トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,5,8 日曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、中京競馬場、新潟競馬場)

 

日曜日にNHKマイルカップ(GⅠ)が行われる。舞台の東京芝は内ラチ沿いに傷みが出てきたが、まだ芝の状態が良いので速めの時計が出そうだ。

東京競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場が段々と踏み固められてきて、内伸びのバイアスが出る可能性がある。

中京競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場の状態が良いので、内枠有利のバイアスが出る可能性がある。

新潟競馬場は月曜日に3.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは例年よりも芝の状態が良いので、少し速めの時計が出そうだ。

では、2022年5月8日、日曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れ時々曇り予報。

今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いがデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いには少し傷みが出ている。ただ、気温が高い日が多いからか野芝の生育は順調そうだ。

土曜日の時計は-1.6秒位だったが、スローペースのレースが多かったので後で修正するかもしれない。日曜日は雨が降らない予報なので-2.0~-1.5秒位と想定している。

枠はフラットと想定。内ラチ沿いに傷みが出てきているがまだ我慢できそうなので、バイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。外が伸びないこともないが、段々と内が踏み固められてきた印象があるので、どちらかというと内の方が伸びるかもしれない。

前後は展開次第と想定。まだ速い上がりが出ているので一定以上の決め手は必要だが、馬場が段々と踏み固められてきたのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は4~5%台だったが土曜日のレースを見る限りでは乾きムラがあった。

日曜日の天気は晴れ時々曇り予報。馬場はパサパサまで乾燥しそうだ。

土曜日の時計は-0.4秒位だったと思うが、スローペースのレースが多かったので後で修正するかもしれない。日曜日は雨が降らない予報なので-0.7~-0.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。日曜日は向こう正面が向かい風気味で、しかも馬場がさらに乾燥してキックバックが多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。今開催は良馬場だとバイアスが出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。野芝の生育が順調そうで馬場は良好な状態。週間に雨が降らなかったためか馬場は少し硬めに感じるが、3~4コーナーと直線の一部に表面が若干緩めな箇所があった。

土曜日の時計は-2.5秒位。日曜日も晴れ予報なので-2.5秒前後と想定している。

枠は内~フラットと想定。土曜日は気持ち内枠の好走が目立っていたが基本的にはバイアスは出なかった。しかし、まだ内の状態が良いので日曜日は内枠有利のバイアスが出る可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。土曜日はバイアスが出なかったので、日曜日も出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。土曜日は基本的にはバイアスは出なかったが、2000m以上のレースで決め手がある馬の好走が目立っていた。そのため、日曜日は2000m以上のレースで差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は4~5%台だったが、土曜日のレースを見る限りでは乾きムラがあった。

日曜日の天気は晴れ予報。馬場はほぼパサパサまで乾燥しそうだ。

土曜日の時計は-0.7秒位。日曜日は馬場がさらに乾燥しそうなので-0.9~-0.7秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。馬場の砂が細かめで砂埃がかなり舞っているが、日曜日は向こう正面が追い風気味でキックバックが少なめになりそうなので、バイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。内ラチ沿い1頭分位の砂が薄めに感じるので逃げ馬の好走が多くなるかもしれないが、基本的には土曜日と同じくバイアスは出にくいだろう。

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に3.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。開催が1週後ろ倒しになったことと、気温が高い日が多かったこともあり、野芝の生育は例年よりも良好だと思われる。ただ、やはりまだ野芝が生育途上ということもあり、不揃いの箇所が多くあり、表面が緩めに感じる。

土曜日の時計は-0.8秒位。日曜日も晴れ予報なので-0.8秒前後と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は例年よりも芝が良好だからかバイアスは出なかったため、日曜日も出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。土曜日は例年よりも芝が良好だからかバイアスは出なかったため、日曜日も出にくいだろう。

 

・ダート

月曜日に3.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は4%台だったが、土曜日の馬場を見る限りでは乾きムラがあった。

日曜日の天気は晴れ予報。馬場はほぼパサパサまで乾燥しそうだ。

土曜日の時計は-0.7~-0.3秒位で、1200mが-0.7秒位、1800mが-0.3秒位だった。日曜日も雨が降らない予報なので-0.9~-0.4秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。日曜日は向こう正面が追い風気味の予報なので、バイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。土曜日はバイアスは出なかったが、今開催は前有利になることが多いので、日曜日は前有利のバイアスに注意しておきたい。

 

 

 

 

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