トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2023,2,19 日曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、阪神競馬場、小倉競馬場)

 

阪神と小倉競馬場は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る予報となっており、雨量もかなり多くなるかもしれない。芝ダートともに時計やバイアスの出方が前日とは変化する可能性があるので注意したい。

東京競馬場は月曜日に3.5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。府中市も土曜夜から日曜明け方にかけて降水確率が高めなので、雨の有無で時計やバイアスが変化する可能性がある。

阪神競馬場は月曜日に2.5㎜と水曜日に0㎜の雪が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝ダートともに雨量によって時計やバイアスの出方が変化しそうなので注意したい。

小倉競馬場は月~火曜日に7㎜と土曜日に数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。こちらも芝ダートともに雨量によって時計やバイアスの出方が変化しそうなので注意したい。

では、2023年2月19日、日曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に3.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は曇りのち晴れ予報だが、土曜夜から日曜明け方にかけて降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。土曜夜から日曜明け方にかけての想定雨量は0~5㎜、日曜日の想定馬場状態は良~稍重。

開催4週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いが少しデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いには少し傷みが出ている。ただ、火曜日以降は雨が降らなかったためか馬場の硬さは標準位。

土曜日の時計は-1.8秒位。土曜夜から日曜明け方にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.8~-1.6秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.5~+0.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、土曜日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が軟らかくなりそうなので、先週と同じく外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、土曜日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が内から乾燥しそうなので内伸びになる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。土曜日はバイアスが出なかったが速い上がりが要求されていたので、雨の有無に関わらず差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月曜日に3.5㎜の雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。日曜日の天気は曇りのち晴れ予報だが、土曜夜から日曜明け方にかけて降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。土曜夜から日曜明け方にかけての想定雨量は0~5㎜、日曜日の想定馬場状態は良~稍重。

土曜日の時計は-0.7秒位。土曜夜から日曜明け方にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.5~-0.2秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.5~-0.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。東京ダートは凍結防止剤が散布され、かつ、道悪になると外枠有利になることがある。雨が降らず良馬場に回復した場合は、今開催の傾向だとバイアスは出にくい傾向となっている。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。東京ダートは凍結防止剤が散布され、かつ、道悪になると差し有利になることがある。雨が降らず良馬場に回復した場合は、今開催の傾向だとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に2.5㎜と水曜日に0㎜の雪が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。今後の天気は、土曜夜は曇りのち雨、日曜日は雨のち曇り予報。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は5~50㎜、日曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

開催2週目。向こう正面の一部に前開催のダメージが残っている箇所もあるが、それ以外はおおむね例年通り良好な状態。土曜夜から日曜昼前にかけてそれなりの雨量が予報されているので、馬場はかなりタフになりそうだ。

土曜日の時計は-1.4秒位。土曜夜から日曜昼前にかけてそれなりの雨量が予報されているので、雨量次第で-0.5~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~フラットと想定。雨量がかなり多い場合は、馬場がかなりタフになりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。それ以外の場合は、馬場がまだ良好な状態なのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラットと想定。まだ馬場が良好な状態なので、雨量に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨量がかなり多い場合は、馬場がかなりタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので、前有利になる可能性がある。それ以外の場合は、馬場がまだ良好な状態なのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

月曜日に2.5㎜と水曜日に0㎜の雪が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。今後の天気は、土曜夜は曇りのち雨、日曜日は雨のち曇り予報。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は5~50㎜、日曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

土曜日の時計は+0.2秒位。土曜夜から日曜昼前にかけてそれなりの雨量が予報されているので、雨量次第で-3.5~-0.8秒位と想定している。雨量が多く馬場に水が浮いた場合は、走りにくくなるので-1.8~-1.0秒位になることもあり得る。

枠はフラット~外と想定。雨量が多く馬場状態が重以上になった場合は、前開催の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。稍重の場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~差しと想定。前開催の傾向だと、道悪になり時計がおおむね-2.0秒より遅いと前有利、速いと差し有利になりやすい傾向だった。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に7㎜と土曜日に数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、土曜夜は雨、日曜日は雨のち曇り予報。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は5~50㎜、日曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

開催6週目、A→Bコース替わり2週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いに傷みが目立ち、特に直線は広範囲に傷みが出ている。土曜夜から日曜朝にかけてそれなりの雨量が予報されているので、馬場は今開催でもっともタフな状態になりそうだ。

土曜日の時計は+0.3~+1.7秒位。土曜夜から日曜朝にかけて雨が降る予報なので、雨量次第で+0.7~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。1800m以上は馬場の悪い箇所を多く走るので、1200mと比べると時計が1秒以上遅くなることもあり得る。

枠は内~外と想定。雨量が少ない場合は、内ラチ沿いに傷みが出ているので土曜日と同じく外枠有利になる可能性がある。雨量がかなり多く馬場がグチャグチャになった場合は、どこを通ってもあまり変わらなくなるのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~外と想定。雨量が少ない場合は、直線は内側に傷みが出ているので外が伸びそうだ。雨量がかなり多く馬場がグチャグチャになった場合は、どこを通ってもあまり変わらなくなるのでロスが少ない内が伸びる可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。雨量が少ない場合は、馬場は土曜日より少しタフになる程度だと思われるので、土曜日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨量がかなり多く馬場がグチャグチャになった場合は、上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~火曜日に7㎜と土曜日に数ミリの雨が降り、土曜夜時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、土曜夜は雨、日曜日は雨のち曇り予報。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は5~50㎜、日曜日の想定馬場状態は重~不良。

土曜日の時計は-0.5秒位。土曜夜から日曜朝にかけて雨が降る予報なので雨量次第で-2.0~-0.7秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮くほどになった場合は、走りにくくなるので-1.5~-0.7秒位になることもあり得る。

枠と直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態が重以上になるとバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。今開催は馬場状態が重以上になるとバイアスは出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

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