トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2021,1,23~24 トラックバイアス結果 (中山競馬場、中京競馬場、小倉競馬場)

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先週は2つの重賞が行われ、アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)は1番人気のアリストテレスが、東海ステークス(GⅡ)は2番人気のオーヴェルニュがそれぞれ優勝した。

中山競馬場は土曜日に20㎜と日曜日に数十ミリの雨が降り、馬場状態は芝はやや重→不良、ダートは良→不良。芝コースは全体的にかなり傷んでいたためか、外伸び、差し有利のバイアスが出ていた。

中京競馬場は金~土曜日に16㎜と日曜日に数十ミリの雨が降り、馬場状態は芝はやや重→不良、ダートは良→不良。芝コースは直線が特殊な状態だったためか、内を通ってそのまま好走した馬が目立っていた。

小倉競馬場は月曜日に1.5㎜の雨か雪、金~土曜日に15㎜、日曜日に数ミリの雨が降り、馬場状態は芝はやや重→重、ダートは重→不良。芝コースは内ラチ沿いに傷みが出てきたためか、外枠有利、外伸び、差し有利のバイアスが出ていた。

では、2021年1月23~24日のトラックバイアスの結果を紹介する。

 

【目次】

 

 

 

 

中山競馬場

1/23 予想

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1/23 結果

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1/24 予想

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1/24 結果

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ダート

1/23 予想

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 1/23 結果

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1/24 予想

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1/24 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

土曜日は朝から雨が降り続き、馬場状態は9Rまではやや重、11R以降は重。日曜日は前日からの雨により不良。

この雨によりコース全体の内から3~4分所位までが傷みぐちゃぐちゃで、特に3~4コーナーは一部の騎手が避けるほどだった。

時計は、土曜日は+0.4→+4.5秒位へ変動、日曜日は+4.5秒位。土曜日は、5Rは+0.4秒位、9Rは+2.0秒位、11Rは+2.8秒位、12Rは+4.5秒位。今は野芝が休眠期間なので雨でかなりタフになり時計が遅くなった。

枠は、土曜日はフラット~外、日曜日はフラット。土曜日は内ラチ沿いの状態が悪かったため、比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になりやすかった。日曜日は傷みが広範囲になったためバイアスは出なかったようだ。

直線の伸びは、土曜日はやや外、日曜日はやや外~外。2日間とも内でも我慢できていたレースもあったが、基本的には内の状態が悪いため比較的状態が良い外が伸びていた。

前後は2日間とも展開次第~差し。逃げ先行馬が残るレースもあったが、馬場がタフだったため基本的にはスタミナ型の決め手がある馬が中心だった。

 

・ダート

土曜日は朝から雨が降り続き、馬場状態は4Rまでは良、6R以降はやや重。日曜日は前日からの雨により不良。

時計は、土曜日は-1.0~+0.6秒位、日曜日は-1.0秒位。土曜日は1200mと1800m、そして馬場の水分量で時計の出方が違っていた。1200mは1Rは±0秒位、3,4Rは少し湿って砂の摩擦が多くなったためか+0.6秒位、7Rは脚抜きが良くなり-1.0秒位。1800mは凍結防止剤の影響でタフになり+0.7秒位。日曜日は凍結防止剤の影響と水が浮いてタフだったためか馬場状態よりは時計が遅くなっていた。

凍結防止剤は水分と反応すると摩擦が多くなり馬場がタフになることがある。先週はその影響もあり馬場状態よりも時計が遅くなったのだろう。

枠は2日間ともフラット~外。凍結防止剤等の影響で馬場が2日間ともタフだったためか、外枠の好走が目立っていた。

直線の伸びは2日間ともフラット。特にバイアスは出なかった。

前後は、土曜日は展開次第、日曜日は前~展開次第。土曜日は若干差しが決まっていたが、基本的にはバイアスは出なかった。日曜日は上がり性能に差が出にくかったためか逃げ先行馬が中心だった。

 

【次開催へ向けて】

・芝

次開催は約1か月後の2月27日からとなる。使用コースは前5週がAコース、後3週がBコース。通常はこの期間にエアレーション作業を行なう。

次開催の最初の頃はまだ野芝が休眠期間なので馬場はタフな状態だが、段々と気温が上がっていくにつれ野芝も生育し始めるので、開催後半は時計が速くなることがある。

次開催の時計は-1.0~±0秒位、バイアスは外枠有利になることが多い。今年は先週の雨などで馬場が相当傷んでいるので、時計は±0~+0.5秒位になる可能性がある。バイアスは芝の状態次第で外枠有利、差し有利に注意したい。

 

・ダート

次開催は約1か月後の2月27日からとなる。基本的には一部路盤の補修以外の作業は行わない。

次開催の時計は、良馬場で±0秒前後になることが多い。バイアスは、外枠有利、前有利になることが多い。

 

 

 

 

 

中京競馬場

1/23 予想

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1/23 結果

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1/24 予想

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1/24 結果

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ダート

1/23 予想

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1/23 結果

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1/24 予想

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1/24 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

土曜日は朝から雨が降り続き、馬場状態は5Rはやや重、6R以降は重。日曜日は前日からと当日の雨の影響で馬場状態は終日不良。

この雨の影響でコース全体の内から3~4分所位までの傷みが激しく、特に3~4コーナーは芝が剥げて土の上を走っているような状態だった。

時計は、土曜日は+1.4→+2.6秒位へ変動、日曜日は+1.2→+3.5秒位へ変動。土曜日は9Rまでは+1.4秒位、10R以降は+2.6秒位。日曜日は6Rまでは+1.2秒位、9R以降は+3.5秒位だった。

枠は、土曜日はフラット~外、日曜日はフラット。土曜日は内ラチ沿いの状態が悪かったため、比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になりやすかった。日曜日はコース全体が傷んだためかバイアスは出なかった。

直線の伸びは2日間とも内・フラット~やや外。直線は内から1~2頭分位の状態が比較的良かったためそこが伸び、2~3分所は状態が悪いので伸びず、4分所より外は比較的良かったため伸びる特殊な状態だった。

前後は2日間とも展開次第~差し。土曜日は内ラチ沿いを通った逃げ先行馬が残ったレースもあったが、馬場がタフだったため基本的にはスタミナ型の決め手がある馬が中心だった。日曜日は6Rまでは展開次第、9R以降は時計が遅くなったためか差し有利になった。

 

・ダート

土曜日は朝から雨が降り続き、馬場状態は2Rまでは良、3~8Rはやや重、12Rは重。日曜日は前日からと当日の雨の影響で馬場状態は終日不良。

時計は、土曜日は-0.3→-1.0秒位へ変動、日曜日は-1.8秒位。土曜日は3Rまでは-0.3秒位、4~8Rは-0.5秒位、12Rは-1.0秒位。日曜日は凍結防止剤の影響と水が浮いてタフだったためか馬場状態よりは時計が遅くなっていた。

枠は2日間ともフラット。少頭数のレースで1枠が連続勝利したこともあったが、基本的にはバイアスは出なかった。

直線の伸びは、土曜日はやや内~フラット、日曜日はフラット。土曜日は外が伸びないこともないが、どちらかというと内の方が伸びていた。日曜日は気持ち内が伸びていたがバイアスが出るほどではなかった。

前後は、土曜日は前~差し、日曜日は展開次第。土曜日は馬場の湿り具合でバイアスが変わり、7,8Rは差し有利、他は前有利となっていた。日曜日は少頭数のレースで差しが決まっていたが、基本的にはバイアスは出なかった。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気は、月曜日は晴れ、火~水曜日は雨、木曜日は晴れか曇り、金曜日は雪、土曜日以降は晴れか曇り予報となっている。金曜日の雪、もしくは雨次第では今週末は道悪になる可能性がある。

今週からA→Bコース替わり。これにより傷んだ箇所はある程度カバーされるだろうが、傷みが広範囲となっているため残りそうだ。

そのため、今週末は馬場状態に関わらず外枠有利、外伸びになりやすいだろう。時計は良馬場だと±0~+0.8秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気は、月曜日は晴れ、火~水曜日は雨、木曜日は晴れか曇り、金曜日は雪、土曜日以降は晴れか曇り予報となっている。火~水曜日と金曜日の雨量次第で道悪になりそうだ。

先週の雨で凍結防止剤はある程度流されただろうが、まだ残っていると思われる。そのため、先週と同じく馬場状態よりは時計が遅くなりそうだ。

バイアスは、先週と同じく内伸び、差し有利になりやすいだろう。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

1/23 予想

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1/23 結果

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1/24 予想

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1/24 結果

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ダート

1/23 予想

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1/23 結果

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1/24 予想

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1/24 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

土曜日は朝から雨が降り続き、馬場状態は終日やや重。日曜日はレース前に雨が降り、馬場状態は終日重。

この雨の影響でコース全体の内ラチ沿いに傷みが出始めたが、他の2場と比べると内ラチ沿いを避けるほどではなかった。ただ、雨の影響で馬場はかなり軟らかい状態だった。

時計は、土曜日は+1.2→+2.0秒位へ変動、日曜日は+1.4~+3.0秒位。土曜日は8Rまでは+1.2秒位、9R以降は+2.0秒位。日曜日は距離によって時計の出方が変わり、1200mは+1.4秒位、1800m以上は+3.0秒位だった。

枠は2日間ともフラット~外。内枠の好走もあったが、内ラチ沿いが傷んでいたため比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になりやすかった。

直線の伸びは、土曜日はフラット、日曜日はフラット~外。土曜日はまだ傷みが少なかったためバイアスは出なかった。日曜日は内でも我慢できていたが、基本的には外に行くほど伸びていた。

前後は2日間とも展開次第~差し。2日間とも逃げ先行馬が残るレースもあったが、基本的にはスタミナ型の決め手がある馬が中心だった。

 

・ダート

土曜日は朝から雨が降り続き、馬場状態は終日重。日曜日はレース前に雨が降り、馬場状態は終日不良。

時計は、土曜日は-1.3秒位、日曜日は-2.0秒位。脚抜きは良かったが、今開催は少し砂が深めだからか馬場状態よりは時計が速くならなかった。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。特にバイアスは出なかった。

前後は、土曜日は展開次第~差し、日曜日は展開次第。土曜日は逃げ先行馬が残るレースもあったが、基本的には決め手がある馬が中心だった。日曜日はメンバーとペース次第でどこからでもという状態だった。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気は、月曜日は晴れ、火曜日は雨、水曜日以降は晴れか曇り予報となっている。ただ、水曜日以降も降水確率が高めなので雨にも注意しておきたい。

先週の雨でコース全体の内ラチ沿いに傷みが出ているので、今週は雨の有無に関わらず外枠有利、外伸び、差し有利のバイアスが出やすいだろう。時計は、週間の雨量にもよるが良馬場で-0.5~±0秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気は、月曜日は晴れ、火曜日は雨、水曜日以降は晴れか曇り予報となっている。ただ、水曜日以降も降水確率が高めなので雨にも注意しておきたい。

今開催は砂が少し深めの印象なので、先週のと今週火曜日の雨が残り、今週末の馬場状態はやや重くらいになりそうだ。

バイアスは、今開催の傾向を見ると出にくいだろう。時計は、週間の雨量にもよるが±0~+0.5秒位と想定している。

 

 

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