トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,9,1 日曜日 トラックバイアス予想 (新潟競馬場、中京競馬場、札幌競馬場)

 

日曜日も新潟と中京で雨が降る可能性があり、特に中京の午後は発雷確率が高くゲリラ雷雨の可能性があるので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

新潟競馬場は芝ダートともに稍重。火~金曜日に10㎜と土曜日に数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。日曜日の新潟市は大気の状態が不安定でパラッと雨が降る可能性がある。

中京競馬場は月~金曜日に109㎜と土曜日に数十ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに不良。日曜日の中京は午後の発雷確率が高いので、ゲリラ雷雨に注意したい。

札幌競馬場は月~火曜日に33㎜と土曜日に十数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに重。日曜日の札幌市は晴れて馬場状態の回復が見込まれるので、前日とは時計やバイアスの出方が変化する可能性がある。

では、2024年9月1日、日曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~金曜日に10㎜と土曜日に数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、土曜夜は曇り予報だが降水確率が高め、日曜日は晴れ時々曇り予報だが大気の状態が不安定なのでパラッと雨が降る可能性がある。土曜夜の想定雨量は0~3㎜、日曜日の想定雨量は0~5㎜、日曜日の想定馬場状態は良~重。

開催6週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いがデコボコし、各3~4コーナーと直線の一部に傷みが目立つ。土曜夜以降に雨が降らなくても、日曜日は馬場の表面が緩めだろう。

土曜日の時計は-0.9~±0秒位。今後は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.0~-0.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.0~+1.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨量が多いとバイアスが出ない確率が高くなりそうだが、雨の有無や雨量に関わらず内ラチ沿いに傷みが出ているためどこかのタイミングで外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。ザッと雨が降ったあとに晴れると多少は内が伸びることもありそうだが、内ラチ沿いに傷みが出ているため外が伸びる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。内ラチ沿いに傷みが出ているため、雨の有無や雨量に関わらず差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火~金曜日に10㎜と土曜日に数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、土曜夜は曇り予報だが降水確率が高め、日曜日は晴れ時々曇り予報だが大気の状態が不安定なのでパラッと雨が降る可能性がある。土曜夜の想定雨量は0~3㎜、日曜日の想定雨量は0~5㎜、日曜日の想定馬場状態は良~重。

土曜日の時計は-0.7~±0秒位。今後は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.7~±0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.8~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。馬場状態が良の場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。稍重~重の場合は、近年の新潟ダートの道悪の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。馬場状態が良の場合は、今開催の傾向からすると前有利になる可能性がある。稍重~重の場合も、近年の新潟ダートの道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~金曜日に109㎜と土曜日に数十ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は不良。今後の天気は、土曜夜は雨のち曇り予報、日曜日は曇り予報だが午後の発雷確率が高いのでゲリラ雷雨の可能性がある。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は1~100㎜、日曜日の想定馬場状態は稍重~不良。ただ、台風10号の進路次第では雨量がさらに増えることも十分あり得る。

開催4週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに傷みが目立ち、3~4コーナーは内から広範囲に傷みが目立つ。土曜夜以降にほぼ雨が降らなくても、週間の雨量が多かったことから日曜日は馬場が軟らかめだろう。

土曜日の時計は+1.3~+4.3秒位。今後は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る予報なので、日曜日は雨量次第で-1.0~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~フラットと想定。大量の雨が降り馬場がグチャグチャになった場合は、内も外も変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。それ以外の場合は、3~4コーナーには広範囲に傷みが出ており多くの馬が内ラチを大きく避けそうなので、バイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。雨の有無や雨量に関わらず、3~4コーナーには広範囲に傷みが出ており多くの馬が内ラチを大きく避けそうで、そのままスムーズに走るために進路を外に通る馬が多くなってきそうだ。ただ、大量の雨が降ると思い切って進路を内に取る馬も出てきそうだ。

前後は前~展開次第と想定。雨の有無や雨量に関わらず、3~4コーナーには広範囲に傷みが出ており多くの馬が内ラチを大きく避けそうなので、進路を選びやすい逃げ先行が有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~金曜日に109㎜と土曜日に数十ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は不良。今後の天気は、土曜夜は雨のち曇り予報、日曜日は曇り予報だが午後の発雷確率が高いのでゲリラ雷雨の可能性がある。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は1~100㎜、日曜日の想定馬場状態は稍重~不良。ただ、台風10号の進路次第では雨量がさらに増えることも十分あり得る。

土曜日の時計は-2.2~-1.0秒位。今後は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る予報なので、日曜日は雨量次第で-4.0~-1.0秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮き田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-2.0~-1.0秒位になることもあり得る。

枠は超内からフラットと想定。近年の中京ダートの道悪の傾向からすると内枠有利になる可能性があり、場合によっては内枠から内ラチ沿いを通った馬しか3着以内に入れない超内枠有利になることもあり得る。

直線の伸びは内~フラットと想定。近年の中京ダートの道悪の傾向からすると内伸びになる可能性があり、場合によっては内ラチから2頭分までしか伸びないこともあり得る。

前後は前~展開次第と想定。近年の中京ダートの道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

札幌競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に33㎜と土曜日に十数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は重。日曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良~稍重。

開催7週目、A→Cコース替わり3週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに傷みが目立ち、3~4コーナーは内から広範囲に傷みが目立つ。日曜日は晴れ予報で馬場の水分はある程度抜けそうだが、馬場は柔らかめだろう。

土曜日の時計は±0→+1.3秒位へ変動。日曜日は晴れて馬場の水分がある程度抜けそうなので-1.0~-0.2秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。内ラチ沿いに傷みが出ているため比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性があるが、多くの馬が内ラチ沿いを避けるようだとバイアスは出にくくなりそうだ。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。内ラチ沿いに傷みが出ているため比較的状態が良い外が伸びる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。内ラチ沿いに傷みが出ているため差し有利になる可能性があるが、多くの馬が3~4コーナーの内ラチ沿いを避けるようだとバイアスは出にくくなりそうだ。

 

・ダート

月~火曜日に33㎜と土曜日に十数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は重。日曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は稍重。

土曜日の時計は-1.8秒位。日曜日は晴れ予報で馬場の水分がある程度抜けそうなので-1.3~-0.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。日曜日は馬場に水分が残るが表面が乾燥しそうで、一日で風向きが変わる予報なので、風向きによっては砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。今開催の道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

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