トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,12,21 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場 京都競馬場)

 

今週は2場とも週間にほぼ雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良となっている。ただ、中山はレース終了前後の時間帯から、京都は午前中から雨が降る可能性があるので注意したい。

中山競馬場は木曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の船橋市はレース終了前後の時間帯にパラッと雨が降る可能性があるが、降っても少量の予報なので雨の影響はほぼ無いだろう。

京都競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の京都市は早ければ午前中からパラパラと雨が降る可能性があるので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

では、2024年12月21日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

木曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、レース終了前後の時間帯から降水確率が少し高めになるのでパラッと雨が降る可能性がある。想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

開催4週目。今までのレースで3~4コーナーの内ラチ沿いに少しダメージが出ているが、全体的にはこの時期にしてはかなり良好な部類。約3週間以上もほぼ雨が降っていないので馬場が硬めになっているかもしれない。

先週の時計は-1.7~-2.0秒位。約3週間も雨が降っておらず馬場が硬めかもしれないので、土曜日は硬さが標準位だと-1.7~-1.4秒位、硬めだと-3.0~-2.0秒位と想定している。土曜日はレース終了前後の時間帯の降水確率が少し高めでパラッと雨が降る可能性があるが、降っても少量の予報なので時計への影響はほぼないだろう。

枠は内~フラットと想定。馬場が硬めの場合は、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。硬さが標準位の場合は、まだ傷みが出ていないので多少は内枠の好走が多いかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。馬場が硬めの場合は、ロスが少ない内が伸びる可能性がある。硬さが標準位の場合は、まだ傷みが出ていないので多少は内が伸びやすいかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。馬場が硬めの場合は、前が止まりにくくなり前有利になる可能性がある。硬さが標準位の場合は、まだ傷みが出ていないのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

木曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでカラカラに乾燥している。

土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、レース終了前後の時間帯から降水確率が少し高めになるのでパラッと雨が降る可能性がある。想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

先週の時計は-0.5~-0.2秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるが降っても少量の予報なので、雨の有無に関わらず-0.8~-0.2秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。土曜日は向こう正面が向かい風の予報でキックバックが多くなるかもしれないので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。先週日曜日は向こう正面が向かい風気味で差し有利のバイアスが出たので、向こう正面が向かい風と予報される今週土曜日も差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが降水確率が少し高めなので、午前中からパラパラと雨が降る可能性がある。想定雨量は0~2㎜、想定馬場状態は良~稍重。

開催12週目、C→Dコース替わり2週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いにダメージが出て、直線は内から3分所位までデコボコしている。約3週間以上もほぼ雨が降っていないので、土曜日も雨量がかなり少なかったり降らなかったりすると馬場が硬めになる可能性がある。

先週の時計は-1.3~-1.0秒位。京都市は約3週間以上もほぼ雨が降っておらず馬場が硬めかもしれないが、今週土曜日は少量ながら雨が降る可能性があるので時計の予測が難しい。馬場が硬めで土曜日はほぼ雨が降らない場合は-2.5~-1.5秒位、硬さが標準位で土曜日はほぼ雨が降らない場合は-1.4~-0.8秒位、土曜日に雨が降った場合は-1.2~+1.5秒位と想定している。

枠は内~外と想定。馬場が硬めの場合は、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。硬さが標準位だったり雨が降った場合は、まだ目立つ傷みが出ていないのでバイアスも出にくいか、内ラチ沿いの傷みの進行具合によっては外枠有利になることもあり得る。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。馬場が硬めの場合は、ロスが少ない内が伸びる可能性がある。硬さが標準位だったり雨が降った場合は、内回りは内でも我慢できるかもしれないが、外回りは外が伸びそうだ。

前後は前~差しと想定。馬場が硬めの場合は、前が止まりにくくなり前有利になる可能性がある。硬さが標準位で土曜日に雨が降らなかったり降っても極少量の場合は、内ラチ沿いにダメージが出ているので差し有利になる可能性がある。土曜日に雨が降った場合は、雨量次第だが馬場がタフになりそうなのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は3台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが降水確率が少し高めなので、午前中からパラパラと雨が降る可能性がある。想定雨量は0~2㎜、想定馬場状態は良~稍重。

先週の時計は±0~+0.5秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らなかったり降っても極少量の場合は±0~+0.5秒位、雨がそこそこ降った場合は±0~+1.0秒位と想定している。改修工事後の京都ダートは道悪になると時計が遅くなることがあるので注意したい。

枠はフラット~外と想定。雨が降らなかったり降っても極少量の場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降ったが良馬場の場合は、今開催の含水率が高めな良馬場の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。稍重の場合は、今開催の道悪の傾向からすると1200mは内枠有利、1400m以上は外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスは出にくい傾向だが、含水率が高めの良馬場だと一定以上の決め手が要求されることもある。

 

 

 

 

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