トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,2,17 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場、小倉競馬場)

 

今週は週間に雨が降った競馬場もあったが、金曜昼時点では京都ダート以外は良馬場となっている。ただ、その京都競馬場の土曜日の天気は降水確率が高めなので、雨の有無で時計やバイアスが変化する可能性がある。

東京競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは最終週だが芝の状態が良く、土曜日はこの時期にしては速い時計が出そうだ。

京都競馬場は木曜日に7.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。土曜日の京都市は上記の通り降水確率が高めなので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

小倉競馬場は木曜日に3㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは内ラチ沿いに傷みが出ているので、外枠有利、外伸び、差し有利のバイアスが出る可能性がある。

では、2024年2月17日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催4週目。今までのレースで1~2コーナー以外の内ラチ沿いが少しデコボコしてきたが、全体的にはこの時期にしては良好な状態。今週は週間に雨が降らなかったため馬場の硬さは標準位だと思われる。

先週の時計は-2.0秒位。今週土曜日は晴れ予報なので-2.0~-1.7秒位と想定している。

枠はフラットと想定。内ラチ沿いがデコボコしてきたがまだ我慢できそうなのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。内ラチ沿いがデコボコしてきたので、どこかのタイミングで比較的状態が良い外が伸びてくる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。内ラチ沿いがデコボコしてきたので、どこかのタイミングで差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は3~4%台なのでほぼパサパサに乾燥していると思われる。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

先週の時計は-0.8~-0.4秒位。今週土曜日は晴れ予報で良馬場だと思われるので-0.3~+0.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。土曜日は風が弱いが向こう正面は向かい風気味の予報なので、風向きや強さ次第では砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。今開催は良馬場だとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

木曜日に7.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが、レースが行われる時間帯は降水確率が高めとなっているので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~2㎜、想定馬場状態は良~稍重。

開催7週目、今週はC→Dコース替わり。これにより直線以外の傷んだ箇所はおおむねカバーされそうだが、直線は内から広範囲に傷みが出ているので残りそうだ。今週は木曜日に雨が降ったので、土曜日は雨が降らなくても馬場は柔らかめだろう。

先週の時計は-0.6秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.8~-0.3秒位、雨が降った場合は雨量次第で-0.6~+1.5秒位と想定している。

枠は内~外と想定。土曜日に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、確率は低そうだが馬場が内から乾燥してロスが少ない内枠有利になる可能性がある。それ以外の場合は、コース替わりなのでバイアスは出にくいか、馬場に水分が含まれて軟らかめだと思われるのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。土曜日に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、傷みの進行具合によっては馬場が内から乾燥して内伸びになることもあり得る。それ以外の場合は、コース替わりだが内側の傷んだ箇所はカバーしきれないと思われるので、比較的状態が良い外が伸びそうだ。

前後は前~差しと想定。土曜日に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、傷みの進行具合にもよるが前が止まりにくくなることもあり得る。それ以外の場合は、コース替わりなのでバイアスは出にくいか、直線で外が伸びるようだと差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

木曜日に7.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが、レースが行われる時間帯は降水確率が高めとなっているので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~2㎜、想定馬場状態は良~稍重。

先週の時計は+0.1秒位。土曜日は雨が降る可能性があるが降っても少ないと思われるので、雨の有無に関わらず-0.4~+0.8秒位と想定している。時計の出方はここ数週は安定しているが、今開催の前半は日によって時計の出方がかなり変わっていたので今週土曜日も注意したい。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

木曜日に3㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。想定馬場状態は良。

開催6週目、A→Bコース替わり2週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに傷みが目立ち、直線は内から広範囲に傷みが出ている。今週は木曜日に雨が降ったことと、今開催は芝の状態が悪いため土曜日は馬場の表面は緩めだろう。

先週の時計は-0.3~+1.0秒位。今週土曜日は晴れ予報なので-0.4~+1.3秒位と想定している。1200mは時計が速め、1800m以上は遅めになる可能性がある。

枠はフラット~外と想定。直線は内から広範囲に傷みが出ているのでバイアスは出ない確率が高そうだが、コース全体の内ラチ沿いの傷みの進行具合によっては比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~外と想定。直線は内から広範囲に傷みが出ているので基本的には外が伸びるだろうが、外も傷んでくると内でも十分に伸びてくることもあり得る。

前後は前~差しと想定。コース全体の内ラチ沿いと直線は内から広範囲に傷みが出ているため差し有利になる可能性がある。ただ、傷みの進行具合によっては直線で進路を選びやすい逃げ先行が有利になることもあり得る。

 

・ダート

木曜日に3㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は3~4%台なのでほぼパサパサに乾燥していると思われる。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

先週の時計は±0秒位。今週土曜日は晴れ予報なので±0~+1.0秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。今開催は含水率が低めの良馬場だとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

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