日曜日の天気は中山は晴れ予報だが、京都は晴れのち曇りで午後の降水確率が高めとなっている。京都は雨の有無で時計やバイアスの出方が変化する可能性があるので注意したい。
中山競馬場は週間に雨が降らず、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝は今週からA→Cコース替わりで傷んだ箇所がカバーされたので、日曜日も速めの時計が出そうだ。
京都競馬場は木曜日に2.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。京都市は上記の通り雨が降る可能性があるので、雨の有無で時計やバイアスの出方が変化する可能性がある。
では、2024年1月7日、日曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
中山競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れ予報。
開催6週目、今週からA→Cコース替わり。これにより傷んだ箇所はカバーされ、馬場はおおむね良好な状態。ただ、土曜日のレースでコース全体の内ラチ沿いに少しダメージが出ていた。昨年末から雨量が少ないためか、馬場の硬さは標準位か少し硬めに感じた。
土曜日の時計は-1.9秒位。日曜日も晴れ予報なので-1.9秒前後と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。コース替わりで傷んだ箇所がカバーされたため多少は内枠の好走と内が伸びる可能性があるが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第と想定。馬場が良好なので4角で後ろ過ぎると厳しいが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。
・ダート
週間に雨が降らず土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は1%台なのでカラカラに乾燥している。
日曜日の天気は晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。
土曜日の時計は-0.3秒位。日曜日も晴れ予報なので-0.3秒前後と想定している。
枠はフラット~外と想定。段々とバイアスは出にくくなってきているが、今開催は良馬場だと外枠有利になることが多い。
直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスは出にくい傾向となっている。
前後は展開次第。今開催はバイアスは出にくい傾向となっている。
京都競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
木曜日に2.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後の降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~2㎜、想定馬場状態は良。
今週が開幕週。大きなダメージは無く馬場はおおむね良好な状態。ただ、芝の生育が例年よりも悪く、馬場の表面が緩め。
土曜日の時計は-0.5秒位だと思われるが、後で修正するかもしれない。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.0~-0.3秒位、雨が降った場合は雨量次第で-0.8~+1.5秒位と想定している。
枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、前日と同じく内枠有利になる可能性がある。雨が降った場合は、馬場が軟らかくなるのでバイアスは出にくいか、雨量次第ではスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、前日と同じく内伸びになる可能性がある。雨が降った場合は、馬場が軟らかくなるのでバイアスは出にくいか、雨量次第では内が伸びる可能性がある。
前後は前~展開次第と想定。雨が降らない場合は、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが上がりが遅くなり前有利になる可能性がある。
・ダート
木曜日に2.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は3~4%台なのでパサパサに乾燥している。
日曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後の降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~2㎜、想定馬場状態は良~稍重。
土曜日の時計は+0.3秒位。日曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は±0~+0.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で±0~+1.3秒位と想定している。京都ダートは馬場改修工事後は馬場が湿ると時計がかなり遅くなることがあるので注意したい。
枠はフラット~外と想定。土曜日はバイアスは出なかったが、日曜日は強い向かい風の予報でキックバックが多くなるかもしれないので、雨の有無に関わらず砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。土曜日はバイアスが出なかったので、日曜日も出にくいだろう。
前後は展開次第~差しと想定。雨が降らない場合は、前日は3歳戦で前残りが多かったが基本的にはバイアスは出なかったので、日曜日も出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが時計が遅くなるようだと差し有利になる可能性がある。