トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2025,5,17 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場 京都競馬場 新潟競馬場)

 

3場とも金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良となっている。ただ、3場とも土曜日は雨が降る予報で、競馬場によっては雨量がかなり多くなる予報もあるので土曜日は3場とも道悪になりそうだ。

東京競馬場は月曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の府中市は早ければ未明から、遅くとも昼前までには雨が降り始めそうだ。

京都競馬場は月曜日に1.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の京都市は雨量が多い予報で、一部では警報級の大雨となる予報もあるので雨量に注意したい。

新潟競馬場は月曜日に2.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の新潟市は雨が降ったり止んだりする予報なので、馬場状態の変化に注意したい。

では、2025年5月17日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は雨のち曇り予報で、雨は早ければ未明から、遅くとも昼前までに降り始めそうだ。想定雨量は1~25㎜、想定馬場状態は良~不良。

開催4週目、今週からA→Bコース替わり。これによりデコボコした箇所はおおむねカバーされて馬場は良好な状態になりそうだ。土曜日は雨量が多くなるかもしれないので、馬場は今開催でもっともタフになることもあり得る。

先週の時計は-2.5~-1.8秒位。今週土曜日は雨予報なので雨が降り始める時間帯や雨量次第で-2.8~+3.0秒位まで想定しておきたい。

枠は内~外と想定。雨量が少なめの場合は、馬場の表面が緩めになりそうなことと、コース替わりで馬場が良好だと思われるのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。雨量がかなり多く馬場がグチャグチャになった場合は、馬場がかなりタフになり内も外も変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になることもあり得る。雨が途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、傷みの進行具合にもよるが馬場が内から乾燥して内枠有利になることもあり得る。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、傷みの進行具合にもよるが馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。雨量がかなり多く馬場がグチャグチャになった場合は、キックバックを避けるために進路を外に取る馬も出てくるかもしれない。それ以外の場合は、コース替わりで馬場が良好だと思われるのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~差しと想定。雨量が少なめの場合は、馬場の表面が緩めになりそうなことと、速い上がりが出そうなので差し有利になる可能性がある。雨量がかなり多く馬場がグチャグチャになった場合は、上がりがかなり遅くなりそうなことと、直線では進路を外に取る馬も出てきそうなので前有利になる可能性がある。

 

・ダート

月曜日に2㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は雨のち曇り予報で、雨は早ければ未明から、遅くとも昼前までに降り始めそうだ。想定雨量は1~25㎜、想定馬場状態は良~不良。

先週の時計は-3.0~-2.0秒位。今週土曜日は雨予報なので雨が降り始める時間帯や雨量次第で-4.5~-0.5秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮き田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-2.5~-1.0秒位になることもあり得る。

枠は内~フラットと想定。今開催は道悪になると内枠有利になることがある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向だが、もし内枠有利になると内伸びになることもあり得る。

前後は展開次第と想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスが出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に1.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は雨のち曇り予報で、一部の予報では警報級の大雨になるとの報道もある。想定雨量は10~80㎜、想定馬場状態は稍重~不良。

開催4週目、今週からC→Dコース替わり。これによりデコボコした箇所はカバーされて馬場はかなり良好な状態になりそうだ。ただ、土曜日は一部では大雨の予報なので馬場はかなりタフな状態になり、雨量によっては排水が追い付かなくなるほどになることもあり得る。

先週の時計は-1.5~-0.6秒位。今週土曜日は雨予報で雨量がかなり多くなる可能性があるので雨量次第で-0.7~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~フラットと想定。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、馬場がかなりタフになり内も外も変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、馬場が内から乾燥してロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。それ以外の場合は、コース替わりで馬場が良好だと思われることと雨の影響で馬場がタフだと思われるのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、キックバックを避けるために進路を外に取る馬も出てくるかもしれない。雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れた場合は、雨量次第だが馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。それ以外の場合は、コース替わりで馬場が良好だと思われるのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨量が多い場合は、馬場がタフになり上がりが遅くなりそうなので前有利になる可能性がある。それ以外の場合は、コース替わりで馬場が良好だと思われるのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

月曜日に1.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は雨のち曇り予報で、一部の予報では警報級の大雨になるとの報道もある。想定雨量は10~80㎜、想定馬場状態は稍重~不良。

先週の時計は-2.3~-0.8秒位。今週土曜日は雨予報で雨量がかなり多くなる可能性があるので雨量次第で-4.3~±0秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮き田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-2.0~±0秒位になることもあり得る。

枠は内~外と想定。今開催の道悪のバイアスは、時計が速いと内枠有利、遅いと外枠有利になることがある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。今開催は道悪で速い時計が出ると前有利になることがある。道悪でも時計が遅めだとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に2.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々雨予報。想定雨量は0~30㎜、想定馬場状態は良~不良。

開催3週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いがデコボコし、直線は内から2~3分所位までに傷みが目立つ。まだ野芝が生育途上なので雨量が少なくても馬場はタフになりそうだ。

先週の時計は+0.8~+2.0秒位。今週土曜日は雨予報なので雨量次第で-0.3~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~外と想定。内ラチ沿いに傷みが出てきているので雨量に関わらず基本的には外枠有利になる確率が高いと想定している。ただ、さらに内ラチ沿いに傷みが出て多くの馬がコース全周で内ラチ沿いを避けるようになると、ロスが少なめな内枠が有利になることもあり得る。

直線の伸びはやや外~外と想定。直線は内から2~3分所位までに傷みが出ているのでそこよりも外が伸び、レースによっては外ラチ近くに進路を取る馬も多く出てきそうだ。

前後は前~差しと想定。内ラチ沿いに傷みが出てきているので雨量に関わらず差し有利になる可能性がある。ただ、さらに内ラチ沿いに傷みが出て多くの馬がコース全周で内ラチ沿いを避けるようになると、上がりが遅くなることもあり前有利になる可能性もある。

 

・ダート

月曜日に2.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々雨予報。想定雨量は0~30㎜、想定馬場状態は良~不良。

先週の時計は-0.8~+1.0秒位。今週土曜日は雨予報なので雨量次第で-3.5~±0秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮き田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-1.5~+0.8秒位になることもあり得る。

枠はフラット~外と想定。土曜日は向こう正面が向かい風の予報ということもあり、馬場状態に関わらず外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。馬場状態が良~稍重程度の場合は、向こう正面が向かい風の予報なのでバイアスは出にくいだろう。稍重~不良程度の場合は、近年の新潟ダートの道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

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