トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2025,2,15 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場 京都競馬場 小倉競馬場)

 

今週は週間にほとんど雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は3場とも芝ダートともに良となっている。ただ、土曜日は小倉競馬場の降水確率が少し高めなので雨に注意したい。

東京競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは約2週間もほぼ雨が降っていないので、馬場の硬さによって時計やバイアスの出方が違う可能性がある。

京都競馬場は水曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは今週からA→Bコース替わりなので、馬場が良好になりバイアスが出る可能性がある。

小倉競馬場は水曜日に0.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の北九州市は降水確率が少し高めなので、雨の有無で時計やバイアスが変化する可能性がある。

では、2025年2月15日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催3週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに少しダメージが出始め、3~4コーナーの内ラチ沿いが少しデコボコしてきたが、全体的には馬場は良好な部類。金曜10時時点のクッション値は9.4で今週は毎日散水しているが、府中市は約2週間もほぼ雨が降っていないので今週土曜日はもしかすると馬場が少し硬めになっているかもしれない。

先週の時計は-1.4秒位。府中市は約2週間もほぼ雨が降っていないので、今週土曜日は馬場が硬めだと-2.8~-1.8秒位、硬さが標準位だと-1.4~-1.0秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。馬場の硬さが標準位の場合は、まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。硬めの場合はロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。馬場が硬めだと多少は内の方が伸びるかもしれないが、直線はまだ馬場に傷みが出ていないので基本的にはバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。硬さが標準位の場合は、速い上がりが出ているので差し有利になる可能性がある。硬めの場合はバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2~4%台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

先週の時計は-0.2~+0.2秒位。今週土曜日は晴れ予報なので、凍結防止剤の影響がほぼ出なければ-1.0~-0.5秒位、強く出ると-0.3~+0.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。凍結防止剤の影響がほぼ出ない場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。強く出た場合は、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。凍結防止剤の影響がほぼ出ない場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。強く出た場合は、先週の傾向からすると差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催3週目、今週からA→Bコース替わり。コース替わりでダメージが出た箇所はカバーされ馬場はかなり良好な状態になりそうだ。今週は少量ではあるが水曜日に雨が降ったので馬場の表面が緩めかもしれない。

先週の時計は±0秒位。今週からA→Bコース替わりということと、今週土曜日は晴れ予報なので-1.2~-0.5秒位と想定している。

枠は内~外と想定。馬場の硬さが標準位の場合は、コース替わりで馬場が良好だと思われるのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。表面が緩めの場合は、スムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。馬場の硬さが標準位の場合は、コース替わりで馬場が良好だと思われるので特に内回りはロスが少ない内伸びになる可能性がある。表面が緩めの場合はバイアスは出にくいだろう。

前後は前~差しと想定。馬場の硬さが標準位の場合は、もし直線で外が伸びにくいと前有利になる可能性がある。表面が緩めの場合は、速い上がりが出るようだと外回りで差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

水曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は5%台なので若干の水分が残っている。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場の乾燥が進みそうだ。

先週の時計は2日間とも+0.3秒位。今週土曜日は晴れ予報だが、凍結防止剤が散布されているので±0~+0.8秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。凍結防止剤が散布されているので先週と同じく外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びは2日間ともフラット。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。先週日曜日は道悪だったが前有利のバイアスが出ていたので、今週土曜日も前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水曜日に0.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り予報だが降水確率が少し高めなので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~5㎜、想定馬場状態は良~重。

開催4週目、今週からA→Bコース替わり。コース替わりで傷んだ箇所がある程度カバーされそうだが、3~4コーナーの内ラチ沿いにはダメージが残っているかもしれない。土曜日は雨が降る可能性があるが、今の時期は野芝が休眠期間なので少量の雨でも馬場がタフになる可能性がある。

先週の時計は+1.6~+1.9秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.5~±0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-0.3~+2.0秒位と想定している。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、コース替わりで傷んだ箇所がかなりカバーされると内枠有利に、内ラチ沿いにダメージが残るとバイアスは出にくい可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だがコース替わりで傷んだ箇所がかなりカバーされると外枠有利に、内ラチ沿いにダメージが残るとバイアスは出にくい可能性がある。雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、馬場が内から乾燥して内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合と雨が降ったが途中で止んだ場合は、内伸びになる可能性がある。それ以外の場合はコース替わりなのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。基本的には直線が内伸びだと前有利に、直線のバイアスが出にくいと前後のバイアスも出にくい傾向と想定している。

 

・ダート

水曜日に0.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2~3%台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は曇り予報だが降水確率が少し高めなので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~5㎜、想定馬場状態は良~重。

先週の時計は-1.3~±0秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.3~+0.8秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.8~+0.8秒位と想定している。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいか、凍結防止剤が散布されているので外枠有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが先週の傾向からすると外枠有利になる可能性があるし、過去の小倉競馬場の凍結防止剤が散布された状態での道悪の傾向だと内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。今開催の傾向からすると雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。ただ、過去の小倉競馬場の凍結防止剤が散布された状態での道悪の傾向だと内伸びになる可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。雨が降らない場合は、今開催の良馬場の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが先週や過去の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

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