2023,9,16 土曜日トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場)

今週は16日～18日までの3日間の開催となる。2場とも金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良だが、中山は金曜午後から土曜朝にかけて降水確率が高めなので、時計やバイアスの変化に注意したい。

中山競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。船橋市は上記の通り金曜午後から土曜朝にかけて降水確率が高めなので、雨の有無による馬場状態の変化に注意したい。

阪神競馬場は月曜日に1㎜と金曜日の昼までに1.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場がかなり良好な状態なので、土曜日はかなり速い時計が出そうだ。

では、2023年9月16日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

【目次】

中山競馬場
- 芝
- ダート
  - 【備考】
  - 【解説】
阪神競馬場
- 芝
- ダート
  - 【備考】
  - 【解説】

中山競馬場

芝

ダート

【備考】

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後は曇りだが大気の状態が不安定で降水確率が少し高め、土曜日は晴れ時々曇り予報だが午前中の降水確率が少し高めとなっている。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0～50㎜、土曜日の想定馬場状態は良～重。

開催2週目。先週のレースで3～4コーナーの内ラチ沿いが若干デコボコしているが、全体的には良好な状態。今週は金～土曜日に雨が降る可能性があるので、雨量次第では馬場がタフになるかもしれない。

先週の時計は－2.1～－1.3秒位。今週は金～土曜日に雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は－2.3～－1.9秒位、雨が降った場合は雨量次第で－2.2～＋1.0秒位と想定している。

枠は内～外と想定。雨が降らない場合は、馬場が良好なので多少は内枠の好走が多いかもしれないが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。少量の雨が降った場合は、馬場がほどよく軟らかくなるのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。土曜朝に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後に晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥しそうなので内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内～フラットと想定。土曜朝に雨が降ったが止み、かつ、その後に晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。それ以外の場合は、馬場がまだ良好な状態なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前～展開次第と想定。雨が降り上がりがかなり遅くなった場合は、上がりに差が出にくくなるので前有利になる可能性がある。それ以外の場合は、馬場がまだ良好な状態なのでバイアスは出にくいだろう。

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は1～2％台なのでカラカラに乾燥している。

今後の天気は、金曜午後は曇りだが大気の状態が不安定で降水確率が少し高め、土曜日は晴れ時々曇り予報だが午前中の降水確率が少し高めとなっている。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0～50㎜、土曜日の想定馬場状態は良～不良。

先週の時計は－2.4～－1.4秒位。今週は金～土曜日に雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は－1.2～－0.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で－3.5～－0.5秒位と想定している。

枠はフラット～外と想定。雨が降らない場合は、土曜日は風が舞う予報でキックバックが多くなるかもしれないので、そうなると外枠有利になる可能性がある。雨が降った場合も、近年の中山ダートの道悪の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。先週や近年の中山ダートの道悪の傾向からすると、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は前～展開次第と想定。雨が降らない場合は、先週日曜日の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、先週土曜日の時の道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。