土曜日はもしかすると馬場が硬めになっているかもしれない。

先週の時計は-2.4~-1.3秒位。今週土曜日は晴れ予報で、しかも馬場が硬めになるかもしれないので-2.8~-2.1秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。馬場が硬めの場合は、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。硬さが標準位の場合は、まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。馬場が硬めの場合は、ロスが少ない内が伸びてくる可能性がある。硬さが標準位の場合は、まだ馬場に傷みが出てないのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。まだ馬場に傷みが出ていないので、一定以上の決め手が要求されるかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

月~火曜日に18㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は4~6%台なので少し水分が残っている。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場の乾燥が進みそうだ。

先週の時計は-2.4~-1.7秒位。今週土曜日は晴れ予報なので-1.2~-0.5秒位と想定している。ただ、今週月曜日は短時間の雨量が多く、砂が流れて今までとは違う時計やバイアスが出るかもしれないので注意したい。

枠はフラット~外と想定。土曜日は向こう正面が向かい風の予報なので、含水率次第ではキックバックが多くなり外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。今開催は良馬場で速い上がりが出るようだと差し有利になることがある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れのち曇り予報。

開催8週目、B→Cコース替わり2週目。先週のレースでコース全体の内ラチ沿いにダメージが出始めたが、全体的には馬場はかなり良好な状態。今週は週間に雨が降らなかったが金曜9時30分時点のクッション値が9.3なので、数値上は馬場の硬さは標準位。しかし、1週間も雨が降っていないことから土曜日はクッション値がもっと高くなり馬場が硬めになるかもしれないので注意したい。

先週の時計は-2.4~+1.4秒位。今週は週間に雨が降らず土曜日は馬場が硬くなるかもしれないので-2.8~-2.1秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。馬場が硬めの場合は、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。硬さが標準位の場合は、まだ傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。馬場が硬めの場合は、ロスが少ない内が伸びる可能性がある。硬さが標準位の場合は、まだ傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。馬場が硬めの場合は、前が止まりにくく前有利になる可能性がある。硬さが標準位の場合は、一定以上の決め手が要求されるかもしれないが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は3~4%台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は晴れのち曇り予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

先週の時計は-0.5~+0.2秒位。今週土曜日は晴れのち曇り予報なので-0.3~+0.4秒位と想定している。ただ、2週前の大雨により砂が流れて今までとは違う時計やバイアスの出方になるかもしれないので注意したい。

枠はフラット~外と想定。今開催は良馬場だとバイアスはほとんど出ないが、馬場がパサパサに乾燥すると偶に外枠有利になることがある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

函館競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報。

今週が開幕週。使用コースは前4週がAコース、後2週がBコース。馬場は洋芝のみ。約5,600㎡の芝を張り替え(去年は約6,600㎡、一昨年は約7,000㎡)。エアレーションとシャタリング作業を実施。JRAの画像を見る限りでは馬場は例年と同程度に感じるが、今年は春先の気温が低かったこともあり、それがどの程度影響があるのかを注視したい。

例年の開幕週の時計は-1.8~-1.0秒位になることが多いが、2016年以前は-2.5秒よりも速い時計が出ていたこともあるので注意したい。今週土曜日は雨が降らない予報なので例年通り-1.8~-1.0秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が4割位、内枠有利が6割位となっている。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が1.5割位、内伸びが8.5割位となっている。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が4割位、前有利が6割位となっている。

 

・ダート

月曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2~3%台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は曇り時々晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-0.7~+0.8秒位になることが多い。今週土曜日はパサパサの良馬場でレースが行えそうなので例年通り-0.7~+0.8秒位と想定している。

枠は内~外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が6割位、内枠有利が2割位、外枠有利が2割位となっている。今週土曜日は向こう正面が追い風の予報なのでバイアスは出ないか、内枠有利になる確率が高いと思われる。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が7割位、内伸びが3割位となっている。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だとほぼ前有利となっている。

 

 

 

 

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