日曜日の天気は新潟競馬場は晴れ予報だが、札幌競馬場は曇り予報で大気の状態が不安定となっている。札幌は通り雨があるかもしれないので、時計やバイアスの変化に注意したい。
新潟競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは前日と同じく外枠有利、差し有利のバイアスが出る可能性がある。
札幌競馬場は火曜日に3㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。日曜日の札幌市は上記の通り大気の状態が不安定なので、雨の有無で時計やバイアスの出方が変化する可能性がある。
では、2023年7月30日、日曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
新潟競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れ予報。
今週が開幕週。野芝の生育が良く、馬場は開幕週らしい良好な状態。ただ、クッション値が例年よりも低い9.1となっており、少し軟らかめなのかもしれない。
土曜日の時計は-1.8秒位だと思われるが、スローペースのレースが多かったので後で修正するかもしれない。日曜日は晴れ予報なので-2.2~-1.5秒位と想定している。
枠はフラット~外と想定。土曜日はクッション値が例年よりも低く馬場が軟らかめだったためか、内枠の好走もあったが基本的には外枠有利だった。日曜日も外枠有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。前日はバイアスが出なかったので、日曜日も出にくいだろう。
前後は展開次第~差しと想定。土曜日は内回りはバイアスは出なかったが、外回りは馬場が軟らかめだからか差し有利だった。日曜日も同じ傾向になる可能性がある。
・ダート
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでカラカラに乾燥している。
日曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。
土曜日の時計は-0.2秒位。日曜日も晴れ予報なので-0.2秒前後と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。日曜日は向こう正面が追い風気味の予報なのでバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第と想定。前日は良馬場でバイアスが出なかったので、日曜日も出にくいだろう。
札幌競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
火曜日に3㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は曇り予報だが、大器の状態が不安定らしいので通り雨があるかもしれない。日曜日の想定雨量は0~10㎜、想定馬場状態は良~重。
開催2週目、Aコース2週目。3~4コーナーの内ラチ沿いが多少デコボコしてきたが、全体的にはおおむね良好な状態。馬場の硬さは標準位。
土曜日の時計は-2.3秒位。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.3秒前後、雨が降った場合は雨量次第で-2.0~+1.8秒位と想定している。
枠は内~フラットと想定。雨が降らない場合は、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降ったが途中で止んだ場合は、馬場が内から乾燥してロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降ったが途中で止んだ場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。
前後は前~展開次第と想定。雨が降らない場合は、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量にもよるが馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。
・ダート
火曜日に3㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでカラカラに乾燥している。
日曜日の天気は曇り予報だが、大器の状態が不安定らしいので通り雨があるかもしれない。日曜日の想定雨量は0~10㎜、想定馬場状態は良~重。
土曜日の時計は-0.3秒位。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.3秒前後、雨が降った場合は雨量次第で-1.5~+0.3秒位と想定している。
枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、日曜日は向こう正面が向かい風の時間帯が多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが雨で馬場が湿りキックバックは少なくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。
直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。
前後は展開次第と想定。雨が降らない場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合も、近年の札幌ダートの稍重~重の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。