今週は週間に雨が降った競馬場もあったが、金曜昼時点では3場とも馬場状態は芝ダートともに良となっている。ただ、3場とも金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので注意したい。
新潟競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の新潟市は大気の状態が不安定で雨が降る可能性があるので注意したい。
中京競馬場は火曜日に17㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。中京競馬場周辺は金曜午後から土曜日にかけてゲリラ雷雨の可能性があるので注意したい。
札幌競馬場は月～火曜日に6.5㎜と木曜日に4.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。札幌市は金曜午後の降水確率が高めなので雨に注意したい。
では、2024年8月24日、土曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
新潟競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが大気の状態が不安定なのでザッと雨が降る可能性がある。想定雨量は0～10㎜、想定馬場状態は良～重。
開催5週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いが少しデコボコしてきたが、芝の状態はこの時期にしては良好な部類。約3週間もほぼ雨が降っていないので、もし土曜日に雨が降らなければ馬場が硬めになることもあり得る。
先週の時計は－1.8～－1.0秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は－2.3～－1.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で－2.0～＋1.5秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。雨が降らない場合は、そろそろ内ラチ沿いに傷みが出てくる頃なので、どこかのタイミングで外枠有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が緩くなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。
直線の伸びはフラット～やや外と想定。雨が降らない場合は、そろそろ内ラチ沿いに傷みが出てくる頃なので、どこかのタイミングで外伸びになる可能性がある。雨が降った場合も、雨量次第だが内ラチ沿いに傷みが出てくると外伸びになる可能性がある。
前後は展開次第～差しと想定。雨の有無に関わらず、内ラチ沿いに傷みが出てくると段々と差し有利になる可能性がある。
・ダート
週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は1％台なのでカラカラに乾燥している。
土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが大気の状態が不安定なのでザッと雨が降る可能性がある。想定雨量は0～10㎜、想定馬場状態は良～重。
先週の時計は－0.7～－0.3秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は－0.9～±0秒位、雨が降った場合は雨量次第で－2.0～±0秒位と想定している。土曜日は正面直線が向かい風の予報で、1800mはそこを2回通るので時計が遅くなることもあり得る。
枠はフラット～外と想定。雨が降らない場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが近年の新潟ダートの道悪の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。
前後は前～展開次第と想定。雨が降らない場合は、今開催の良馬場の傾向からすると前有利になる可能性がある。雨が降った場合も、雨量次第だが近年の新潟ダートの道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。
中京競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
火曜日に17㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが、金曜午後は発雷確率が少し高め、土曜日は発雷確率が高めなのでゲリラ雷雨の可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0～50㎜、土曜日の想定馬場状態は良～不良。
開催3週目。今までのレースで向こう正面から3～4コーナーにかけての内ラチ沿いに少しダメージが出ているが、芝の状態はこの時期にしてはかなり良好な部類。今週は火曜日にまとまった雨が降ったので、馬場の硬さは標準位だろう。
先週の時計は－2.7～－2.6秒位。今週金～土曜日は発雷確率が高くゲリラ雷雨の可能性があるので、雨が降らない場合は－2.2～－1.8秒位、雨が降った場合は雨量次第で－2.1～＋3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。
枠は内～外と想定。雨が降らない場合は、まだ傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。少量の雨が降った場合は、馬場の表面が緩めになりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。大量の雨が降り馬場がグチャグチャになった場合は、内も外も変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、馬場が内から乾燥してロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内～やや外と想定。雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。大量の雨が降り馬場がグチャグチャになった場合は、スムーズに走るために進路を外に取ってくる可能性がある。それ以外の場合は、まだ傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。
前後は前～差しと想定。雨が降らない場合は、バイアスが出ない確率が高そうだが、速い上がりが出るようだと差し有利になる可能性がある。大量の雨が降り馬場がグチャグチャになった場合は、タフになり上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。それ以外の場合は、まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。
・ダート
火曜日に17㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は6％台なので少し水分が残っている。
今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが、金曜午後は発雷確率が少し高め、土曜日は発雷確率が高めなのでゲリラ雷雨の可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0～50㎜、土曜日の想定馬場状態は良～不良。
先週の時計は－0.7秒位。今週金～土曜日は発雷確率が高くゲリラ雷雨の可能性があるので、雨が降らない場合は－0.7秒前後、雨が降った場合は雨量次第で－3.5～－0.3秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮き田んぼのような状態になると、走りにくくなるため－2.3～－0.8秒位になることもあり得る。
枠は内～外と想定。雨が降らない場合は、馬場が乾燥しているので砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが近年の中京ダートの道悪の傾向からすると内枠有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内～フラットと想定。雨が降らない場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、近年の中京ダートの道悪の傾向からすると内伸びになる可能性がある。
前後は前～展開次第と想定。雨が降らない場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、近年の中京ダートの道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。
札幌競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
月～火曜日に6.5㎜と木曜日に4.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後は曇り時々晴れ予報だが降水確率が少し高め、土曜日は晴れ予報。金曜午後の想定雨量は0～3㎜、土曜日の想定馬場状態は良。
開催6週目、A→Cコース替わり2週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いにダメージが出て、3～4コーナーの内ラチ沿いは少しデコボコしている。今週は週間に雨が降ったので、もし金曜午後に雨が降らなくても馬場の表面が少し緩めになる可能性がある。
先週の時計は－2.2～－2.1秒位。今週は金曜午後に雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は－2.1～－1.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で－2.1～－1.0秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスも出ない確率が高そうだが、そろそろ内ラチ沿いに傷みが出てきそうなのでどこかのタイミングで外枠有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラット～やや外と想定。まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスも出ない確率が高そうだが、そろそろ内ラチ沿いに傷みが出てきそうなのでどこかのタイミングで外伸びになる可能性がある。
前後は展開次第～差しと想定。まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスも出ない確率が高そうだが、そろそろ内ラチ沿いに傷みが出てきそうなのでどこかのタイミングで前有利になる可能性がある。
・ダート
月～火曜日に6.5㎜と木曜日に4.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は5％台なので少し水分が残っている。
今後の天気は、金曜午後は曇り時々晴れ予報だが降水確率が少し高め、土曜日は晴れ予報。金曜午後の想定雨量は0～3㎜、土曜日の想定馬場状態は良～稍重。
先週の時計は＋0.3秒位。今週は金曜午後に雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は±0～＋0.3秒位、雨が降った場合は雨量次第で－1.0～＋0.3秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。雨が降らない場合は、今開催の良馬場の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが今開催の道悪の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスが出にくい傾向となっている。
前後は前～展開次第と想定。雨が降らない場合は、土曜日は向こう正面が追い風の予報で楽に走れそうなので、前有利になる可能性がある。雨が降った場合も、今開催の道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。
