トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,2,19~20 トラックバイアス結果 (東京競馬場、阪神競馬場、小倉競馬場)

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先週は今年最初のGⅠレース・フェブラリーステークスが行われ、道中は上手く先行したカフェファラオが直線で抜け出すと、2着のテイエムサウスダンに2馬身2分の1差をつけ優勝し連覇した。

東京競馬場は月曜日に2㎜の雪、土曜日に3.5㎜と日曜日に数ミリの雨が降り、馬場状態は芝は良~重、ダートは稍重~不良。ダートコースは雨の影響もあり、特に日曜日は速い時計が出ていた。

阪神競馬場は土曜日に8.5㎜と日曜日に数ミリの雨が降り、馬場状態は芝ダートともに良→稍重。芝コースは雨の影響もあったが、馬場に傷みが出ていないためか2日間とも速めの時計が出ていた。

小倉競馬場は水~木曜日に2㎜の雪と土~日曜日に15㎜の雨が降り、馬場状態は芝ダートともに稍重~重。芝コースは馬場の傷み具合や雨量次第でレースによってバイアスの出方が違っていた。

では、2022年2月19~20日のトラックバイアスの結果を紹介する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

2/19 予想

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2/19 結果

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2/20 予想

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2/20 結果

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ダート

2/19 予想

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2/19 結果

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2/20 予想

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2/20 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

月曜日に2㎜の雪が降ったが、土曜日の馬場状態は良。その後、土曜日の夜から日曜日の朝にかけてと、10~11R前後に数ミリの雨が降り、日曜日の馬場状態は8Rまで重、10Rのみ稍重。

先週が開催最終週。土曜日はコース全体の内ラチ沿いがデコボコし3~4コーナーの内ラチ沿いに傷みが出始めたが、その他の箇所はおおむね良好な状態。しかし日曜日は雨の影響がある中でレースが行われたため、コース全体の内ラチ沿いに傷みが出始めた。土曜日は馬場の硬さが標準位だったが、日曜日は雨の影響で柔らかかった。

時計は、土曜日は-1.3秒位、日曜日は-0.7秒位。土曜日はまだ傷みが少なかったためか速めの時計が出ていた。日曜日は雨の影響もあったが、馬場がそこまで悪くならなかったので、この時期のこの馬場状態にしては速めの時計が出ていた。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。日によっては少し外枠の好走が目立ったり気持ち外が伸びていたりしたが、2日間とも基本的にはバイアスは出なかった。

前後は、土曜日は展開次第~差し、日曜日は展開次第。土曜日はスローペースで逃げ先行馬も残ったが、基本的には決め手がある馬が中心だった。日曜日は基本的にはバイアスは出なかった。

 

・ダート

月曜日に2㎜の雪が降り、土曜日の馬場状態は稍重。その後、土曜日の夜から日曜日の朝にかけてと、10~11R前後に数ミリの雨が降り、日曜日の馬場状態は3Rまで不良、6R以降は重に回復。

時計は、土曜日は-0.8秒位、日曜日は-2.1秒位。土曜日は馬場が少し湿っていたので少し速めの時計が出ていた。日曜日は雨の影響で脚抜きが良くなり速い時計が出ていた。

枠は、土曜日はフラット、日曜日はフラット~外。土曜日は特にバイアスは出なかった。日曜日はスローペースのレースが多く内側にいるとごちゃついたためか、スムーズに走れる外枠の好走が目立っていた。

直線の伸びは2日間ともフラット。2日間とも特にバイアスは出なかった。

前後は、土曜日は展開次第、日曜日は前~展開次第。土曜日は一定以上の決め手が要求されていたが、基本的にはバイアスは出なかった。日曜日はスローペースのレースが多かったからか、差しも決まっていたが基本的には前有利だった。

 

【次開催へ向けて】

・芝

次開催は例年通り、約2か月後の4月23日から6月26日までの10週間の開催となる。例年はこの期間に芝の張り替えはせず、エアレーション作業を行なうことが多い。

次開催は野芝に洋芝をオーバーシード。使用コースは順に、Aコース3週、Bコース2週、Cコース3週、Dコース2週となる。この時期は野芝の生育が段々と良くなってくるころなので、雨量によってはかなり速い時計が出る場合がある。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-2.6~-1.0秒位になることが多い。今開催は馬場へのダメージが少なかったので、天気が良好であれば今年の次開催は-2.0秒以上の速い時計が出そうだ。

バイアスは、枠は出ない確率が50%、内枠有利が25%、外枠有利が25%位。直線の伸びは出にくい傾向。前後は出ない確率が30%、差し有利が70%くらいとなっている。

 

・ダート

次開催は例年通り、約2か月後の4月23日から6月26日までの10週間の開催となる。例年はこの時期に砂の洗浄などはしない。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-0.5~+0.7秒位になることが多い。今開催は砂が少し薄めに感じたので、次開催は例年と同程度か少し速めになる可能性がある。

バイアスは、外枠有利になる確率が30%位で、他はほとんど出ない傾向だ。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

2/19 予想

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2/19 結果

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2/20 予想

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2/20 結果

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ダート

2/19 予想

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2/19 結果

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2/20 予想

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2/20 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

週間に雨が降らず土曜日は6R前から雨が降ったが、土曜日の馬場状態は良。土曜日はレース終了後にも雨が降ったため、日曜日の馬場状態は稍重。日曜日は9R前後にも雨が降ったが馬場状態の変化は無かった。

開催2週目。雨の影響がある中でレースが行われたためコース全体の内ラチ沿いがデコボコしてきた。2日間とも雨の影響で馬場は柔らかめ。

時計は、土曜日は-1.4秒位、日曜日は-0.8秒位。土曜日は雨が降ったが雨量が少なかったこともあり速い時計が出ていた。日曜日は前日の雨が残り標準に近づいた。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。気持ち内が伸びたレースもあったが、2日間とも基本的にはバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第。2日間とも外回りでは一定以上の決め手が要求されていたが、基本的にはバイアスは出なかった。

 

・ダート

週間に雨が降らず土曜日は6R前から雨が降ったが、土曜日の馬場状態は良。土曜日はレース終了後にも雨が降ったため、日曜日の馬場状態は稍重。日曜日は9R前後にも雨が降ったが馬場状態の変化は無かった。

時計は、土曜日は±0秒位、日曜日は+0.5秒位。日曜日は馬場状態が稍重だったが脚抜きが良くなることは無く、しかも強風の影響もあり時計が遅くなった。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。2日間とも特にバイアスは出なかった。

前後は、土曜日は展開次第、日曜日は前~展開次第。土曜日は特にバイアスは出なかった。日曜日は差しも決まっていたが、強風の影響で勝ち馬のすべてが4角3番手以内だったため少し前有利だった。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気はずっと晴れか曇り予報となっている。天気予報通りであれば今週末は良馬場になりそうだ。

今週末のバイアスは、まだ傷みが目立っていないので出ないか、速い上がりが出ているので外回りでは差し有利になる可能性がある。時計は-1.2~-0.9秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気はずっと晴れか曇り予報となっている。天気予報通りであれば今週末はパサパサに乾燥した良馬場になりそうだ。

今週末のバイアスは、風向き次第で外枠有利になる可能性がある。時計は-0.3~±0秒位と想定している。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

2/19 予想

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2/19 結果

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2/20 予想

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2/20 結果

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ダート

2/19 予想

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2/19 結果

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2/20 予想

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2/20 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

水~木曜日に2㎜の雪と土曜日はレース中に雨が降ったため、土曜日の馬場状態は7Rまで稍重、9R以降は重に悪化。雨はその後、日曜日の朝まで降ったため、日曜日の馬場状態は6Rまで重、8R以降は稍重に回復。

今までの開催のダメージが蓄積され、しかも先週は2日間とも雨の影響がある中でレースが行われたため、コース全体の内ラチから広範囲にかけて傷みが目立つ。雨の影響もあり馬場は内ラチ沿いを中心にグチャグチャになっていた。

時計は、土曜日は+1.6~+3.0秒位、日曜日は+1.5~+2.0秒位。土曜日は雨の影響で時計の出方が違っていて、2Rは+1.6秒位、11Rは+2.4秒位、他は+3.0秒位だった。日曜日は1200mが+1.5秒位、1800m以上が+2.0秒位。1200mと1800m以上で時計の出方が違っていたのは、1800m以上は内ラチ沿いを避ける距離が長かったためだろう。

枠は2日間ともフラット~外。土曜日の6Rと日曜日の9Rのみフラット~外、他はバイアスは出なかった。特定のレースのみバイアスが出たのは、微妙な馬場の傷み具合や乾き具合の影響だろう。

直線の伸びは、土曜日はフラット~外、日曜日はやや外~外。土曜日は9Rまでは内の状態が悪く徐々に外が伸びる傾向で、レースによっては外ラチ近くが伸びていたが、10R以降は馬場がグチャグチャになり内も外も変わらなくなったので、内でも十分伸びていた。日曜日は内でも我慢できていたレースもあったが、基本的にはおおむね4分所より外が伸び、レースによっては外ラチ近くが伸びていた。

前後は、土曜日は展開次第、日曜日は前~差し。土曜日は馬場が悪かったためバイアスよりも馬場適正の方が重要だった。日曜日は馬場の乾き具合や傷みの進行具合によってバイアスの出方が変わり、11Rのみ展開次第~差し、12Rのみ前~展開次第、他のレースはバイアスは出なかった。

 

・ダート

水~木曜日に2㎜の雪と土曜日はレース中に雨が降ったため、土曜日の馬場状態は稍重。雨はその後、日曜日の朝まで降ったため、日曜日の馬場状態は重。

時計は、土曜日は+1.5→±0秒位へ変動、日曜日は±0→+0.9秒位へ変動。土曜日は降り続いた雨の影響で徐々に時計が速くなり、3Rまで+1.5秒位、8Rは+0.6秒位、12Rは±0秒位へ変動。日曜日は馬場が乾き徐々に時計が遅くなり、1Rは±0秒位、3Rは+0.2秒位、7Rは+0.5秒位、10Rは+0.9秒位だった。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。2日間とも特にバイアスは出なかった。

前後は、土曜日は展開次第、日曜日は展開次第~差し。土曜日は特にバイアスは出なかった。日曜日は直線が強めの追い風だったこともあり、少し差し有利だった。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気は、月曜日は晴れ時々曇り一時雪、他は晴れか曇りの予報となっている。天気予報通りであれば今週末は良馬場になりそうだ。

今週末のバイアスは、開催最終週で傷みが目立つので外枠有利、外伸び、差し有利になる可能性がある。ただ、内ラチ沿いを大きく避けるようだと枠のバイアスは出にくくなるかもしれない。時計は-0.8~-0.3秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気は、月曜日は晴れ時々曇り一時雪、他は晴れか曇りの予報となっている。天気予報通りであれば今週末は良馬場になりそうだ。

今週末のバイアスは、風向き次第で外枠有利になる可能性がある。時計は、含水率次第だが+1.1~+1.8秒位と想定している。

 

 

 

 

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