今週は2場とも週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良となっている。ただ、中山は金曜午後から土曜日にかけて、阪神は土曜午後の降水確率が高めで雨が降る可能性があるので、時計やバイアスの変化に注意したい。
中山競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。上記の通り船橋市は雨が降る可能性があるので、雨の有無で時計やバイアスが変化する可能性がある。
阪神競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場がかなり良好な状態なので、雨が降らなければレコードタイムが出るほど速い時計が出る可能性がある。
では、2023年9月30日、土曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
中山競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて曇り時々晴れ予報だが、ずっと降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0～10㎜、土曜日の想定馬場状態は良～重。
開催4週目、B→Cコース替わり2週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いが少しデコボコし、3～4コーナーの内ラチ沿いはデコボコしている。ただ、野芝の状態は悪くない。今週は雨が降らなかったので、金曜午後以降も雨が降らなければ馬場の硬さは標準位になると思われる。
先週の時計は－1.0～±0秒位。今週は金曜午後から土曜日にかけて降水確率が高めで雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は－2.1～－1.7秒位、雨が降った場合は雨量次第で－2.0～＋1.5秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。雨が降らない場合は、内ラチ沿いにダメージが出てきているがまだ我慢できそうで、多少内枠の好走が多いかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。少量の雨が降った場合は、馬場が軟らかくなりそうなのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。それなりの雨量が降った場合は、馬場がもっと軟らかくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。
直線の伸びはやや内～フラットと想定。土曜日に雨が降ったが途中で止み、かつ、その後晴れて太陽が出た場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。それ以外の場合は、内ラチ沿いにダメージが出てきているがまだ我慢できそうなのでバイアスは出にくいだろう。
前後は前～展開次第と想定。土曜日の雨量が多めの場合は、馬場がタフになり上がりに差が出にくくなりそうなので、前有利になる可能性がある。それ以外の場合は、内ラチ沿いにダメージが出てきているがまだ我慢できそうで、基本的にはバイアスは出にくいだろう。
・ダート
週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は4～5％台だが週間に雨が降らなかったのでほぼパサパサに乾燥していると思われる。
今後の天気は、金曜午後から土曜日にかけて曇り時々晴れ予報だが、ずっと降水確率が高めなので雨が降る可能性がある。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0～10㎜、土曜日の想定馬場状態は良～重。
先週の時計は－2.4～±0秒位。今週は金曜午後から土曜日にかけて降水確率が高めで雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は－0.9～－0.5秒位、雨が降った場合は雨量次第で－1.8～－0.3秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。雨が降らない場合は、土曜日は向こう正面が向かい風の予報でキックバックが多くなるかもしれないので、そうなると砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。雨が降ったが雨量が少ない場合も、今開催の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。雨量が多めの場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。
直線の伸びはフラットと想定。今開催は雨の有無に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。
前後は前～展開次第と想定。雨量が多めの場合は、今開催の傾向からすると前有利になる可能性がある。それ以外の場合は、今開催の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。
阪神競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後の遅い時間は降水確率が高めとなっており雨が降る可能性がある。土曜日の想定雨量は0～5㎜、想定馬場状態は良～稍重。
開催4週目、A→Bコース替わり2週目。多少のダメージが出ている箇所もあるが、全体的には野芝の生育が良く馬場はかなり良好な状態。今週は週間に雨が降らなかったので、土曜日も雨が降らなければ馬場の硬さは標準位だと思われる。
先週の時計は－2.5秒位。今週土曜日の午後は雨が降る可能性があるので、雨が降るまでは－2.5～－2.3秒位、雨が降った場合は雨量次第で－2.4～－1.0秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。雨が降らない場合は、馬場にダメージは無く硬さも標準位だと思われるので、多少は内枠の好走が多いかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量にもよるが馬場がほどよく軟らかくなるのでスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。雨が降らない場合は、馬場にダメージは無く硬さも標準位だと思われるのでバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合も、このくらいの雨量であればバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第～差しと想定。雨が降らない場合は、馬場にダメージは無く硬さも標準位だと思われるので、多少は決め手が要求されるかもしれないが基本的にはバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場がほどよく軟らかくなるので差し有利になる可能性がある。
・ダート
週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は2～3％台なのでパサパサに乾燥している。
土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後の遅い時間は降水確率が高めとなっており雨が降る可能性がある。土曜日の想定雨量は0～5㎜、想定馬場状態は良～稍重。
先週の時計は－0.8～±0秒位。今週土曜日の午後は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は±0～＋0.4秒位、雨が降った場合は雨量次第で－0.8～＋0.4秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。雨が降らない場合は、今開催は良馬場だと外枠有利になることがある。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場の表面が湿るのでバイアスは出にくくなりそうだ。
直線の伸びはフラットと想定。今開催は雨の有無に関わらずバイアスが出にくい傾向となっている。
前後は展開次第と想定。雨が降らない場合は、今開催は良馬場で含水率が低いとバイアスは出にくい傾向となっている。雨が降った場合は、雨量次第だが今開催は良馬場で含水率が高めだと前有利になることがある。
