トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,1,20 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、京都競馬場、小倉競馬場)

 

土曜日の天気は、京都と小倉は雨、中山は曇り予報だが降水確率が高めとなっている。特に小倉は雨量が多くなるかもしれないので、馬場状態の悪化による時計やバイアスの変化に注意したい。

中山競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の船橋市は曇り予報だが降水確率が高めなので、雨の有無による時計やバイアスの変化に注意したい。

京都競馬場は木曜日に2.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の京都市は総雨量はあまり多くないとの予報だが、朝から雨が降る予報なので馬場状態が悪化しそうだ。

小倉競馬場は月曜日に11㎜と木~金曜日の昼までに10㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに稍重。土曜日の北九州市は雨量が多くなり不良馬場になる可能性があるので注意したい。

では、2024年1月20日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り予報だが午前中から降水確率が高めで、午後の遅い時間はさらに高くなるので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。

開催8週目、A→Cコース替わり3週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いがデコボコしてきたが、芝の状態はこの時期にしては良好な部類。先週土曜日に5.5㎜の雪が降ったが、今週は晴れたため金曜昼時点のクッション値が10.3になっているように馬場は少し硬めかもしれない。

先週の時計は-1.9~-1.0秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.9~-1.4秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.7~±0秒位と想定している。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、馬場が硬めかもしれないのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が軟らかくなりそうなので、スムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、馬場が硬めかもしれないのでロスが少ない内が伸びる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が軟らかくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。まだ馬場に傷みが出ていないので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は曇り予報だが午前中から降水確率が高めで、午後の遅い時間はさらに高くなるので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。

先週の時計は-0.7~-0.4秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.8~-0.2秒位、雨が降った場合は雨量次第で-0.7~+0.3秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。雨が降らない場合は、今開催は段々とバイアスが出にくくなってきている。雨が降った場合も、雨量次第だが馬場の表面が湿りそうなのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。雨の有無に関わらず、今開催は速めの時計が出ると少し前有利になることがある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

木曜日に2.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々雨予報。想定雨量は1~20㎜、想定馬場状態は良~不良。総雨量はそこまで多くない予報だが、長時間も雨が降る可能性があるので馬場状態が悪化することもあり得る。

開催3週目、今週からA→Bコース替わり。これにより傷みが出ている箇所はある程度カバーされるだろうが、内ラチから広範囲がデコボコしていたので、内ラチ沿いにダメージが残りそうだ。今開催は芝の状態が悪いので、雨量次第では馬場はかなりタフになる可能性がある。

先週の時計は-0.3秒位。土曜日は雨予報なので雨量次第で±0~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定している。

枠は内~外と想定。雨量が少ない場合は、内ラチ沿いの傷みの進行具合によってはどこかのタイミングで段々と外枠が有利になる可能性がある。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、内も外もあまり変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。コース替わりだが内ラチ沿いにダメージが残りそうなので、雨量に関わらず傷みの進行具合によっては段々と外が伸びてくる可能性がある。

前後は前~差しと想定。雨量が少ない場合は、傷みの進行具合によっては段々と差し有利になる可能性がある。雨量が多い場合は、馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので、前有利になる可能性がある。

 

・ダート

木曜日に2.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々雨予報。想定雨量は1~20㎜、想定馬場状態は良~不良。総雨量はそこまで多くない予報だが、朝から長時間にわたり雨が降る可能性があるので馬場状態が悪化することもあり得る。

先週の時計は+0.3秒位。土曜日は雨予報なので雨量次第で-1.5~+1.5秒位と想定している。馬場改修工事後の京都ダートは馬場状態が稍重~重だと時計が遅くなることが多いが、不良までになると速くなることがある。ただ、今開催は時計の出方が一定しないので注意したい。

枠はフラット~外と想定。京馬場改修工事後の京都ダートは道悪になると外枠有利になることがある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。京馬場改修工事後の京都ダートは道悪になると前有利になることが多い。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に11㎜と木~金曜日の昼までに10㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、金曜午後は曇り時々雨、土曜日は雨時々曇り予報で、午後の遅い時間ほど雨量が多い予報となっている。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は3~50㎜、土曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

開催2週目。先週のレースでコース全体の内ラチ沿いにダメージが出始め、3~4コーナーの内ラチ沿いがデコボコしてきた。今開催は例年よりも芝の状態が悪いため、少量の雨でも馬場はかなりタフになる可能性がある。

先週の時計は-1.2~-0.3秒位。土曜日は雨予報なので雨量次第で+0.3~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~外と想定。雨量が少ない場合は、内ラチ沿いの傷みの進行具合によってはどこかのタイミングで比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、タフで内も外も変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。雨量に関わらず内ラチ沿いの傷みの進行具合によっては、どこかのタイミングで比較的状態が良い外が伸びる可能性がある。

前後は前~差しと想定。雨量が少ない場合は、馬場の傷みの進行具合によってはどこかのタイミングで差し有利になる可能性がある。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、タフで上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。

 

・ダート

月曜日に11㎜と木~金曜日の昼までに10㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。今後の天気は、金曜午後は曇り時々雨、土曜日は雨時々曇り予報で、午後の遅い時間ほど雨量が多い予報となっている。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は3~50㎜、土曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

先週の時計は+1.0秒位。土曜日は雨予報なので雨量次第で-2.0~+1.3秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮き田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-0.5~+1.0秒位になることもあり得る。

枠と直線の伸びはフラットと想定。近年の小倉ダートの重以上の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。近年の小倉ダートの重以上の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

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