トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2021,10,9 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、阪神競馬場、新潟競馬場)

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今週から東京、阪神、新潟競馬場の3場開催となる。3場とも週間や週末の天気が違い、しかも開幕週なので時計やバイアスの出方に注意したい。

東京競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場がかなり良好に感じるので、かなり速い時計が出る可能性がある。

阪神競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは張り替え時期の関係で内枠有利、内伸び、前有利になる可能性がある。

新潟競馬場は火~水曜日に9㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。新潟市は金曜午後の降水確率が高めなので、雨の有無で時計やバイアスの出方が変わる可能性がある。

では、2021年10月9日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り予報だが、降水確率が低いので雨の心配は少ないだろう。

今週が開幕週。使用コースは前3週がAコース、中3週がBコース、後2週がCコース。馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。コース内側を中心に約33,000㎡の芝を張り替え。エアレーションとシャタリング作業を実施。ここ数週間は晴れて気温が高い日が多かったからか、馬場は例年かそれ以上に良好な状態に感じる。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-2.5~-1.3秒位になることが多い。今年の馬場は例年かそれ以上に良好な状態なので-2.8~-2.0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週は馬場が軟らかいためか外枠有利になることがある。今年もエアレーション等の作業をしているため外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。例年の開幕週は馬場が軟らかいためか差し有利になることがある。今年もエアレーション等の作業をしているため差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2%台なのでカラカラに乾燥している。

土曜日の天気は曇り予報だが、降水確率が低いので雨の心配は少ないだろう。馬場はさらに乾燥しそうだ。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-0.5~+0.3秒位になることが多い。今年はカラカラに乾燥した良馬場なので例年通り-0.5~+0.3秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスが出にくい傾向となっている。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。使用コースは前8週がAコース、後5週がBコース。馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。コース内側を中心に約20,200㎡の芝を張り替え。エアレーションとシャタリング作業を実施。ここ数週間は晴れて気温が高い日が多かったことと、広範囲に芝を張り替えたためか馬場は例年以上に良好な状態に感じる。

去年の開幕週の時計は良馬場で-2.3秒位だった。今年の馬場は例年かそれ以上に良好な状態だと思われるので-2.6~-2.0秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。第3回開催前にAコース部分を、開催後にBコース部分の芝を張り替えたため、Aコース部分の馬場が良好だと思われる。そのため、内を走れる内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。第3回開催前にAコース部分を、開催後にBコース部分の芝を張り替えたため、Aコース部分の馬場が良好だと思われる。そのため、内を伸びる可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。第3回開催前にAコース部分を、開催後にBコース部分の芝を張り替えたため、Aコース部分の馬場が良好だと思われる。そのため、内をスムーズに走れる逃げ先行馬が有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は1~2%台なのでカラカラに乾燥している。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

去年の開幕週は良馬場で-0.2秒位。今年も良馬場でパサパサに乾燥しているので-0.5~+0.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。去年の開幕週は良馬場で外枠有利のバイアスが出ていた。今年も良馬場なので外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。去年の開幕週はバイアスが出なかったので、今年も出ない可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。去年の開幕週は良馬場で前有利のバイアスが出ていた。今年も良馬場なので前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

新潟競馬場

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ダート

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【備考】

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【解説】

・芝

火~水曜日に9㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り予報で降水確率は低いので雨の心配は少ないだろうが、金曜午後は降水率が高めで新潟市付近にも雨雲が出ているようなので雨にも注意したい。金曜午後の想定雨量は0~30㎜、土曜日の想定馬場状態は良~稍重。

今週が開幕週。使用コースは全4週すべてAコース。馬場は野芝のみ。前開催から約1か月しか期間がないので芝の張り替えは無し。エアレーション作業を実施。前開催時に馬場がかなり傷んだためか、JRAの画像を見ても内ラチ沿いに傷みが残っているようだ。野芝が段々と休眠期間に入ることもあり、馬場は例年よりもタフかもしれない。

例年の開幕週は良馬場で-1.0~±0秒位になることが多い。今年は金曜午後に雨の可能性があることと馬場があまり良くないと思われるので、雨が降った場合は雨量次第で-0.3~+0.8秒位、雨が降らない場合は-0.5~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週は良馬場で外枠有利になることがある。今年は内ラチ沿いに少し傷みが残っているので雨の有無に関わらず外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。例年の開幕週は良馬場で外伸びになることがあり、今年は内ラチ沿いに少し傷みが残っているので雨が降らない場合は外伸びになる可能性がある。金曜午後に雨が降った場合は、土曜日は馬場が内から乾燥するかもしれないので、そうなると内伸びになることも考えられる。

前後は展開次第~差しと想定。例年の開幕週は良馬場で差し有利になることがある。今年もエアレーション作業をしていて、しかも週間に雨が降って馬場が軟らかめだと思われるので、金曜午後の雨の有無に関わらず差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火~水曜日に9㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り予報で降水確率は低いので雨の心配は少ないだろうが、金曜午後は降水率が高めで新潟市付近にも雨雲が出ているようなので雨にも注意したい。金曜午後の想定雨量は0~30㎜、土曜日の想定馬場状態は良~重。

例年の開幕週は良馬場だと-1.0~-0.3秒位になることが多い。今年は金曜午後に雨の可能性があるので、雨が降った場合は雨量次第で-1.5~-0.3秒位、雨が降らない場合は含水率次第で-0.8~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。金曜午後に雨が降らなかったり降っても雨量が少ない場合は、キックバックが多くなり砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。金曜午後の雨量が多い場合は、馬場が湿るのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週も、前開催時も雨の有無に関わらずバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。前開催時は雨の有無に関わらず前有利のバイアスが出ることが多かった。今開催もその流れを引き継いで今週土曜日も前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

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