トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2025,10,18 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場 京都競馬場 新潟競馬場)

 

今週から新潟を加えての3場開催となる。東京は晴れ予報だが、京都と新潟は雨が降る可能性があるので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

東京競馬場は水~金曜日に4㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の府中市は晴れ予報なので、芝コースは速い時計が出そうだ。

京都競馬場は火~木曜日に62㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートはやや重。土曜日の京都市はレース終了後に雨が降る予報だが、早ければ昼過ぎから降り始めることもあり得る。

新潟競馬場は火曜日に0.5㎜と木曜日に31㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともにやや重。土曜日の新潟市は晴れのち雨予報で、早ければ昼過ぎから雨が降り始める可能性がある。

では、2025年10月18日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水~金曜日に4㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催3週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに少しダメージが出て、向こう正面の内ラチ沿いが少しデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いがデコボコしてきたが、馬場は全体的にはかなり良好な状態。今週は週間に雨が降ったが雨量は少なかったので馬場の硬さは標準位だろう。

先週の時計は-2.8~-2.5秒位。今週土曜日は晴れ予報なので-2.8~-2.4秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。内ラチ沿いがデコボコしてきたがまだ我慢できそうなのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。内ラチ沿いがデコボコしてきたし速い上りが出ているので差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

水~金曜日に4㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は5%台なので少し水分が残っている。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はほぼパサパサまで乾燥しそうだ。

先週の時計は-0.9~-0.5秒位。今週土曜日は晴れ予報なので-1.0~-0.3秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。今開催は良馬場だとバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。今開催は良馬場だと差し有利になることがある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~木曜日に62㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れのち雨でレース終了後に降る予報だが、早ければ昼過ぎから降り始める可能性がある。想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良。

開催3週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに少しダメージが出てきたが、馬場は全体的にはかなり良好な状態。今週は週間の雨量が多かったが、もし土曜日に雨が降らなければ馬場の硬さは標準位だろう。

先週の時計は-2.8~-2.6秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるが降っても極少量の予報なので、雨の有無に関わらず-2.7~-2.2秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、内ラチ沿いに若干のダメージが出てきたのでバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、馬場の表面が緩くなりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。まだ馬場が良好な状態なので雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。雨の有無に関わらず内ラチ沿いにダメージが出てきたので速い上りが出るようだと差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火~木曜日に62㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態はやや重。土曜日の天気は曇り時々晴れのち雨でレース終了後に降る予報だが、早ければ昼過ぎから降り始める可能性がある。想定雨量は0~1㎜、想定馬場状態は良~やや重。

先週の時計は-0.9~-0.8秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるが降っても極少量の予報なので、雨の有無に関わらず-1.3~-0.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスが出ないことが多いが、先週月曜日は砂厚の調整の影響か外枠有利になったので、今週土曜日も外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。今週土曜日は馬場状態は良か良に近いやや重と想定しており、今開催はこの馬場状態だとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火曜日に0.5㎜と木曜日に31㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態はやや重。土曜日の天気は晴れのち雨で本格的に降るのはレース終了後の予報だが、早ければ昼過ぎからパラパラと降り始め段々と強くなることもあり得る。想定雨量は0~10㎜、想定馬場状態は良~重。

今週が開幕週。使用コースは2週すべてAコース。馬場は野芝のみ。芝の張り替えは無し。エアレーション作業を実施。JRAの発表では前開催の痛みが若干残っているとのことだが、画像を見る限りでは例年と同程度かそれ以上に良好そうに感じる。今週は週間に雨が降ったので、もし土曜日に雨が降らなくても馬場の表面が緩めになる可能性がある。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-1.6~±0秒位になることが多い。今開催は馬場が良さそうなことと、今週土曜日は晴れのち雨予報なので、雨が降るまでは-1.9~-1.0秒位、雨が降ってからは雨量次第で-1.8~+2.0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと出ない確率が7割位、内枠有利と外枠有利が1.5割位ずつとなっている。今週土曜日は馬場の表面が緩めだと思われるので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいか、外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと出ない確率が7割位、内伸びが1割位、外伸びが2割位となっている。今週土曜日は馬場が良好だと思われるので雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は前~差しと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと出ない確率が6割位、前有利が1割位、差し有利が3割位となっている。雨が降らなかったり降っても少量の場合は、馬場の表面が緩めだと思われるので速い上りが出るようだと差し有利になる可能性がある。雨量が多い場合は、上がりが遅くなるようだと前有利になる可能性がある。

 

・ダート

火曜日に0.5㎜と木曜日に31㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態はやや重。土曜日の天気は晴れのち雨で本格的に降るのはレース終了後の予報だが、早ければ昼過ぎからパラパラと降り始め段々と強くなることもあり得る。想定雨量は0~10㎜、想定馬場状態は良~重。

例年の開幕週のバイアスは良馬場だと-1.0~-0.3秒位になることが多い。今週土曜日は晴れのち雨予報なので、雨が降るまでは-1.3~-0.3秒位、雨が降ってからは雨量次第で-2.0~-0.3秒位と想定している。

枠は内~外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと出ない確率が6割位、内枠有利が1割位、外枠有利が3割位となっている。馬場状態が良か良に近いやや重の場合は、今週土曜日は南風が強い予報なのでバイアスは出にくいだろう。重に近いやや重や重の場合は、近年の新潟ダートの道悪の傾向だとバイアスが出ないことが多いが、偶に内枠有利や外枠有利になることがある。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だとほぼ出ない。今週土曜日も雨の有無に関わらず例年通りバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと出ない確率が9割位、前有利が1割位となっている。馬場状態が良か良に近いやや重の場合は、今週土曜日は南風が強い予報なのでバイアスは出にくいだろう。重に近いやや重や重の場合は、近年の新潟ダートの道悪の傾向だと前有利になることがある。

 

 

 

 

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