トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,6,30 日曜日 トラックバイアス予想 (福島競馬場、小倉競馬場、函館競馬場)

 

日曜日は3場とも雨が降る可能性がある。特に小倉競馬場は大気の状態が不安定で急な雷雨があるかもしれないので、雨量による時計やバイアスの変化に注意したい。

福島競馬場は金曜日に0㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。日曜日の福島市は大気の状態が不安定で早ければ昼過ぎから雨が降る可能性がある。

小倉競馬場は火曜日に2㎜、木~金曜日に33.5㎜、土曜日に数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。日曜日の北九州市は発雷確率が高めで急な雷雨があるかもしれないので注意したい。

函館競馬場は月曜日に4.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。日曜日の函館市はレース終了前後から雨が降る可能性があるので注意したい。

では、2024年6月30日、日曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

福島競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

金曜日に0㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れのち雨でレース終了前後から雨が降る予報となっているが、大気の状態が不安定なのでもしかすると早ければ昼過ぎから雨が降ることもあり得る。想定雨量は0~20㎜、想定馬場状態は良~不良。

今週が開幕週。馬場は開幕週らしく良好な状態で、前開催に引き続き例年よりも良好に感じる。馬場の硬さは標準位。

土曜日の時計は-1.5秒位。日曜日は晴れのち雨予報なので、雨が降るまでは-1.5秒前後、雨が降ってからは雨量次第で-1.5~+3.0秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。雨が降るまでは、馬場が例年よりも良さそうなので馬場の乾き具合によってはロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。雨が降ったが雨量が少なめの場合は、馬場が軟らかくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、内も外も変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降るまでは、馬場が例年よりも良さそうなので馬場の乾き具合によってはロスが少ない内が伸びる可能性がある。雨が降った場合は、馬場が軟らかくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨が降るまでは、馬場が例年よりも良さそうなので馬場の乾き具合によっては前が止まりにくくなり前有利になる可能性がある。雨が降ったが雨量が少なめの場合は、馬場が軟らかくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、タフになり上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。

 

・ダート

金曜日に0㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は2~3%台なのでパサパサに乾燥している。

日曜日の天気は晴れのち雨でレース終了前後から雨が降る予報となっているが、大気の状態が不安定なのでもしかすると早ければ昼過ぎから雨が降ることもあり得る。想定雨量は0~20㎜、想定馬場状態は良~不良。

土曜日の時計は±0秒位だと思われるが、スローペースのや低レベルのレースが多かったので後で修正するかもしれない。日曜日は晴れのち雨予報なので、雨が降るまでは-0.3~+0.4秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.5~+0.4秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。雨が降るまでは、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降ってからは、近年の福島ダートの傾向からするとバイアスが出ないことが多いが、偶に内枠有利になることがある。

直線の伸びはフラットと想定。雨の有無に関わらず前日や近年の福島ダートの道悪の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨が降るまでは、前日はバイアスは出なかったが近年の良馬場の傾向からすると前有利になる可能性がある。雨が降ってからは、近年の福島ダートの道悪の傾向からすると高い確率で前有利になりやすい。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火曜日に2㎜、木~金曜日に33.5㎜、土曜日に数ミリの雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。今後の天気は、土曜夜は雨時々曇り、日曜日は曇り時々雨予報となっている。ただ、土曜夜から日曜日にかけて発雷確率が高めで、特に日曜日のレース中は高いので急な雷雨の可能性がある。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は5~60㎜、日曜日の想定馬場状態は良~不良。

今週が開幕週。馬場は芝を張り替えたこともあり傷みは無い。ただ、例年よりも開催時期が早いからか芝の状態は例年よりも悪く感じる。今後は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る予報なので、馬場は前日よりもタフになりそうだ。

土曜日の時計は-0.7~+0.8秒位で、1200mが-0.7秒位、1800m以上が+0.8秒位。今後は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る予報なので、日曜日はその雨量次第で-0.4~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。土曜日と同じく1200mは時計が速め、1800m以上は遅めになるかもしれない。

枠は内~外と想定。雨量が少なめの場合は、馬場の表面が緩めになりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。雨量がそれなりの場合は、馬場が軟らかくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。雨量が多く馬場がグチャグチャの場合は、タフになり内も外も変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。雨量に関わらず馬場に傷みが出ていないのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨量が多く馬場がグチャグチャの場合は、タフになり上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。それ以外の場合は、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

火曜日に2㎜、木~金曜日に33.5㎜、土曜日に数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、土曜夜は雨時々曇り、日曜日は曇り時々雨予報となっている。ただ、土曜夜から日曜日にかけて発雷確率が高めで、特に日曜日のレース中は高いので急な雷雨の可能性がある。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は5~60㎜、日曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

土曜日の時計は-1.3秒位。今後の天気は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る予報なので、日曜日はその雨量次第で-3.5~-0.5秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮き田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-1.8~-0.5秒位になることもあり得る。

枠は内~フラットと想定。近年の小倉ダートは道悪だとバイアスはほぼ出ない傾向だが、稀に内枠有利になることがある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。近年の小倉ダートは道悪だとバイアスはほぼ出ない傾向だが、稀に内伸びになることがある。

前後は前~展開次第と想定。前日もそうだったが、近年の小倉ダートは道悪になると前有利になることが多い。

 

 

 

 

 

函館競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に4.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れのち雨でもしかするとレース終了前後から雨が降る予報となっている。想定雨量は0~2㎜、想定馬場状態は良。

開催4週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いがデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いに傷みが出ている。馬場の硬さは標準位。

土曜日の時計は-1.1秒位。日曜日はレース終了前後から雨が降る可能性があるので、雨が降るまでは-1.1~-0.9秒位、雨が降ってからは雨量次第で-1.0~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨の有無に関わらず、内ラチ沿いに傷みが出てきたのでどこかのタイミングで比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。雨の有無に関わらず、内ラチ沿いに傷みが出てきたのでどこかのタイミングで比較的状態が良い外が伸びてくる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。雨の有無に関わらず、内ラチ沿いに傷みが出てきたのでどこかのタイミングで差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月曜日に4.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は2~3%台なのでパサパサに乾燥している。

日曜日の天気は晴れのち雨でもしかするとレース終了前後から雨が降る予報となっている。想定雨量は0~2㎜、想定馬場状態は良。

土曜日の時計は-0.9秒位。日曜日はレース終了前後から雨が降る可能性があるが、雨量は少ないと思われるので雨の有無に関わらず-1.1~-0.7秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。馬場がパサパサに乾燥しているので、キックバックが多くなるようだと外枠有利になる可能性がある。ただ、雨が降ると馬場の表面が湿るのでバイアスは出にくくなるかもしれない。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は雨の有無に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。雨の有無に関わらず、日曜日は向こう正面が追い風気味の予報で追走が楽になりそうなので、前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

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