トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2023,8,13 日曜日 トラックバイアス予想 (新潟競馬場、小倉競馬場、札幌競馬場)

 

土曜夜時点の馬場状態は3場とも芝ダートともに良となっている。ただ、新潟は大気の状態が不安定で、札幌は降水確率が高めで雨が降る可能性があるので注意したい。

新潟競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。新潟市は上記の通り大気の状態が不安定なので、急な雨に注意したい。

小倉競馬場は水~木曜日に31.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは開幕週らしく馬場が良好な状態なので速い時計が出そうだ。

札幌競馬場は月~火曜日に7.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。札幌市は上記の通り降水確率が高めなので、雨の有無で時計やバイアスの出方が変わってくる可能性がある。

では、2023年8月13日、日曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。今後の天気は土曜夜から日曜日にかけてずっと晴れ時々曇り予報だが、大気の状態が不安定で特に日曜午後の発雷確率が高いので、通り雨やゲリラ雷雨の可能性がある。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は0~50㎜、想定馬場状態は良~不良。

開催3週目。各3~4コーナーの内ラチ沿いが多少デコボコしてきたが、全体的にはダメージもなく良好な状態。約3週間以上もほぼ雨が降っていないが、馬場の硬さは標準位。

土曜日の時計は-1.6秒位。今後は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.6秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.5~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。少量の雨が降った場合は、馬場が軟らかくなるのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、内も外も変わらなくなりそうなのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。雨が降らない場合は、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降ったが途中で止んだ場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、直線が長い外回りはスムーズに走るため進路を真ん中付近やもっと外に取るようになるかもしれない。

前後は前~差しと想定。雨が降らない場合は、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。少量の雨が降った場合は、馬場が軟らかくなるので特に外回りは差し有利になる可能性がある。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、上がりに差が出にくくなりそうなので前有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は1~3%台とカラカラに乾燥している。

今後の天気は土曜夜から日曜日にかけてずっと晴れ時々曇り予報だが、大気の状態が不安定で特に日曜午後の発雷確率が高いので、通り雨やゲリラ雷雨の可能性がある。土曜夜から日曜日にかけての想定雨量は0~50㎜、想定馬場状態は良~不良。

土曜日の時計は-1.0~-0.7秒位。今後は土曜夜から日曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.2~-0.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で-3.0~±0秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮いて田んぼのような状態になると、走りにくくなるので-1.5~±0秒位になることもあり得る。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、日曜日は向こう正面が追い風気味なのでバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、近年の新潟ダートの道悪の傾向からすると雨量次第で外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。雨が降らない場合は、今開催は良馬場で速い時計が出ると前有利になることがある。雨が降った場合も、近年の新潟ダートの道悪の傾向からすると雨量次第で前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水~木曜日に31.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。野芝の生育が良く馬場は開幕週らしい良好な状態。週間の雨量は多めだったが、馬場の硬さは標準位。

土曜日の時計は-1.8秒位。日曜日も晴れ予報なので-1.8秒前後と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。1200mは多少内枠の好走が多くなるかもしれないが、基本的には前日と同じくバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。まだ馬場が良好な状態なので前日と同じくバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

水~木曜日に31.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は2~3%台なのでパサパサに乾燥している。

日曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。

土曜日の時計は-1.1秒位。日曜日は晴れて馬場がさらに乾燥しそうなので-1.4~-1.1秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。前日は良馬場でバイアスが出なかったので、日曜日も出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。前日は良馬場でバイアスが出なかったので、日曜日も出にくいだろう。

 

 

 

 

 

札幌競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に7.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は曇り予報だが、降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~10㎜、想定馬場状態は良~稍重。

開催4週目、Aコース4週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いに傷みが出ている。馬場の硬さは標準位。

土曜日の時計は-1.5秒位。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.5~-1.3秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.3~+1.5秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨降らない場合は、内ラチ沿いに傷みが出ているのでどこかのタイミングで外枠有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が軟らかくなるのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。雨が降らない場合は、内ラチ沿いに傷みが出ているのでどこかのタイミングで外伸びになる可能性がある。雨が降ったが途中で止んだ場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。

前後は前~差しと想定。雨が降らない場合は、内ラチ沿いに傷みが出ているのでどこかのタイミングで差し有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので、前有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~火曜日に7.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。土曜朝の含水率は5%台だったが、レースを見る限りではパサパサに乾燥していたと思われる。

日曜日の天気は曇り予報だが、降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~10㎜、想定馬場状態は良~重。

土曜日の時計は+0.3秒位。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.3~+0.3秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.5~+0.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、日曜日は向こう正面が向かい風気味でキックバックが多くなるかもしれないので、そうなると外枠有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが今開催は道悪だとバイアスは出にくい傾向となっている。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は雨の有無に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降った場合は、今開催は良馬場だとバイアスは出にくい傾向となっている。雨が降った場合は、雨量次第だが今開催は道悪だと差し有利ににあることがある。

 

 

 

 

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