トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2019年トラックバイアス結果

2019,12,28 土曜日 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場)

12月28日に中山芝でホープフルステークス(GⅠ)が行われ、1番人気に支持されたコントレイルが人気に応え優勝した。 中山競馬場は月曜日に12mmと金曜日に1mmの雨が降ったが、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは雨の影響で柔らかいことと風の影響で上がり…

2019,12,21~22 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場)

12月22日にグランプリ・有馬記念(GⅠ)が行われ、ハイペースを中団より後ろで追走したリスグラシューが直線で一気に抜け出して優勝し、引退を飾った。 中山競馬場は週間に1mmと日曜午後にも雨が降ったが、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは傷みがかなり…

2019,12,14~15 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場)

12月15日に阪神芝で朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)が行われ、サリオスがレースレコードの1分33秒0で人気に応え優勝した。 中山競馬場は火~水曜日に4.5mmの雨が降ったが、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場に傷みが出ている影響か土日で少…

2019,12,7~8 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場)

12月8日に阪神ジュべナイルフィリーズが行われ、4番人気に支持されたレシステンシアが5馬身差で圧勝した。以前のトラックバイアス予想で1分33秒台の高速決着もあり得ると書いたが、それ以上の1分32秒7というレコード決着となった。 中山競馬場は月曜日に72mm…

2019,11,30~12,1 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場、中京競馬場)

12月1日にチャンピオンズカップ(GⅠ)が行われ、良馬場ながら1分48秒5という好時計で3歳馬のクリソベリルが無敗記録を更新し優勝した。 中山競馬場は火~木曜日に9mmの雨が降り、馬場状態は芝は良、ダートはやや重→良。芝はコースや頭数によって内枠有利、内伸…

2019,11,23~24 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場)

11月24日にジャパンカップ(GⅠ)が行われ、馬場状態が重とタフな中、中団のインに位置していたスワーヴリチャードが直線で力強く抜け出し優勝した。 東京競馬場は金~日曜日に79mm以上の雨が降り、馬場状態は芝は不良→重、ダートは不良。芝コースはかなりタフ…

2019年11月16~17 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場、福島競馬場)

11月17日には京都芝でマイルチャンピオンシップが行われ、インディチャンプが直線で抜け出して優勝し春秋マイルGⅠ制覇となった。 東京競馬場は月曜日に7.5mmの雨が降ったが馬場状態は芝ダートともに良。芝コースはB→Cコース替わりで傷んだ箇所がカバーされレ…

2019,11,9~10 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場、福島競馬場)

2019年11月10日にはエリザベス女王杯(GⅠ)が行われ、3番人気に支持されたラッキーライラックが直線でインを突き見事復活優勝した。 東京競馬場は週間に雨が降らず馬場状態は芝ダートともに良。今開催のダートコースは内の砂が薄いためか、最後の直線は2日間と…

2019,11,2~3 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場、福島競馬場)

今年の夏~秋は週末に雨が降ることが多かったが、先週は久しぶりに3場とも良馬場での開催となった。その影響か、先週までとは少し違うバイアスも出ていたので解説したい。 東京競馬場は火曜日に11.5mmの雨が降ったが、先週の馬場状態は芝ダートともに良。芝…

2019,10,26~27 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場、新潟競馬場)

10月27日には東京競馬場で天皇賞(秋)(GⅠ)が行われ、アーモンドアイがJRAレコードに0.1秒差の1分56秒2という好タイムで優勝した。 東京競馬場は木~金曜日に94.5mmもの大量の雨が降り、馬場状態は芝はやや重→良、ダートは重→やや重。芝コースはA→Bコース替…

2019,10,19~21 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場、新潟競馬場)

台風19号の影響で東京競馬のみ3日間開催となった先週。そんな中で10月20日に菊花賞が行われ、武豊騎手騎乗のワールドプレミアが優勝した。 東京競馬場は3日間開催。木~土曜日に60mmの雨が降り、馬場状態は、芝は不良→良、ダートは不良→やや重。芝ダートとも…

2019,10,12~15 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場)

台風19号の影響で中止や代替開催など様々な出来事があった先週。そんな中で日曜日に秋華賞(GⅠ)が行われ、中団で脚を溜めて直線で力強く抜け出したクロノジェネシスが優勝した。 東京競馬場は台風の影響で大量の雨が降り、芝は良~やや重、ダートはやや重~重…

2019,10,5~6 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場、新潟競馬場)

10月5日にはサウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)が、10月6日には京都大賞典(GⅡ)と毎日王冠(GⅡ)が行われ、それぞれサリオス、ドレッドノータス、ダノンキングリーが優勝した。 東京競馬場は木~金曜日に29.5mmの雨が降り、馬場状態は芝は良、ダートは重→やや重…

2019,9,28~29 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場)

9月29日には秋のGⅠシリーズ開幕戦となるスプリンターズステークスが行われ(GⅠ)、タワーオブロンドンが初GⅠ制覇した。 中山競馬場は月曜日に1mmの雨が降ったが、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは最終週のため傷みが目立つが、相変わらず速い時計が出て…

2019,9,21~22 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場)

9月22日には秋のGⅠシリーズの重要なステップレースが2つ行われ、神戸新聞杯(GⅡ)はサートゥルナーリアが1番人気に応え、オールカマー(GⅡ)はスティッフェリオが逃げ切りでそれぞれ優勝した。 中山競馬場は雨予報もあったが2日間とも晴れて、馬場状態は芝ダート…

2019,9,14~16 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場)

先週は3歳最後のGⅠへ向けての重要なトライアル重賞が2つあり、ローズステークス(GⅡ)はダノンファンタジーがレコードで、セントライト記念(GⅡ)はリオンリオンがそれぞれ1番人気に応えて優勝した。 中山競馬場は月曜日(9日)に台風15号の影響で降った大雨や、月…

2019,9,7~8 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場)

先週は秋のGⅠシリーズへ向けての重要な重賞が3つあり、紫苑ステークス(GⅢ)はパッシングスルーが、京王杯オータムハンデ(GⅢ)はトロワゼトワルが、そしてセントウルステークス(GⅡ)はタワーオブロンドンがそれぞれ優勝した。 中山競馬場は週間雨が降らず、馬場…

2019,8,31~9,1 トラックバイアス結果 (新潟競馬場、小倉競馬場、札幌競馬場)

8月31日には札幌2歳ステークス(GⅢ)が、9月1日には小倉2歳ステークス(GⅢ)と新潟記念(GⅢ)が行われた。札幌2歳ステークスはゴールドシップ産駒のワンツー、小倉2歳ステークスはマイネルグリットが無傷の3連勝、新潟記念はユーキャンスマイルが重賞2勝目となった…

2019,8,24~25 トラックバイアス結果 (新潟競馬場、小倉競馬場、札幌競馬場)

8月25日にはキーンランドカップ(GⅢ)と新潟2歳ステークス(GⅢ)が行われ、それぞれダノンスマッシュとウーマンズハートが1番人気に応えて優勝した。 新潟競馬場は金曜日に50.5mmと日曜朝に7mmの雨が降り、芝はやや重→良、ダートはやや重→重→やや重。芝コースは5…

2019,8,17~18 トラックバイアス結果 (新潟競馬場、小倉競馬場、札幌競馬場)

8月18日には札幌記念(GⅡ)と北九州記念(GⅢ)が行われ、それぞれブラストワンピースとダイメイプリンセスが復活優勝した。 新潟競馬場は金~土曜朝に12mmの雨が降ったが、芝はほぼ影響なく良馬場、ダートはやや重→良。芝コースはJRA全10場の中でも一番水はけが…

2019,8,10~11 トラックバイアス結果 (新潟競馬場、小倉競馬場、札幌競馬場)

8月11日には関屋記念(GⅢ)とエルムステークス(GⅢ)が行われ、関屋記念はミッキーグローリーが重賞2勝目を挙げ、エルムステークスはモズアトラクションが重賞初制覇となった。 新潟競馬場は週間に雨が降らなかったため、芝ダートともに良馬場。芝コースは3週目…

2019,8,3~4 トラックバイアス結果 (新潟競馬場、小倉競馬場、札幌競馬場)

8月4日には小倉記念(GⅢ)とレパードステークス(GⅢ)が行われ、小倉記念はメールドグラースが重賞3連勝、レパードステークスはハヤヤッコが白毛馬でJRA初重賞制覇となった。 新潟競馬場は週間にほとんど雨が降らず、土日ともに芝ダートとも良馬場。ダートコース…

2019,7,27~28 トラックバイアス結果 (新潟競馬場、小倉競馬場、札幌競馬場)

3場とも開幕週となった先週末。日曜日にはクイーンステークス(GⅢ)とアイビスサマーダッシュ(GⅢ)が行われ、それぞれミッキーチャームとライオンボスが人気に応え優勝した。 新潟競馬場は土曜夜~日曜朝にかけて5mmの雨が降ったが、2日間とも芝ダートともに良…

2019,7,20~21 トラックバイアス結果 (福島競馬場、中京競馬場、函館競馬場)

3場とも夏開催の最終週となった先週末。函館2歳ステークス(GⅢ)と中京記念(GⅢ)の2つの重賞が行われ、それぞれビアンフェ、グルーヴィットが優勝した。 福島競馬場は2日間とも雨の影響を受け、芝コースは良→やや重、ダートコースはやや重。芝コースは全体的に…

2019,7,13~14トラックバイアス結果 (福島競馬場、中京競馬場、函館競馬場)

7月14日に函館記念(GⅢ)が行われ、マイスタイルが大逃げから馬群を引きつけ、直線で再度差しきり優勝した。 福島競馬場は雨の影響で芝ダートともに重馬場。特に芝コースはコース全体が荒れて時計が掛かり、かなり外伸び馬場となっていた。 中京競馬場も雨の影…

2019,7,6~7 トラックバイアス結果 (福島競馬場、中京競馬場、函館競馬場)

7月7日には七夕賞(GⅢ)とプロキオンステークス(GⅢ)が行われ、それぞれミッキースワローとアルクトスが優勝し、秋のGⅠ戦線へ向けて好スタートを切った。 福島競馬場は週間の雨の影響で芝ダートとも重馬場。芝コースは馬場がタフになったため、1200mと1800m以上…

2019,6,29~30 トラックバイアス結果 (福島競馬場、中京競馬場、函館競馬場)

6月30日には大雨で不良馬場の中でラジオNIKKEI賞(GⅢ)とCBC賞(GⅢ)が行われ、それぞれブレイキングドーンとレッドアンシェルが優勝し、重賞初制覇となった。 福島競馬場は開幕週だが、週間から週末にかけて雨が降りタフな馬場状態。日曜日には芝もダートも不良…

2019,6,22~23 トラックバイアス結果 (東京競馬場、阪神競馬場、函館競馬場)

6月23日に春のグランプリ・宝塚記念が行われ、紅一点のリスグラシューが優勝した。いつもは後方から追い込む同馬だが、レーン騎手の好騎乗により先行させ、2着に0.5秒差をつける圧勝劇を見せてくれた。 東京競馬場は土曜日に雨が降り、芝ダートともに重馬場…

2019,6,15~16 トラックバイアス結果 (東京競馬場、阪神競馬場、函館競馬場)

6月15~16日は禁止薬物問題で大変な週末となった。大量に競争除外が発生し、特に函館スプリントステークス(GⅢ)は7頭立てと寂しく、タイムも遅い低レベルのレースとなった。 東京競馬場は週間に83mm、土曜日に51mm、日曜朝に2.5mmと大量の雨が降り、土日とも…

2019,6,8~9 トラックバイアス結果 (東京競馬場、阪神競馬場)

2場とも金曜日に大雨が降り、久しぶりに馬場が悪化した中でレースが行われた。「良」以外の馬場状態になったのは、東京競馬場では約1カ月ぶり、西開催では5月4日(土曜日)に京都競馬場のダートがやや重になった以来なのでこちらも約1カ月ぶりとなる。 東京競…