トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,2,26~27 トラックバイアス結果 (中山競馬場、阪神競馬場、小倉競馬場) 

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先週は春のGⅠレースへ向けた重要なステップレースが2つ行われ、中山記念(GⅡ)は2番人気のパンサラッサが、阪急杯(GⅢ)は1番人気のダイアトニックがそれぞれ優勝した。

中山競馬場は週間に雨が降らず、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場の表面が緩めだったが、まだ開幕週だったため2日間とも速めの時計が出ていた。

阪神競馬場は週間に雨が降らず、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは外回りで速い上がりが出ていたので、2日間とも差し有利のバイアスが出ていた。

小倉競馬場は月曜日に0㎜の雪と水曜日に0㎜の雨が降ったが、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは傷みが出ていたが馬場が硬めだったからか、日曜日は内枠有利のバイアスは出ていた。

では、2022年2月26~27日のトラックバイアスの結果を紹介する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

2/26 予想

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2/26 結果

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2/27 予想

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2/27 結果

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ダート

2/26 予想

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2/26 結果

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2/27 予想

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2/27 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

週間に雨が降らず馬場状態は2日間とも良。

先週が開幕週。レース前は大きな傷みもなくおおむね良好な状態だったが、馬場の表面が緩めだったため日曜日の後半はコース全体の内ラチ沿いがデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いには少し傷みが出始めた。

時計は、土曜日は-1.1秒位、日曜日は-0.9秒位。開幕週だったため2日間とも速めの時計が出ていた。

枠は2日間ともフラット。2日間とも中団外を追走すると厳しめだったが、基本的には2日間ともバイアスは出なかった。

直線の伸びは、土曜日はやや内~フラット、日曜日はフラット。土曜日は内が伸びるというよりも、おおむね2~3分所より外が伸びにくかった。日曜日はまだ外が伸びにくかったが、デコボコしてきたためか基本的にはバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第。2日間とも基本的にはバイアスは出なかった。土曜日は大外ぶん回しは厳しめだが、内を立ち回れば十分届いた。

 

・ダート

週間に雨が降らず馬場状態は2日間とも良。土曜日は含水率が5~6%台で少し水分を含んでいた。日曜日は3~5%台で乾きムラがあった。

時計は、土曜日は-0.6秒位、日曜日は±0秒位。土曜日は砂が薄めだからか標準よりも速めの時計が出ていた。日曜日は前日よりも乾いたこと、乾きムラがあったこと、強風の影響もあり前日よりも時計が遅くなった。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。2日間とも特にバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第。2日間とも逃げ馬の好走が目立っていたが、基本的にはバイアスは出なかった。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気は、月曜日は晴れ、火曜日以降はずっと降水確率が高い予報となっている。しかも週末は南岸低気圧の可能性があるらしいので、天気の動向には注意したい。

道悪の場合の今週末のバイアスは、雨量が多ければロスが少ない内枠有利、前有利に。雨量が少なければ内ラチ沿いの傷み次第で外枠有利、外伸び、差し有利になる可能性がある。

良馬場の場合の今週末のバイアスは、まだ傷みが少ないので基本的には出にくいだろう。時計は、週間の雨量次第で-1.0~-0.5秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気は、月曜日は晴れ、火曜日以降はずっと降水確率が高い予報となっている。しかも週末は南岸低気圧の可能性があるらしいので、天気の動向には注意したい。

道悪の場合の今週末のバイアスは、今開催は砂が少し薄めなので雨量次第だが内枠有利、内伸び、前有利になる可能性がある。

良馬場の場合の今週末のバイアスは、風向き次第で外枠有利になる可能性がある。時計は、含水率次第で-1.0~±0秒位と想定している。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

2/26 予想

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2/26 結果

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2/27 予想

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2/27 結果

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ダート

2/26 予想

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2/26 結果

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2/27 予想

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2/27 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

週間に雨が降らず馬場状態は2日間とも良。

コース全体の内ラチ沿いがデコボコしてきたが、今の時期の開催としては良い方だ。週間に雨が降らなかったためか馬場の硬さは標準かやや硬めくらいだった。

時計は2日間とも-1.3秒位。馬場に傷みが出ず硬さも標準かやや硬めだったため2日間とも速めの時計が出ていた。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。気持ち内が伸びていたレースもあったが、2日間とも基本的にはバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第~差し。2日間とも内回りは直線が短いからかバイアスは出ず、外回りは速い上がりが出ていたので展開次第~差しだった。

 

・ダート

週間に雨が降らず馬場状態は2日間とも良。含水率は3~4%台なのでパサパサに乾燥していた。

時計は2日間とも±0秒位。馬場が乾燥していたため標準位の時計だった。

枠は、土曜日はフラット~外、日曜日はフラット。土曜日は外枠の人気馬が多いということもあるが、少し外枠の好走が目立っていた。日曜日は特にバイアスは出なかった。

直線の伸びは2日間ともフラット。2日間とも特にバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第。2日間とも特にバイアスは出なかった。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気は、火曜日は曇りか雨、他は晴れか曇り予報となっている。ただ、今週末は南岸低気圧の可能性があるとのことなので、天気の動向に注意したい。

道悪の場合の今週末のバイアスは、雨量が多いとロスが少ない内枠有利、前有利に。雨量が少ないと内枠の傷み具合によっては外枠有利、外伸び、差し有利になる可能性がある。

良馬場の場合の今週末のバイアスは、週間の雨量次第だがまだ傷みが出ていないので外回りで差し有利になる可能性がある。時計は、週間の雨量次第だが-1.3~-1.0秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気は、火曜日は曇りか雨、他は晴れか曇り予報となっている。ただ、今週末は南岸低気圧の可能性があるとのことなので、天気の動向に注意したい。

道悪の場合の今週末のバイアスは、雨量が多いと外枠有利、前有利に。雨量が少ないと前有利になる可能性がある。

良馬場の場合の今週末のバイアスは、風向き次第で外枠有利になる可能性がある。時計は、含水率次第で-0.3~+0.3秒位と想定している。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

2/26 予想

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2/26 結果

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2/27 予想

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2/27 結果

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ダート

2/26 予想

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2/26 結果

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2/27 予想

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2/27 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

月曜日に0㎜の雪と水曜日に0㎜の雨が降ったが、馬場状態は2日間とも良。

先週が開催最終週。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチから広範囲に傷みが出ている。ただ、週間にほとんど雨が降らなかったためか馬場の硬さは標準かやや硬めだった。

時計は2日間とも-0.7秒位。馬場に傷みが出ていたが硬さが標準かやや硬めだったためか、2日間とも少し速めの時計が出ていた。

枠は、土曜日はフラット、日曜日は内~フラット。土曜日は広範囲に傷みが出ていたが馬場が少し硬めだったため、少し内枠の好走が目立っていたが基本的にはバイアスは出なかった。日曜日は前日よりも馬場が乾いて硬くなったからか、ロスが少ない内枠の好走が目立っていた。

直線の伸びは2日間ともフラット。週間にほとんど雨が降らず馬場が硬めだったことと、広範囲に傷みが出て内も外も変わらない状態だったため、気持ち内が伸びたレースもあったが2日間とも基本的にはバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第。週間にほとんど雨が降らず馬場が硬めだったが、傷みも出ていたため2日間とも基本的にはバイアスは出なかった。

 

・ダート

月曜日に0㎜の雪と水曜日に0㎜の雨が降ったが、馬場状態は2日間とも良。含水率は5~7%台だったので少し水分を含んでいた。

時計は2日間とも+0.7秒位。2週前の雨の影響で凍結防止剤が流れ摩擦が少なくなったためか、2週前よりも速めの時計が出ていた。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。外枠の好走が目立っていたレースもあったが、2日間とも基本的にはバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第。2日間とも特にバイアスは出なかった。

 

【次開催へ向けて】

・芝

次開催は約4か月後の7月2日から7月24日までの4週間と、2週間空けて8月13日から9月4日までの4週間、計8週間となる。去年はこの期間に約21,000㎡の芝を張り替え、エアレーションとシャタリング作業をした。

去年の夏開催の芝は野芝のみ。去年とはローテーションが若干違うため使用コースは分からないが、おそらく7月2日から7月24日はすべてAコース、8月13日から9月4日までは前2週がAコース、後2週がBコースになるか、どっちも前2週がAコース、後2週がBコースになるのではないか。

去年の開幕週の時計は、良馬場だったが途中から雨が降る天候だった。しかし近年稀に見る超高速馬場になり-2.3秒位だった。今年も去年と同じように芝を張り替えた場合は-2.5~-2.0秒位の超高速馬場に、例年と同程度であれば-1.5~-0.7秒位になることが多い。

バイアスは、例年は枠と直線の伸びは出にくく、前後は前有利になりやすい。

 

・ダート

次開催は約4か月後の7月2日から7月24日までの4週間と、2週間空けて8月13日から9月4日までの4週間、計8週間となる。去年はこの期間にクッション砂を洗浄した。

去年の開幕週の時計は、途中から雨が降り馬場状態は良→稍重になったが±0秒位だった。例年の開幕週は良馬場だと-0.3~+0.8秒位になることが多い。

バイアスは、外枠有利になる確率が40%位、前有利は60%位、他は出ないことが多い。

 

 

 

 

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