トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2024,1,13 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、京都競馬場、小倉競馬場)

 

今週は小倉競馬場を加えての3場開催となる。中山と京都の土曜日の天気は午後から降水確率が高く雨か雪が降る可能性があるので、時計やバイアスの変化に注意したい。

中山競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。船橋市の土曜日の天気は上記の通り午後の遅い時間に雨か雪が降る可能性があるので、時計やバイアスの変化に注意したい。

京都競馬場は水曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。京都市の土曜日の天気は上記の通り午後の降水確率が高めなので、雨の有無で時計やバイアスの出方に注意したい。

小倉競馬場は水曜日に9.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。今週が開幕週となっており、特に芝コースは馬場の状態が良さそうなので速めの時計が出る可能性がある。

では、2023年1月13日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れのち雨、または雪かみぞれ予報で、降るとしたら午後の遅い時間になりそうだ。想定雨量は0~5㎜、想定馬場状態は良~稍重。

開催7週目、A→Cコース替わり2週目。今までのレースの影響もありコース全体の内ラチ沿いが少しデコボコしてきたが、全体的にはこの時期にしては良好な部類。船橋市は先月から雨がほとんど降っておらず、金曜昼時点のクッション値が10.4になるなど馬場は少し硬めになるかもしれない。

先週の時計は-1.9秒位。船橋市は1か月以上も雨量が少なく今週土曜日は馬場が硬めかもしれないので、硬めだと-2.5~-1.8秒位、硬さが標準位だと-1.9~-1.4秒位、雨などが降った場合は雨量次第で-2.0~+0.8秒位と想定している。

枠は内~~外と想定。馬場が硬い場合は、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。硬さが標準位の場合は、まだ傷みが出ていないので多少は内枠の好走が多いかもしれないが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。雨などが降った場合は、バイアスが出ない確率の方が高そうだが、雨量次第だが馬場が軟らかくなるのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。馬場が硬い場合は、ロスが少ない内が伸びる可能性がある。硬さが標準位の場合と雨などが降った場合は、まだ傷みが出ていないのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。馬場が硬い場合は、逃げ先行馬が止まりにくくなり前有利になる可能性がある。硬さが標準位の場合と雨などが降った場合は、段々と差しが決まってくるかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は1~2%台なのでカラカラに乾燥している。

土曜日の天気は晴れのち雨、または雪かみぞれ予報で、降るとしたら午後の遅い時間になりそうだ。想定雨量は0~5㎜、想定馬場状態は良~稍重。

先週の時計は-0.3~+0.9秒位。土曜日は午後から雨や雪が降る可能性があるので、降るまでは-0.3~+1.0秒位、降った場合は雨量次第で-1.0~+1.0秒位と想定している。先週は日曜夜にクッション砂の調整をし、それで月曜日は時計が遅くなったのだと思われる。もし砂厚が一定しないと、先週よりも速くなったり遅くなったりすることもあり得る。

枠はフラット~外と想定。先週はバイアスは出なかったが、今開催は良馬場だと外枠有利になることがある。雨などが降ると馬場が湿るので雨量次第ではバイアスは出にくくなりそうだ。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。先週日曜日は1800mが少し差し有利になったので、今週土曜日も差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後の降水確率が高いので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~5㎜、想定馬場状態は良~重。

開催2週目。先週のレースのダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いがデコボコし、各3~4コーナーの内ラチ沿いには少し傷みが出始めた。今開催は芝の状態が例年よりも悪いので、少量の雨でも馬場はタフになりやすいだろう。

先週の時計は-0.5~+0.5秒位。土曜日は午後から雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.3~+0.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で±0~+2.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨の有無に関わらず内ラチ沿いに傷みが出てくると、段々と比較的状態が良い外を走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。雨の有無に関わらず内ラチ沿いに傷みが出てくると、段々と比較的状態が良い外が伸びる可能性がある。

前後は前~差しと想定。雨が降らない場合は、内ラチ沿いに傷みが出てくるとどこかのタイミングで差し有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので、前有利になる可能性がある。

 

・ダート

水曜日に0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は1%台なのでカラカラに乾燥している。

土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後の降水確率が高いので雨が降る可能性がある。想定雨量は0~5㎜、想定馬場状態は良~重。

先週の時計は+0.3~+0.7秒位。今週土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は±0~+1.2秒位、雨が降った場合は雨量次第で-0.8~+1.5秒位と想定している。馬場改修工事後の京都ダートは馬場が湿ると時計が遅くなりやすく、しかも先週は金曜午後以降に3回もクッション砂の厚さを調整しており時計の出方が一定しなかったので、今週はもしかすると上記よりも時計が速くなったり遅くなったりすることもあり得る。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、土曜日は向こう正面が向かい風気味の予報でキックバックが多くなるかもしれないので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が湿るとバイアスは出にくくなりそうだ。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降らない場合は、先週は良馬場でバイアスが出なかったので、今週土曜日も出にくい確率が高そうだが、時計が極端に遅くなると差し有利になることもあり得る。雨が降った場合も、時計が遅くなると差し有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水曜日に9.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。使用コースは前4週がAコース、後4週がBコース。馬場は野芝に洋芝をオーバーシード。芝の張り替えは無し。エアレーション作業を実施。前開催終了後は気温が高い日が多かったためか、馬場の見た目は例年並みかそれ以上に良好そうに感じる。

例年の春開催の開幕週の時計は良馬場だと-1.3~-0.5秒位になることが多い。前開催終了後は気温が高い日が多かったので、馬場が良いと想定され今週土曜日は-1.7~-1.0秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が7割位、内枠有利が3割位となっている。今年は芝の状態が良いと思われるので内枠有利になる確率が高いと思われる。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスはほぼ出ない。

前後は前~差しと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が5割位、前有利が3割位、差し有利が2割位となっている。今年は芝の状態が良いと思われるので前有利になる確率が高いと思われる。

 

・ダート

水曜日に9.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は4~5%台なので若干の水分を含んでいる。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場の乾燥が進みそうだ。

例年の開幕週の時計は良馬場だと±0~+1.1秒位になることが多い。前開催は例年よりも砂の厚さが薄めに感じたので、今週土曜日は-0.3~+0.8秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスはほぼ出ない傾向だが、今週土曜日は向こう正面が強めの向かい風の予報なので、キックバックが多くなり外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスはほぼ出ない傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。例年の開幕週は良馬場だとバイアスはほぼ出ないが、稀に前有利になることがある。

 

 

 

 

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