トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,4,27 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場、新潟競馬場)

 

今週から新潟競馬場を加えての3場開催となる。3場とも金曜午後から土曜日にかけて降水確率が高めで雨が降る可能性があるので、雨の有無や雨量で時計やバイアスの出方が変化するかもしれない。

東京競馬場は月~水曜日に19.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。上記の通り府中市は金曜午後から土曜日にかけて降水確率が高めなので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

京都競馬場は火~木曜日に17㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。上記の通り京都市も金曜午後から土曜日にかけて降水確率が高めなので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

新潟競馬場は水~木曜日に8㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。新潟市は雨が降っても少量だと思われるので、雨による時計やバイアスに影響はないだろう。

では、2024年4月27日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~水曜日に19.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~3㎜、土曜日の想定馬場状態は良~稍重。

開催2週目。先週のレースではほぼダメージが出ず、馬場はこの時期らしい良好な状態。金曜昼時点の含水率が16~18%台と少し高めなので、もし雨が降らなくても土曜日は馬場が若干柔らかめになる可能性がある。金曜午後から土曜日にかけて雨が降った場合は、雨量次第で馬場の表面が緩めになるかもしれない。

先週の時計は-2.2~-1.9秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.2~-1.7秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.0~-0.5秒位と想定している。

枠は内~外と想定。土曜日に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥して内枠有利になる可能性がある。雨が降ったがその後晴れず馬場の乾燥が遅い場合は、馬場の表面が緩めになりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。それ以外の場合は、まだ傷みが出ていないのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。土曜日に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。それ以外の場合は、まだ馬場に傷みが出ていないのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降った場合は、雨の影響で馬場の表面が緩めだと思われるので、速い上がりが出ると差し有利になる可能性がある。雨が降らない場合も、確率は低そうだが速い上がりが出ると差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~水曜日に19.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~3㎜、土曜日の想定馬場状態は良~重。

先週の時計は-0.2~±0秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.5~±0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.8~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らず、かつ、表面が乾燥した場合は、土曜日は向こう正面が向かい風気味でキックバックが多くなるかもしれないので外枠有利になる可能性がある。馬場状態が重に近い稍重か重になった場合は、近年の東京ダートの道悪の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。それ以外の場合はバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラットと想定。近年の東京ダートの傾向からすると雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。近年の東京ダートの傾向からすると、雨の有無に関わらず速い上がりが出るようだと差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~木曜日に17㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが降水確率が高めなのでパラッと雨が降る可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~2㎜、土曜日の想定馬場状態は良。

開催2週目。前開催は馬場に傷みが出ていたが、芝を張り替えたこともあってか今開催は馬場は例年以上に良好な状態。先週は日曜日に雨が降ったが馬場にダメージは出なかった。今週は火~木曜日に雨が降ったが、木曜朝から金曜午前までは晴れて気温もそれなりに上がったので、土曜日は雨が降らなければ馬場の硬さは標準位だろう。

先週の時計は-2.1~±0秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.2~-1.8秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.0~-1.2秒位と想定している。

枠は内~外と想定。土曜日に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、雨量次第だが馬場が内から乾燥して内枠有利になる可能性がある。雨が降ったがその後曇り馬場の乾燥が遅れた場合は、スムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。雨が降らない場合は、まだ傷みが出ていないので多少は内枠の好走が多いかもしれないが、バイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。土曜日に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、雨量次第だが馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。それ以外の場合は、まだ傷みが出ていないので多少は内の方が伸びるかもしれないが、バイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が緩めになりそうなので速い上がりが出るようだと差し有利になる可能性がある。雨が降らない場合は、一定以上の決め手が要求されそうだが基本的にはバイアスは出にくそうだが、速い上がりが出るようだと差し有利になることもあり得る。

 

・ダート

火~木曜日に17㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は7~9%台なので良馬場にしては水分量が多い。

今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが降水確率が高めなのでパラッと雨が降る可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~2㎜、土曜日の想定馬場状態は良~稍重。

先週の時計は+0.2~+0.4秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は±0~+0.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.0~+1.0秒位と想定している。改修工事後の京都ダートは馬場が湿ると時計がかなり遅くなることもあるので注意したい。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、先週と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが改修工事後の京都ダートの道悪の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。このくらいの雨量であれば雨が降っても降らなくてもバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨が降らない場合は、先週と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが改修工事後の京都ダートの道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水~木曜日に8㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報。もしかすると土曜午前にパラッと若干の雨が降るかもしれないが、影響は無い程度だと思われる。

今週が開幕週。使用コースは4週すべてBコース。馬場は野芝のみ。芝の張り替えは無し。エアレーション作業を実施。今年の馬場はJRAの画像を見る限りでは例年と同程度だが、前開催は例年よりも傷みが出たことと、今年は野芝が生育する時期の気温が低めだったこともあり、馬場は例年よりも悪いかもしれない。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-0.8~+0.5秒位になることが多い。今年は野芝の状態が例年よりも悪い可能性があるので、今週土曜日は-0.4~+0.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が8割位、外枠有利が2割位となっている。前開催は内側を中心に傷みが出て回復しきれていないかもしれないので、今週土曜日は外枠有利になる確率が高いと思われる。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が7割位、外伸びが3割位となっている。前開催は内側を中心に傷みが出て回復しきれていないかもしれないので、今週土曜日は外伸びになる確率が高いと思われる。

前後は展開次第~差しと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が5割位、前有利が1割位、差し有利が4割位となっている。前開催は内側を中心に傷みが出て回復しきれていないかもしれないので、今週土曜日は差し有利になる確率が高いと思われる。

 

・ダート

水~木曜日に8㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は5~6%台なので少し水分が残っている。

土曜日の天気は曇り時々晴れ予報。もしかすると土曜午前にパラッと若干の雨が降るかもしれないが、影響は無い程度だと思われる。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-0.7~+0.7秒位になることが多い。今週土曜日は良馬場でレースが行えそうなので例年通り-0.7~+0.7秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が7割位、外枠有利が3割位となっている。今週土曜日は向こう正面が向かい風気味の予報なので、外枠有利になる確率が高いと思われる。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が9割位、内伸びが1割位となっている。基本的にはバイアスは出にくい傾向なので、今週土曜日も出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が6割位、前有利が4割位となっている。

 

 

 

 

にほんブログ村 競馬ブログ 馬場適性理論へ
にほんブログ村

 


競馬・血統理論ランキング