トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,2,3 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場、小倉競馬場)

 

今週は京都と小倉で週間に雨が降り、金曜昼時点では小倉が道悪となっている。さらに小倉は土曜午後の降水確率が高めで雨が降る可能性があるので、時計やバイアスの変化に注意したい。

東京競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。府中市は約2週間も雨が降っていないので、馬場が硬くなり速い時計が出ることもあり得る。

京都競馬場は水~木曜日に4.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは内ラチ沿いに傷みが出ているので、外枠有利、外伸び、差し有利のバイアスが出る可能性がある。

小倉競馬場は水~木曜日に9.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。上記の通り北九州市は土曜午後に雨が降る可能性があるので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

では、2024年2月3日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催2週目。先週のレースによるダメージは無く、馬場はこの時期にしてはかなり良好な状態。約2週間も雨が降っていないため、金曜10時時点のクッション値は9.3だが馬場は少し硬めになっているかもしれない。

先週の時計は-2.0秒位。今週土曜日は馬場が硬めかもしれないので、硬めだと-2.5~-2.1秒位、硬さが標準位だと-2.0~-1.7秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。馬場が硬めの場合は、まだ馬場が良好なのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。硬さが標準位だと、多少は内枠の好走が多いかもしれないがバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。馬場が硬めの場合は、まだ馬場が良好なのでロスが少ない内が伸びる可能性がある。硬さが標準位でも、外も伸びるだろうがどちらかというと内が伸びることもあり得る。

前後は前~展開次第と想定。馬場が硬めの場合は、前が止まりにくく前有利になる可能性がある。硬さが標準位の場合は、一定以上の決め手が要求されるかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

先週の時計は+0.3秒位。今週土曜日は晴れ予報なので+0.2~+0.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。土曜日は向こう正面が向かい風気味でキックバックが多くなるかもしれないので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。先週は若干内が伸びた印象もあるが基本的にはバイアスは出なかった。今週土曜日もバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。先週はバイアスは出なかったが一定以上の決め手が要求されていたので、今週土曜日は差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水~木曜日に4.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催5週目、今週からB→Cコース替わり。これにより傷んだ箇所はある程度カバーされるだろうが、先週は広範囲に傷みが出ていたので、コース替わりでも傷んだ箇所はカバーしきれず内ラチ沿いに傷みが残りそうだ。芝の状態も悪いので馬場の表面は緩めだろう。

先週の時計は-0.3~±0秒位。今週土曜日は晴れ予報でコース替わりなので-0.8~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。今週からコース替わりだが内ラチ沿いに傷みが残りそうなので、比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。先週は直線は内から広範囲に傷みが出て逆に内でも我慢できていたレースもあったが、今週はコース替わりで比較的状態が良い外との距離が近くなるので、今週土曜日は外が伸びる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。今週からコース替わりだが内ラチ沿いに傷みが残ると思われるので差し有利になる可能性があるが、多くの馬が内を避けるようだとバイアスは出にくくなりそうだ。

 

・ダート

水~木曜日に4.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は8%台なので良馬場にしては含水率は高い。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場の乾燥が進みそうだ。

先週の時計は+0.3秒位。今週土曜日は晴れ予報なので±0~+1.0秒位と想定している。今開催は頻繁に砂厚の調整をしているので、それ次第ではもっと時計が速くなったり遅くなったりすることもあり得る。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。今開催は良馬場だとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水~木曜日に9.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後の遅い時間は降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。

開催4週目。今までのレースでコース全体の内ラチ沿いに傷みが目立ち、3~4コーナーの内から広範囲に傷みが出て、コース全体の内から広範囲がデコボコしている。今週は週間に雨が降ったため、土曜日の雨の有無に関わらず馬場の表面は緩めだろう。

先週の時計は±0~+2.0秒位。土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は±-0.3~+1.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で±0~+2.0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。コース全体の内ラチ沿いに傷みが出ているので、比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。ただ、多くの馬が内ラチ沿いを避けるようだとバイアスは出にくくなるかもしれない。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。内ラチ沿いに傷みが出ているので、比較的状態が良い外が伸びる可能性がある。ただ、内ラチ沿い1頭分位の馬場は悪くないので、内ラチ沿いを通ると我慢できるかもしれない。

前後は前~差しと想定。雨が降らない場合は、コース全体の内ラチ沿いに傷みが出ているので差し有利になる可能性があるが、多くの馬が内ラチを避けるようだとバイアスは出にくくなるかもしれない。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になることもあり得る。

 

・ダート

水~木曜日に9.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後の遅い時間は降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。

先週の時計は+0.8秒位。今週土曜日は午後から雨が降る可能性があるが、降っても雨量は少ない予報なので雨の有無に関わらず+0.6~+1.5秒位と想定している。凍結防止剤が散布されており、その状態で馬場が湿ると時計が極端に遅くなることもあり得るので注意したい。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。土曜日は雨が降る可能性があるが降っても少量で影響はほぼ無いと思われるので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

 

 

 

 

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