トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2021,3,7 日曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、阪神競馬場、小倉競馬場)

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今週は金~土曜日にかけて雨が降った影響で、土曜夜時点では3場とも道悪になっている。その影響で先週と比べると時計やバイアスが変化したコースがあるので確認しておきたい。

中山競馬場は火曜日に26.5㎜と金曜日に1㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともにやや重。芝コースはまだ馬場に傷みが少ないため、内伸び、前有利のバイアスが出る可能性がある。

阪神競馬場は火曜日に30.5㎜と金曜日に5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともにやや重。芝コースは道悪になったためか、先週までよりも時計が遅めになっている。

小倉競馬場は火曜日に20.5㎜と木~金曜日に21㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝はやや重、ダートは重。芝はコース全体の広範囲に傷みが出て内外の差があまりないため、内枠有利のバイアスが出る可能性がある。

では、2021年3月7日、日曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

中山競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

火曜日に26.5㎜と金曜日に1㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態はやや重。日曜日の天気は晴れのち曇り予報。想定馬場状態は良。

3~4コーナーの内ラチ沿いがデコボコしてきたが、その他の箇所はおおむね良好な状態。ただ、週間の雨量が多かったためか先週と比べると馬場はかなり軟らかい、というか、例年通りの状態になっている印象がある。

土曜日の時計は-0.3秒位。日曜日は馬場が乾いて良馬場になると思うが、馬場が軟らかめなので-0.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。まだ馬場の状態が良いのであまり外枠過ぎると厳しいが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。外枠の馬は上手く先行した馬を選びたい。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。前開催時はCコースを使用し馬場が傷み、今開催はAコースを使用しているため、内から1.5分所位までが伸びやすい。

前後は前~展開次第と想定。直線は外が伸びにくいため、基本的には逃げ先行したほうがレースがしやすいだろう。

 

・ダート

火曜日に26.5㎜と金曜日に1㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態はやや重。日曜日の天気は晴れのち曇り予報。想定馬場状態は良~やや重。

土曜日の時計は-0.2~+0.3秒位。1200mが-0.2秒位、1800mが+0.3秒位だった。日曜日は馬場の水分が少し抜けそうなので、1200mは±0~+0.3秒位、1800が+0.4~+0.7秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。日曜日は馬場の表面が乾燥してキックバックが多くなる可能性があるので、そうなると砂を被りにくい外枠の方がレースがしやすくなるかもしれない。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。先週は馬場が乾燥して差し有利になった日があったので、今週日曜日も馬場が乾燥すると差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

火曜日に30.5㎜と金曜日に5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態はやや重。日曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、夕方あたりから降水確率が高くなるので注意したい。日曜日の想定馬場状態は良。

コース全体の内ラチ沿いがデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いに傷みが出ている。しかも週間の雨量が多かったからか先週までと比べると馬場は軟らかめとなっている。

土曜日の時計は-0.5秒位。日曜日は馬場が少し乾燥しそうなので-1.2~-0.7秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。馬場が乾燥して速い上がりが出るようになり、差し有利になると想定しているため、スムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。直線はまだ傷みが少ないためバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。馬場が乾燥して速い上がりが出るようになると想定しているため、差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火曜日に30.5㎜と金曜日に5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態はやや重。日曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、夕方あたりから降水確率が高くなるので注意したい。日曜日の想定馬場状態は良~やや重。

土曜日の時計は-0.2秒位。日曜日は馬場の水分が少し抜けそうなので±0~+0.5秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。日曜日はやや重か、良馬場でも少し水分が残りそうなので、バイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。風の影響があるのかもしれないが、今開催は馬場に少し水分が含まれると前有利、乾燥すると差し有利になりやすい傾向となっている。そのため、日曜日は少し前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

火曜日に20.5㎜と木~金曜日に21㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態はやや重。日曜日の天気は曇り予報だが、降水確率は低めなので雨の心配はなさそうだ。日曜日の想定馬場状態は良~やや重。

週間の雨の影響で馬場はかなり柔らかく、コース全体の広範囲に傷みが出てかなりタフな状態。日曜日は少し水分が抜けるだろうが、たいして変わらないだろう。

土曜日の時計は+1.0~+2.0秒位。1200mは+1.0秒位で、1800m以上は内ラチ沿いを空けて距離ロスが多くなったため+2.0秒位だった。馬場に傷みが目立つため、日曜日の時計も同じくらいか、水分が抜けてもう少し速くなるかもしれない。

枠は内~フラットと想定。土曜日はコースの広範囲に傷みが出て内と外の傷みの差が少なくなり、距離ロスが小さい内枠の方が逆に有利になっていた。日曜日も同じ傾向になる可能性がある。

直線の伸びはやや外~外と想定。内から4~5分所までの傷みが激しいため、そこより外が伸びそうだ。

前後は展開次第と想定。土曜日はバイアス云々よりも、道悪の巧拙やコース取りの影響の方が大きかったためバイアスは出なかった。日曜日も同じ傾向だろう。

 

・ダート

火曜日に20.5㎜と木~金曜日に21㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は重。日曜日の天気は曇り予報だが、降水確率は低めなので雨の心配はなさそうだ。日曜日の想定馬場状態は重のままだろう。

土曜日の時計は-2.0秒位。日曜日は水分が少し抜けそうなので-1.5~-0.8秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。土曜日は速い時計が出ていたため前有利のバイアスが出ていたが、日曜日は前日よりも少し時計が遅くなりそうなので、バイアスは出にくくなりそうだ。

 

 

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