トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2023,7,15 土曜日 トラックバイアス予想 (福島競馬場、中京競馬場、函館競馬場)

 

土曜日は3場とも天気予報が異なる。福島は雨のち曇り、中京は曇りだが降水確率が高め、函館は大雨の予報となっている。雨量や雨の有無によって時計やバイアスが変化しそうなので注意したい。

福島競馬場は月~火曜日に6.5㎜と金曜日の昼までに0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。福島市は金曜午後から土曜日にかけて雨が降る予報なので、雨量によって時計やバイアスの出方が変わってきそうだ。

中京競馬場は月曜日に2㎜と水~木曜日に41.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は重、ダートは不良。豊明市は金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが降水確率が高めなので、雨の有無で時計やバイアスが変化する可能性がある。

函館競馬場は月~木曜日に21㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は良、ダートは稍重。土曜日の函館市は大雨の予報なので、芝ダートともに馬場状態が不良になる可能性がある。

では、2023年7月15日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

福島競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に6.5㎜と金曜日の昼までに0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後は曇り時々雨、土曜日は雨のち曇り予報となっている。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は5~35㎜、土曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

開催3週目、今週からA→Bコース替わり。これにより傷んだ箇所はある程度カバーされそうだが、広範囲に傷みが出ていたので内ラチ沿いにダメージが残ると思われる。今週は金曜午後から土曜日にかけても雨が降る予報なので、馬場は今開催でもっともタフになりそうだ。

先週の時計は-0.3~+0.7秒位。今週は金~土曜日にかけて雨が降る予報なので、雨量次第で±0~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~フラットと想定。雨量が少なめの場合は、馬場がタフになるためバイアスは出にくいだろう。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、馬場が相当タフになり内も外も変わらなくなりそうなので、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。今週からA→Bコース替わりだが内ラチ沿いにダメージが残ると思われるので、雨の有無に関わらず段々と外が伸びてくる可能性がある。

前後は前~差しと想定。直線のどこが伸びるかでバイアスの出方が変わりそうで、外が伸びないようだと前有利、外が伸びるようだと差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~火曜日に6.5㎜と金曜日の昼までに0㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後は曇り時々雨、土曜日は雨のち曇り予報となっている。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は5~35㎜、土曜日の想定馬場状態は稍重~不良。

先週の時計は-0.3~+0.4秒位。今週は金~土曜日にかけて雨が降る予報なので、雨量次第で-3.0~±0秒位と想定している。もし雨量が多く馬場に水が浮いて田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-1.5~±0秒位になることもあり得る。

枠は内~外と想定。馬場状態が稍重で、かつ、馬場の表面が乾燥した場合は、土曜日は向こう正面が強い向かい風の予報でキックバックが多くなるかもしれないので、そうなると外枠有利になる可能性がある。それ以外の道悪の場合は、福島ダートの近年の道悪の傾向からすると内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。今開催の傾向からすると基本的にはバイアスは出にくいと思われるが、福島ダートの近年の道悪の傾向からすると内伸びになることもあり得る。

前後は前~展開次第と想定。福島ダートの近年の道悪の傾向からすると前有利になる可能性がある。

 

 

 

 

 

中京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月曜日に2㎜と水~木曜日に41.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は重。今後の天気は金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが、金曜午後から土曜日の昼すぎにかけて降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~5㎜、土曜日の想定馬場状態は良~稍重。

開催3週目、今週からA→Bコース替わり。これにより傷んだ箇所はある程度カバーされたと思われるが、広範囲に傷みが出ていたので内ラチ沿いにダメージが残りそうだ。もし金~土曜日に雨が降らなくても、水~木曜日の雨量が多めだったことから、土曜日の馬場は少し軟らかめだと思われる。

先週の時計は-2.1→-0.2秒位。金~土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.3~-1.2秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.0~±0秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。雨が降らない場合は、内ラチ沿いにダメージが残っていると思われるが我慢できそうなので、バイアスは出にくいだろう。雨が降ったが途中で止んだ場合は、馬場が内から乾燥してロスが少ない内枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、内ラチ沿いにダメージが残っていると思われるが我慢できそうなので、バイアスは出にくいだろう。雨が降ったが途中で止んだ場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。

前後は展開次第と想定。雨の有無に関わらず馬場が軟らかめだと思われ、上がりが遅くなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

月曜日に2㎜と水~木曜日に41.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は不良。今後の天気は金曜午後から土曜日にかけて曇り予報だが、金曜午後から土曜日の昼すぎにかけて降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~5㎜、土曜日の想定馬場状態は稍重~重。

先週の時計は-0.6~-0.3秒位。金~土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.5~-0.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で-3.0~-0.5秒位と想定している。

枠は内~フラットと想定。今開催は道悪だとバイアスは出にくい傾向だが、近年の中京ダートの道悪の傾向だと内枠有利になることもあるので、雨の有無や乾燥次第では内枠有利になることもあり得る。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。今開催は道悪だとバイアスは出にくい傾向だが、近年の中京ダートの道悪の傾向だと内伸びになることもあるので、雨の有無や乾燥次第では内伸びになることもあり得る。

前後は前~展開し次第と想定。今開催は道悪だとバイアスは出にくい傾向だが、近年の中京ダートの道悪の傾向だと前有利になることもあるので、雨の有無や乾燥次第では前有利になることもあり得る。

 

 

 

 

 

函館競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~木曜日に21㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は雨予報。想定雨量は25~100㎜、想定馬場状態は重~不良。

開催6週目、A→Bコース替わり2週目。馬場にダメージが出ている箇所はほとんど無く、おおむね良好な状態。ただ、土曜日は大雨の予報なので馬場は今開催でもっともタフになりそうだ。もしかすると雨量が多すぎて排水が追い付かず、芝の表面にも水が浮くほどになることもあり得る。

先週の時計は-1.8~-1.7秒位。土曜日は大雨予報なので雨量次第で+1.0~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~フラットと想定。雨量が多く馬場がグチャグチャになった場合は、馬場がタフになり内も外も変わらなくなりそうなので、ロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。それ以外の場合は、馬場が軟らかくなるのでバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはフラットと想定。もしかすると進路を外に取る馬も出てきそうだが、まだ傷みがほぼ無いので基本的にはバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。大雨で馬場がタフになり上がりが遅くなりそうなので、上がりに差が出にくくなり前有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~木曜日に21㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は雨予報。想定雨量は25~100㎜、想定馬場状態は不良。

先週の時計は-1.0~-0.8秒位。土曜日は大雨予報なので雨量次第で-3.5~-0.5秒位と想定している。もし雨量が多く馬場が田んぼのような状態になると、走りにくくなるため-1.5~-0.5秒位になることもあり得る。

土曜日はかなりの雨量が見込まれる。バイアスは一応下記のように予想しているが、雨量が多いと砂が流れてバイアスがガラッと変わることもあり得るので、臨機応変に対応したい。

枠は内~フラットと想定。今開催は道悪になると内枠有利になることがある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。今開催は道悪になると内伸びになることがある。

前後は前~展開次第と想定。今開催は道悪になると前有利になることがある。

 

 

 

 

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