トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2021,11,27~28 トラックバイアス結果 (東京競馬場、阪神競馬場)

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先週はジャパンカップ(GⅠ)が行われ、道中は中団の外目に位置した1番人気のコントレイルが直線で抜け出すと、2着のオーソリティに2馬身差をつけ優勝し引退レースで有終の美を飾った。

東京競馬場は月~火曜日に15.5㎜の雨が降り、馬場状態は芝は良、ダートは稍重→良。芝コースはまだ傷みが少ないので、2日間とも速めの時計が出ていた。

阪神競馬場は月曜日に32.5㎜の雨が降り、馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場に傷みが目立ちタフな状態なので、2日間とも差し有利のバイアスが出ていた。

では、2021年11月27~28日のトラックバイアスの結果を紹介する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

11/27 予想

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11/27 結果

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11/28 予想

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11/28 結果

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ダート

11/27 予想

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11/27 結果

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11/28 予想

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11/28 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

月~火曜日に15.5㎜の雨が降ったが、馬場状態は2日間とも良。

先週が開催最終週。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いがデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いには少し傷みが出始めた。土曜日は週間に雨の影響か馬場の硬さは標準位だったが、日曜日は少し硬めに感じた。

時計は2日間とも-1.6秒位。馬場の傷みが少なかったこともあり2日間とも速めの時計が出ていた。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。馬場に傷みが少ないためか2日間とも特にバイアスは出なかった。日曜日は直線で外に出したレースもあったが、内でも十分に我慢できていた。

前後は、土曜日は展開次第~差し、日曜日は展開次第。土曜日は前残りのレースもあったが、馬場の硬さが標準位だったからか決め手がある馬が中心だった。日曜日は前日よりも馬場が硬めだったからかバイアスは出なかった。

 

・ダート

月~火曜日に15.5㎜の雨が降り、土曜日の馬場状態は稍重。日曜日は晴れたため良に回復。

時計は2日間とも-0.5秒位。2日間とも含水率は高めだったが、表面が乾燥していたためか標準位の時計だった。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。2日間とも北風だったため特にバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第。土曜日は稍重だったが含水率的にはほぼ良に近かったし、日曜日は良に回復したため2日間とも特にバイアスは出なかった。

 

【次開催へ向けて】

・芝

次開催は例年と同じ時期の1月29日から2月20日までの4週間の開催となる。例年はこの期間に芝は張り替えず、エアレーション等の馬場をほぐす作業も行わない。

次開催の馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。ただし野芝が休眠期間なので洋芝がメインとなる。使用コースは4週ともDコース。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-1.5~-1.0秒位になることが多い。バイアスはかなり極端になることが多く、馬場が軟らかめだと外枠有利の差し有利になりやすく、硬めだと内枠有利の前有利になりやすい。週間の雨量や芝の生育状況でかなり変わるので注意したい。

 

・ダート

次開催は例年と同じ時期の1月29日から2月20日までの4週間の開催となる。例年はこの時期にダートの洗浄はせず、一部の路盤の補修くらいをする。

次開催は1月から2月のかなり寒い時期の開催となるので、気温次第で凍結防止剤を散布することがある。そうなると砂同士の摩擦が多くなり時計が遅くなることがあるので注意したい。

例年の開幕週の時計は良馬場だと±0~+1.0秒位になることが多い。ただ、凍結防止剤の散布次第ではもっと遅くなるので注意したい。バイアスは、良馬場だと出ないか外枠有利になることがあるが、道悪だと雨量や凍結防止剤の散布次第で外枠有利、差し有利になることがある。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

11/27 予想

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11/27 結果

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11/28 予想

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11/28 結果

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ダート

11/27 予想

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11/27 結果

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11/28 予想

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11/28 結果

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【備考】

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【解説】

・芝

月曜日に32.5㎜の雨が降ったが馬場状態は2日間とも良。

先週がAコース使用最終週。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いに傷みが目立ち、特に向こう正面と内回り3~4コーナーは広範囲に傷みが出ている。月曜日に雨量が多かったからか馬場は少し軟らかめに感じた。

時計は2日間とも-0.9~-0.3秒位。2日間とも内回りは-0.3秒位、外回りは-0.9秒位だった。内回りの方が傷みが激しかったため時計が遅くなったのだろう。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。傷みが広範囲に出ていたためか2日間とも特にバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第~差し。2日間ともスローペースのレースで逃げ先行馬の好走もあったが、基本的には決め手がある馬が中心だった。

 

・ダート

月曜日に32.5㎜の雨が降ったが馬場状態は2日間とも良。含水率は5~6%台だったので少し水分が残っていた。

時計は2日間とも-0.3秒位。良馬場だったためか2日間とも標準位の時計だった。

枠と直線の伸びは2日間ともフラット。2日間とも特にバイアスは出なかった。

前後は2日間とも展開次第。今開催は良馬場だとバイアスが出にくい傾向となっている。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気は、火~水曜日は雨か曇り、その他は晴れか曇り予報となっている。天気予報通りであれば今週末は良馬場になりそうだ。

今週からA→Bコース替わり。これにより傷んだ箇所はある程度カバーされるだろうが、広範囲に傷みが出ているため内ラチ沿いに残りそうだ。

今週末のバイアスは、内ラチ沿いに傷みが残りそうなので外枠有利、外伸び、差し有利になる可能性がある。時計は、火~水曜日の雨量次第で-1.5~-0.5秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気は、火~水曜日は雨か曇り、その他は晴れか曇り予報となっている。火~水曜日の雨量次第で今週末は良か稍重になりそうだ。

今週末のバイアスは、風向き次第で外枠有利になる可能性がある。時計は、含水率次第で-0.3秒前後と想定している。

 

 

 

 

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