トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,8,17 土曜日 トラックバイアス予想 (新潟競馬場、中京競馬場、札幌競馬場)

 

今週は3場とも週間に雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良となっている。ただ、3場とも大気の状態が不安定だったり降水確率が少し高めなので、雨の有無や雨量次第でバイアスの出方が変化することもあり得る。

新潟競馬場は月曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の新潟市は大気の状態が不安定でパラッと雨が降る可能性がある。

中京競馬場は木曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の中京競馬場周辺は発雷確率が少し高めで急な雷雨の可能性がある。

札幌競馬場は月~水曜日に19㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の札幌市は降水確率が少し高めでパラッと雨が降る可能性がある。

では、2024年8月17日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが、大気の状態が不安定なのでパラッと雨が降る可能性がある。土曜日の想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

開催4週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いが少しデコボコしているが、芝の状態は例年以上に良好。今週は週間の雨量が少なかったので、馬場の硬さは標準位だと思われる。

先週の時計は-1.8~-1.0秒位。土曜日は大気の状態が不安定でパラッと雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.8~-1.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.8~-0.7秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。内ラチ沿いが少しデコボコしてきたがまだ傷みは出ていないので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。雨の有無に関わらずまだ馬場に傷みが出ていないので内回りはバイアスは出にくいだろうが、外回りは速い上がりが出ているので差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は1~3%台なのでカラカラに乾燥している。

土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが、大気の状態が不安定なのでパラッと雨が降る可能性がある。土曜日の想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

先週の時計は-0.7~-0.3秒位。土曜日は大気の状態が不安定で雨が降る可能性があるが、降っても少量の予報なので雨の有無に関わらず-0.7~±0秒位と想定している。土曜日は正面直線が向かい風の予報で、1800mはそこを2回通るので時計が遅めになることもあり得る。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。今開催の良馬場の傾向からすると、雨の有無に関わらず前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

木曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて晴れ時々曇り予報だが、金曜午後は大気の状態不安定、土曜日の午後は発雷確率が少し高めなので、金曜午後はパラッと雨が、土曜日はゲリラ豪雨の可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~50㎜、土曜日の想定馬場状態は良~不良。

開催2週目。先週のレースでは馬場にダメージは出ず、野芝のみということもあり例年以上に良好な状態。今週は木曜日に雨が降ったが少量なので、金曜午後以降に雨が降らない場合は馬場が硬めになることもあり得る。

先週の時計は-2.7~-2.2秒位。今週は金~土曜日に雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.7~-2.0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.5~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、まだ馬場が良好な状態なのでバイアスは出にくいだろう。少量の雨が降った場合は、馬場の表面が緩くなりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。雨がそれなり以上に降った場合は、まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。ただ、雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥してロスが少ない内枠が有利になることもあり得る。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。大量の雨が降り馬場がグチャグチャになった場合は、近年の傾向からするとスムーズに走れる外が伸びてくることもあり得る。それ以外の場合は、まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。ただ、雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになることもあり得る。

前後は前~差しと想定。雨が降らなかったり降っても少量の場合は、速い上がりが出るようだと差し有利になる可能性がある。大量の雨が降った場合は、馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので、前有利になる可能性がある。

 

・ダート

木曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでパサパサに乾燥している。

今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて晴れ時々曇り予報だが、金曜午後は大気の状態不安定、土曜日の午後は発雷確率が少し高めなので、金曜午後はパラッと雨が、土曜日はゲリラ豪雨の可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~50㎜、土曜日の想定馬場状態は良~不良。

先週の時計は-0.7秒位。今週は金~土曜日に雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.7~-0.4秒位、雨が降った場合は雨量次第で-3.5~-0.4秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮き田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-2.0~-0.8秒位になることもあり得る。

枠は内~外と想定。雨が降らなかったり降っても少量の場合は、馬場がパサパサに乾燥しておりキックバックが多くなるかもしれないので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。それなり以上の雨が降った場合は、近年の中京ダートの道悪の傾向からすると内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らなかったり降っても少量の場合は、先週の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。それなり以上の雨が降った場合は、近年の中京ダートの道悪の傾向からすると内伸びになる可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。雨が降らなかったり降っても少量の場合は、先週の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。それなり以上の雨が降った場合は、近年の中京ダートの道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

札幌競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~水曜日に19㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り予報だが、降水確率が高めなのでパラッと雨が降る可能性がある。土曜日の想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

開催5週目、今週からA→Cコース替わり。これにより傷んだ箇所はカバーされ、馬場はおおむね良好な状態になったと思われる。もし土曜日に雨が降らなくても、週間に雨が降ったことから馬場の表面が緩めになる可能性がある。

先週の時計は-1.8秒位。今週は土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.3~-1.9秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.3~-1.0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、コース替わりで馬場が良好な状態になると思われるのでバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が緩めになりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。コース替わりで馬場が良好な状態になると思われるので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨の有無に関わらず、近年の札幌芝のコース替わりの週の傾向からするとバイアスは出にくいか、偶に前有利になることがある。

 

・ダート

月~水曜日に19㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は6%台なので少し水分が残っている。

土曜日の天気は曇り予報だが、降水確率が高めなのでパラッと雨が降る可能性がある。土曜日の想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

先週の時計は±0~+0.3秒位。今週は土曜日は雨が降る可能性があるが降っても少量の予報なので、雨の有無に関わらず±0~+0.3秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。今開催の良馬場の傾向からすると、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。今開催の良馬場の傾向からすると、雨の有無に関わらず前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

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