月曜日は3日間開催の最終日となり、中山芝では菊花賞(GⅠ)トライアルの朝日杯セントライト記念(GⅡ)が行われる。中山競馬場の天気予報が微妙なので、天気には注意したい。
中山競馬場は台風15号の影響などがあり週間に166mmの雨が降ったが、日曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。中山の天気が気象情報会社によって違うので、当日の天気には注意したい。
阪神競馬場は週間に19.5mmの雨が降ったが、日曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは絶好の状態をキープしているので、日曜日までと同じような傾向になりそうだ。
では、2019年9月16日、月曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
中山競馬場
芝
日曜夜の馬場状態：良 含水率：ゴール前12.0％ 4コーナー11.7％(測定時刻土曜5:30)
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
ダート
日曜夜の馬場状態：良 含水率：ゴール前4.8％ 4コーナー6.5％(測定時刻土曜5:30)
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
【備考】
- 開催前作業 芝コースにエアレーションとシャタリング作業、ダートコースは砂の洗浄
- 週間雨量 月曜日に139.5mm、火～水曜日に26.5mm、週間の合計は166mm、土曜朝に0.5mm
- 月曜日の天気 気象情報会社によって予報が違う、気温は平年並みか高め、風が強い時間帯も
- 芝コースの週間作業 火曜日に芝刈り、木曜日に散水
- ダートコースの週間作業 水～金曜日に砂厚の調整
【解説】
・芝
台風15号の影響などもあり週間に大量の雨が降ったが、日曜夜時点の馬場状態は良。絶好の馬場状態を維持している。
月曜日の天気予報が気象情報会社によってバラバラだ。自分が確認した所だと、晴れて気温が高いと予報する会社もあれば、雨予報でしかも雨量も多いと予報する会社もある。どちらの天気でも対応できるようにしたい。
日曜日の時計は－2.0秒かもう少し速い位だった。月曜日は、雨が降らなければ同程度、雨が降ると雨量によって時計の出方が変わる。
枠は内～フラットと想定。晴れた場合は日曜日と同じくバイアスは出ないだろう。雨が降った場合は、馬場の状態が良いので内を立ち回った方がいいだろう。
直線の伸びはやや内～フラットと想定。晴れた場合は日曜日と同じくやや内伸びになるだろう。雨が降った場合は雨量によっても変わると思うが、バイアスは出ないと想定している。
前後は前～展開次第と想定。晴れた場合は日曜日と同じくある程度先行したほうがいいだろう。雨が降った場合は、馬場が柔らかくなるので展開次第か、雨量によっては差し有利もあるかもしれない。
・ダート
天気は上記の通り。
日曜日の含水率は4～6％台で馬場状態は良。時計は、1200mは－0.8秒位、1800mは±0秒位となっていた。
晴れた場合の時計は、日曜日よりも少し速くなるかもしれない。どこの競馬場のダートコースもそうだが、パサパサに乾燥すると時計が速くなる場合がある。含水率が4％以下になると－1.0秒位と想定している。
雨が降った場合は雨量によって時計の出方が変わる。今開催は時計が速い傾向なので、－2.0秒以上の高速馬場も想定しておきたい。
枠はフラットと想定。今開催はバイアスが出ない傾向だが、中山ダートは重不良になってもバイアスが出にくい。
直線の伸びはフラットと想定。理由は上記と同じ。
前後は前～展開次第と想定。今開催は前有利の傾向となっている。雨が降っても同じ傾向になるだろう。
阪神競馬場
芝
日曜夜の馬場状態：良 含水率：ゴール前8.7％ 4コーナー11.0％(測定時刻土曜4:30)
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
ダート
日曜夜の馬場状態：良 含水率：ゴール前6.2％ 4コーナー6.1％(測定時刻土曜4:30)
- 馬場 軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
- 上がり 速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
- 枠 超内、内、フラット、外、超外
- 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
- 前後 超前、前、展開次第、差し、超差し
【備考】
- 開催前作業 芝コースにエアレーション作業、ダートコースは砂の洗浄
- 週間雨量 水曜日に5mm、金曜日に14.5mm、合計19.5mm
- 月曜日の天気 晴れて気温が高め、風が強い時間帯も
- 芝コースの週間作業 月曜日に芝刈り、火・木・土曜日に散水、水曜日に肥料の散布
- ダートコースの週間作業 火～金曜日に砂厚の調整
【解説】
・芝
週間に19.5mmの雨が降ったが、日曜夜時点の馬場状態は良。
月曜日の時計は晴れて気温が高いらしい。
日曜日の時計は－1.7秒位だった。馬場が絶好の状態を維持しているので、乾燥が進む月曜日はもっと時計が速くなるかもしれない。
枠はフラットと想定。日曜日はバイアスが出なかったので、月曜日も出ないだろう。
直線の伸びはフラットと想定。こちらも日曜日はバイアスが出なかったので、月曜日も出ないだろう。
前後は前～展開次第と想定。どうやら今開催は馬場が乾燥すると前残りの傾向になるっぽい。
・ダート
天気は上記の通り。
日曜日の含水率は6％台で馬場状態は良、時計は±0秒位だった。
月曜日の時計は含水率で変わりそうだ。4％以下なら馬場がパサパサに乾燥するので時計は－0.5秒位になるだろう。4％以上なら日曜日と同じく±0秒位になるだろう。
枠はフラット～外枠有利と想定。今開催はキックバックが多いため、内枠の馬がイヤがって頭を上げることが多い。できるだけ砂を被らずに外を立ち回れる外枠の方が良い。
直線の伸びはフラット～やや外と想定。キックバックが多いため、直線で内から差すのは厳しい。
前後は展開次第と想定。今開催は前後のバイアスが出にくい傾向っぽい。
