日曜日にフェブラリーステークス(GⅠ)が行われる。舞台の東京ダートは凍結防止剤が散布されているのでバイアスが出る可能性がある。
東京競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。ダートコースは上記の通り凍結防止剤が散布されているので、差し有利のバイアスが出る可能性がある。
京都競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。日曜日の京都市は降水確率が高めで雨などが降る可能性があるので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。
小倉競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。日曜日の北九州市は一部の天気予報では雪が降る可能性があるので、雪の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。
では、2025年2月23日、日曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
東京競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れのち曇り予報。
開催4週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いにダメージが出て、3~4コーナーの内ラチ沿いはデコボコしている。土曜日の馬場の硬さは標準位だったが、日曜日も晴れ予報だということと、府中市は約3週間も雨が降っていないので前日よりも馬場が硬めになる可能性がある。
土曜日の時計は-1.4秒位。日曜日は晴れ予報で馬場が硬めになる可能性があるので、硬さが標準位の場合は-1.4~-1.1秒位、硬めの場合は-2.0~-1.5秒位と想定している。
枠は内~フラットと想定。馬場の硬さが標準位の場合は前日と同じくバイアスは出にくいだろう。硬めの場合は、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。馬場の硬さが標準位の場合は前日と同じくバイアスは出にくいだろう。硬めの場合は、ロスが少ない内が伸びる可能性がある。
前後は前~展開次第と想定。馬場の硬さが標準位の場合は前日と同じくバイアスは出にくいだろう。硬めの場合は、前が止まりにくくなり前有利になる可能性がある。
・ダート
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は1~2%台なのでカラカラに乾燥している。
日曜日の天気は晴れのち曇り予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。
土曜日の時計は-0.5秒位。日曜日は晴れのち曇り予報なので-0.5秒前後と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。日曜日は晴れのち曇り予報なので、前日と同じく若干内枠の好走や内が伸びるかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第~差しと想定。前日はバイアスは出なかったが、今開催は凍結防止剤が散布された状態で良馬場だと差し有利になることがある。
京都競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。今後の天気は土曜夜から日曜日にかけて曇り時々晴れ予報だが、降水確率が高めなので雨や雪が降る可能性がある。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は0~5㎜、日曜日の想定馬場状態は良~重。
開催4週目、A→Bコース替わり2週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに少しダメージが出て、4コーナーから直線にかけての内ラチ沿いが少しデコボコしてきたが、馬場は全体的には良好な部類。今の時期は野芝が休眠期間なので少量の雨や雪でも馬場がタフになる可能性がある。
土曜日の時計は-0.7秒位。日曜日は雨や雪が降る可能性があるので、雨などが降らない場合は-0.7~-0.3秒位、雨などが降った場合は雨量次第で-0.5~+2.5秒位と想定している。
枠は内~外と想定。雨などが降らない場合は、多頭数のレースでは多少は内枠の好走が多いかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。雨などが降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が緩くなりスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。雨などが降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥して内枠有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨などが降ったが途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。それ以外の場合は、直線はまだ傷みが出ていないのでバイアスも出にくいだろう。
前後は前~展開次第と想定。雨などが降らない場合は前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨などが降った場合は、雨量次第だが馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。
・ダート
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。今後の天気は土曜夜から日曜日にかけて曇り時々晴れ予報だが、降水確率が高めなので雨や雪が降る可能性がある。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は0~5㎜、日曜日の想定馬場状態は良~重。
土曜日の時計は+0.3秒位。日曜日は雨や雪が降る可能性があるので、雨などが降らない場合は+0.3~+1.0秒位、雨などが降った場合は雨量次第で-1.0~+1.5秒位と想定している。京都ダートは凍結防止剤が散布されており、雨などが降ると砂が粘っこくなり時計が遅くなることもあり得る。
枠はフラット~外と想定。凍結防止剤が散布されてからは馬場状態に関わらず外枠有利になることが多い。
直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。
前後は前~展開次第と想定。良馬場の場合は、多少は前残りが多くなることもあるが今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。道悪の場合は、凍結防止剤が散布されてからは道悪になると前有利になることがある。
小倉競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気予報は気象会社によって違っており、曇り予報で雨や雪は降らないと予報するところと、曇り時々雪と予報するところがある。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。
開催5週目、A→Bコース替わり2週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに少しダメージが出てきたが、馬場は全体的には良好な部類。今の時期は野芝が休眠期間なので少量の雨や雪でも馬場がタフになる可能性がある。
土曜日の時計は-0.5秒位。日曜日は雪がなどが降る可能性があるので、雪などが降らない場合は-0.7~±0秒位、雪などが降った場合は雨量次第で-0.5~+2.0秒位と想定している。
枠は内~外と想定。雪などが降らない場合は、前日と同じくバイアスが出ない確率が高そうだが、晴れると馬場が前日よりも乾燥して少し内枠有利になることもあり得る。雪などが降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が緩めになりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がる。雪などが降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥して内枠有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。雪などが降らない場合は、前日と同じくバイアスが出ない確率が高そうだが、晴れると馬場が前日よりも乾燥して少し内伸びになることもあり得る。雪などが降った場合は、馬場の表面が緩くなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。雪などが降ったが途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。
前後は前~展開次第と想定。雪などが降らない場合は、前日と同じくバイアスが出ない確率が高そうだが、晴れると馬場が前日よりも乾燥して前有利になることもあり得る。雪などが降った場合も、雨量次第だが馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。
・ダート
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでパサパサに乾燥している。
日曜日の天気予報は気象会社によって違い、曇り予報で雨や雪は降らないと予報するところと、曇り時々雪と予報するところがある。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。
土曜日の時計は+0.5秒位。日曜日は雪がなどが降る可能性があるので、雪などが降らない場合は+0.3~+0.8秒位、雪などが降った場合は雨量次第で-0.5~+1.8秒位と想定している。今開催は凍結防止剤が2回も散布されており、雪などが降ると砂が粘っこくなり時計がかなり遅くなることもあり得る。
枠は内~外と想定。雪などが降らない場合は前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雪などが降った場合は、雨量次第だが今開催の道悪の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。ただ、過去の凍結防止剤が散布された状態で道悪になると内枠有利になることがあった。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。雪などが降らない場合は前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雪などが降った場合は、雨量次第だが今開催の道悪の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。ただ、過去の凍結防止剤が散布された状態で道悪になると内伸びになることがあった。
前後は前~展開次第と想定。雪などが降らない場合は前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雪などが降った場合は、雨量次第だが今開催や過去開催の道悪の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。