日曜日に天皇賞秋(GⅠ)が行われる。舞台の東京芝は今週からコース替わりということと、晴れ予報なので速い時計が出そうだ。
東京競馬場は金曜日に29㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝は良、ダートは重。日曜日の府中市は晴れ予報なので、馬場の乾燥が進み速い時計が出そうだ。
京都競馬場は金曜日に30.5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝は良、ダートは重。芝は今週からA→Bコース替わりなので内枠有利のバイアスが出る可能性がある。
では、2025年11月2日、日曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
東京競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
金曜日に29㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れ予報。
開催5週目、今週からA→Bコース替わり。コース替わりで傷んだ箇所はおおむねカバーされたが、3～4コーナーから直線にかけての内ラチ沿いに多少のダメージが残った。この土曜日のレースでコース全体の内ラチ沿いに多少のダメージが出てきて、3～4コーナーの内ラチ沿いにはダメージが出てきたが、馬場は全体的には良好な状態。日曜日は晴れ予報なので馬場の硬さは標準位か、表面が若干緩めかもしれない。
土曜日の時計は－1.7→－2.5秒位へ変動。日曜日は晴れ予報なので－2.8～－2.4秒位と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。内ラチ沿いにダメージが出てきたがまだ我慢できそうなのでバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第～差しと想定。まだ馬場が良好な状態なのでバイアスが出ない確率が高そうだが、速い上がりが出ているので差し有利になることもあり得る。
・ダート
金曜日に29㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は重。日曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良～やや重。
土曜日の時計は－3.0→－2.5秒位へ変動。日曜日は晴れて馬場の水分が徐々に抜けていきそうなので－1.8～－0.5秒位と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスが出にくい傾向となっている。
前後は展開次第～差しと想定。良馬場の場合は、今開催はバイアスが出ないことが多いが、偶に差し有利になることがある。道悪の場合も、速い上がりが出そうなので差し有利になる可能性がある。
京都競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
金曜日に30.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れ予報。
開催5週目、今週からA→Bコース替わり。コース替わりで傷んだ箇所はほぼカバーされたが、内回り3～4コーナーから直線にかけての内ラチ沿いに若干のダメージが残った。この土曜日のレースで直線の内ラチ沿いのダメージが若干広がったが、馬場は全体的にはかなり良好な状態。日曜日は晴れ予報なので馬場の硬さは標準位か、表面が若干緩めかもしれない。
土曜日の時計は－1.5→－2.0秒位へ変動。日曜日は晴れ予報なので－2.5～－2.0秒位と想定している。
枠は内～フラットと想定。馬場がまだ良好な状態なので馬場の硬さが標準位だとロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。直線は内ラチ沿いにダメージが出てきたがまだ我慢できそうなのでバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第～差しと想定。内回りはバイアスは出にくそうだが、外回りは速い上がりが出ているので差し有利になる可能性がある。
・ダート
金曜日に30.5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は重。日曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良～やや重。
土曜日の時計は－2.5秒位。日曜日は晴れて馬場の水分が徐々に抜けていきそうなので－1.8～－0.5秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。日曜日は晴れて馬場が徐々に乾燥しそうなことと、向こう正面が強い向かい風の予報でキックバックが多くなるかもしれないので、砂をかぶりにくい外枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。
前後は前～展開次第と想定。速い時計が出るようだと前有利に、時計が標準に近いようだとバイアスは出にくいだろう。
