トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,9,24 土曜日 トラックバイアス予想 (中山競馬場、中京競馬場)

 

今週は台風15号が土曜日に最接近する予報となっている。進路次第ではレースに大きな影響が出て、開催順延などの措置が取られる可能性がある。JRAの発表を注視しておきたい。

中山競馬場は火曜日に18.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。船橋市は雨量の予報が気象会社によってバラバラなので、雨量には細心の注意をしたい。

中京競馬場は火曜日に16.5㎜と木~金曜日の昼までに25㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は重、ダートは不良。中京競馬場周辺は金曜午後から土曜朝にかけて雨量が相当多い予報なので、ダートコースは砂が流れて時計やバイアスが相当変化する可能性がある。

では、2022年9月24日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

中山競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火曜日に18.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて雨時々曇り予報となっており、台風15号が土曜日に最接近するので、進路次第では雨量がかなり多くなる可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は5~80㎜、土曜日の想定馬場状態は良~不良。気象会社によって雨量の予報がバラバラなので、雨量がかなり少ないケースも多いケースも両方想定しておきたい。

今週からB→Cコース替わり。これにより傷んだ箇所はおおむねカバーされたと思われる。今週は金曜午後から土曜日にかけて雨が降る予報で雨量の予報にかなり差があるので、馬場がかなりタフになり、場合によっては馬場の排水が追い付かず芝コースに水が浮くほどになることも考えておきたい。

先週の時計は-2.0~+2.2秒位。金~土曜日にかけて雨が降る予報なので、雨量次第で-1.8~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~外と想定。雨量が少ない場合は、コース替わりで内がごちゃつきやすくなりそうなので、バイアスは出ないか雨量によって外枠有利になる可能性がある。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。コース替わりで馬場がデコボコした箇所がカバーされたと思われるので基本的にはバイアスは出にくいだろう。ただ、雨が途中で止むと馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。雨量が少ない場合は、コース替わりの影響もありバイアスは出にくいだろう。雨量がかなり多い場合は、馬場がグチャグチャになり追走にスタミナが消耗されそうなので、前有利になる可能性がある。

 

・ダート

火曜日に18.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて雨時々曇り予報となっており、台風15号が土曜日に最接近するので、進路次第では雨量がかなり多くなる可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は5~80㎜、土曜日の想定馬場状態は良~不良。気象会社によって雨量の予報がバラバラなので、雨量がかなり少ないケースも多いケースも両方想定しておきたい。

先週の時計は-2.8~-0.7秒位。金~土曜日にかけて雨が降る予報なので、雨量次第で-3.5~-0.5秒位と想定している。もし雨量が多く馬場が田んぼのような状態になると、走りにくくなるので-1.5~-0.8秒位になることもあり得る。特に1200mはスタート地点の芝がグチャグチャになりスピードに乗りにくく、しかも道中も田んぼで走りにくくなるので、良馬場くらいの時計になることも考えられる。

枠はフラット~外と想定。先週は不良馬場でバイアスが出なかったこともあったが、今開催は道悪だと外枠有利になることがある。良馬場の場合も、土曜日は向こう正面が向かい風気味になりキックバックが多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。今開催は馬場状態に関わらずバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。先週は道悪でバイアスが出なかったが、1週目は稍重で前有利になった日があったので、今週も雨量次第で前有利になる可能性がある。良馬場の場合はバイアスは出にくいだろう。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火曜日に16.5㎜と木~金曜日の昼までに25㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は重。今後の天気は、金曜午後から土曜明け方にかけて大雨、土曜朝以降は晴れ予報となっている。金曜午後から土曜朝にかけての想定雨量は30~100㎜以上、土曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

土曜日のレース開始時の3R頃は馬場状態が不良になることもあり得るが、土曜朝以降は晴れ予報なので馬場状態の回復は早く、11R頃までには稍重まで回復する可能性がある。

今週からA→Bコース替わり。これにより傷んだ箇所はおおむねカバーされたと思われる。今週は土曜朝までの雨量がかなり多い予報だが、今開催の中京芝は野芝のみで、しかも暗渠排水のおかげもあり晴れてしまえば馬場の回復はかなり早いと思われる。馬場がグチャグチャになるほど悪化することは考えにくい。

先週の時計は-2.3~+2.0秒位。今週は週間の雨量が多く土曜日も雨予報だが馬場の回復が早いと思われるので、雨量次第で-1.5~+1.0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。金~土曜明け方の雨の影響で馬場が軟らかく、コース替わりで内がごちゃつきやすいと思われるので、外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。コース替わりで内の状態が良く、しかも馬場が内から乾燥しそうなので、内伸びになる可能性がある。

前後は前~展開次第と想定。直線は内が伸びると想定しているので、差しが決まりにくく逃げ先行が有利になる可能性がある。

 

・ダート

火曜日に16.5㎜と木~金曜日の昼までに25㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は重。今後の天気は、金曜午後から土曜明け方にかけて大雨、土曜朝以降は晴れ予報となっている。金曜午後から土曜朝にかけての想定雨量は30~100㎜以上、土曜日の想定馬場状態は重~不良。

金曜午後から土曜朝にかけての雨量が相当多いと予報されており、砂がかなり流れる可能性がある。そうなると時計やバイアスが今までとは違った傾向になることもあり得るので注意したい。

先週の時計は-1.8~-0.2秒位。金曜午後から土曜朝の雨量が多く、しかも今開催は砂が少し薄く感じるので、-4.0秒以上~-2.0秒位のレコード連発クラスの超高速馬場まで想定しておきたい。

枠は超内からフラットと想定。今開催も近年の中京ダートも道悪になると内枠有利になりやすい傾向となっている。雨量次第では内枠から内ラチ沿いを通った馬が3着以内を独占する超内枠有利もあり得る。

直線の伸びは内~フラットと想定。今開催も近年の中京ダートも道悪になると内伸びになりやすい傾向となっている。雨量次第では内ラチから1~2頭分しか伸びないほどになることもあり得る。

前後は超前~展開次第と想定。今開催も近年の中京ダートも道悪になると前有利になりやすい傾向となっている。雨量次第では4角3番手以内しか3着以内を独占する超前有利もあり得る。

 

 

 

 

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