トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2023,10,7~9 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場)

 

先週は重賞が3つ行われ、毎日王冠(GⅡ)は4番人気のエルトンバローズが、京都大賞典(GⅡ)は5番人気のプラダリアが、そしてサウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)は3番人気のゴンバデカーブースがそれぞれ優勝した。

東京競馬場は水曜日に19.5㎜、日曜日に0㎜、月曜日に十数ミリの雨が降り、馬場状態は芝は良~重、ダートは良~不良。芝コースは馬場が良好だからか、雨が降るまではかなり速い時計が出ていた。

京都競馬場は火~水曜日に8.5㎜、日曜日に2.5㎜、月曜日に6㎜の雨が降り、馬場状態は芝ダートともに良~重。ダートコースは砂の摩擦が多かったためか、雨が降っても時計が速くなることは無かった。

では、2023年10月7~9日のトラックバイアスの結果を紹介する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

10/7 予想


10/7 結果



10/8 予想


10/8 結果



10/9 予想


10/9 結果

 

ダート

10/7 予想


10/7 結果



10/8 予想


10/8 結果



10/9 予想


10/9 結果

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水曜日に19.5㎜の雨が降ったが、土~日曜日の馬場状態は良。その後、日曜夕方以降に0㎜、月曜日は朝からレース中に十数ミリの雨が降り、月曜日は5Rまでは稍重、8R以降は重に悪化。

先週が開幕週。今年は気温が高い日が多かったからか、野芝の生育が良く馬場はかなり良好な状態。ただ、日曜日時点では3~4コーナーの内ラチ沿いに若干のダメージが出てきて、月曜日は雨の影響で3~4コーナーの内ラチ沿いにデコボコするほどではないがダメージが出てきた。馬場の硬さは、土~日曜日は標準位、月曜日は雨の影響で軟らかい。

時計は、土~日曜日は-2.5秒位、月曜日は-1.2秒位。土~日曜日は馬場が良く良馬場だっとこともありかなり速い時計が出ていて、日曜日は15時30分前後に若干の通り雨があったが時計への影響は無かった。月曜日は前日からの雨の影響で時計は標準に近くなった。

枠は、土~日曜日はフラット、月曜日は内~フラット。土~日曜日は開幕週で馬場が良好だったこともありバイアスは出なかった。月曜日は馬場の水分量の関係か8Rのみ内枠有利、他はバイアスは出なかった。

直線の伸びは3日間ともフラット。開幕週で馬場が良好だったこともあり、3日間ともバイアスは出なかった。

前後は3日間とも展開次第~差し。土~日曜日はスローペースのレースなどで前残りもあったが、基本的には決め手がある馬が中心だった。月曜日は馬場の水分量の関係か10Rのみ差し有利、他はバイアスは出なかった。

 

・ダート

水曜日に19.5㎜の雨が降ったが、土~日曜日の馬場状態は良。その後、日曜夕方以降に0㎜、月曜日は朝からレース中に十数ミリの雨が降り、月曜日は1Rのみ稍重、6R以降は不良に悪化。含水率は土~日曜日は3~4%台だったためパサパサに乾燥していて、日曜日は12R前から雨が降ったが馬場状態への影響は無かった。月曜日は雨の影響で6R以降は馬場に水が浮いていた。

時計は、土~日曜日は-0.6秒位、月曜日は-2.0~-1.2秒位。土~日曜日は良馬場だったこともあり時計は標準に近かった。月曜日は、1Rは馬場状態こそ稍重発表だったが脚抜きが良かったこともあり-2.0秒位、6,7Rは不良になり砂が安定していないためか-1.2秒位、9R以降は砂が安定してきたためか-2.0秒位だった。

枠は、土曜日はフラット、日曜日はフラット~外、月曜日はフラット。土曜日は外枠の好走が多かったが基本的にはバイアスは出なかった。日曜日は内枠がダメな訳ではないが、どちらかというと外枠有利だった。月曜日はバイアスは出なかった。

直線の伸びは3日間ともフラット。3日間ともバイアスは出なかった。

前後は3日間とも展開次第。3日間ともバイアスは出なかった。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気は、火曜日は晴れ時々雨、水曜日以降は晴れか曇り予報となっている。天気予報通りであれば今週末は良馬場でレースが行えそうだ。

今週末のバイアスは、馬場の硬さが標準位だと思われるので差し有利になる可能性がある。時計は-2.5~-2.2秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気は、火曜日は晴れ時々雨、水曜日以降は晴れか曇り予報となっている。天気予報通りであれば今週末は含水率が高めかもしれないが良馬場でレースが行えそうだ。

今週末のバイアスは、風向きや含水率次第で外枠有利になる可能性がある。時計は、含水率次第で-0.8~-0.5秒位と想定している。

 

 

 

 

 

京都競馬場

10/7 予想


10/7 結果



10/8 予想


10/8 結果



10/9 予想


10/9 結果

 

ダート

10/7 予想


10/7 結果



10/8 予想


10/8 結果



10/9 予想


10/9 結果

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~水曜日に8.5㎜の雨が降ったが、土曜日の馬場状態は良。日曜日は6R前から雨が降ったが馬場状態に変化は無く良のまま。その後日曜夜から月曜日のレース前までに雨が降り、月曜日は重に悪化。

先週が開幕週。今年は気温が高い日が多かったためか、土曜日時点の馬場は開幕週らしい良好な状態。ただ、芝を張り替えなかったためか例年ほどではない印象もある。日曜日時点では外回り4コーナー付近に若干のダメージが出てきたが、全体的には良好な状態。月曜日時点では向こう正面から各3~4コーナーの内ラチ沿いが若干デコボコしてきたが、全体的には良好な状態。馬場の硬さは、土曜日は表面が緩め、日曜日は雨の影響で少し軟らかめ、月曜日は雨の影響で軟らかい状態。

時計は、土曜日は-1.8秒位、日曜日は-1.8→-1.4秒位へ変動、月曜日は+0.2秒位。土曜日は馬場が良好だったこともあり速めの時計が出ていた。日曜日は5Rまで-1.8秒位、8R以降は-1.4秒位へ変動。月曜日は前日から当日までの雨の影響で時計が遅くなった。

枠は、土曜日はフラット、日~月曜日は内~フラット。土曜日はまだ馬場にダメージが出ていないこともありバイアスは出なかった。日曜日は8Rまではバイアスは出なかったが、9R以降は雨の影響か内枠有利になった。月曜日は9Rまではバイアスは出なかったが、11Rは馬場が内から乾燥したためか内枠有利だった。

直線の伸びは3日間ともフラット。まだ馬場にダメージが少ないこともあり3日間ともバイアスは出なかった。

前後は3日間とも展開次第。まだ馬場にダメージが少ないこともあり3日間ともバイアスは出なかった。

 

・ダート

火~水曜日に8.5㎜の雨が降ったが、土曜日の馬場状態は良。日曜日は6R前から雨が降ったが馬場状態に変化は無く良のまま。その後日曜夜から月曜日のレース前までに雨が降り、月曜日は重に悪化。含水率は、土曜日は5%台だったので少し水分が残っていて、日曜日は3~4%台だったので雨が降るまではパサパサに乾燥していた。

時計は、土曜日は+0.3秒位、日曜日は±0秒位、月曜日は+0.4秒位。土~日曜日は良馬場だったこともあり時計は標準に近かった。月曜日は馬場状態は重だったが、砂同士の摩擦が多かったためか時計は標準よりも遅くなった。

枠は、土曜日はフラット~外、日~月曜日はフラット。土曜日は内枠の好走もあったが、8枠がかなり目立っていたため外枠有利だった。日~月曜日はバイアスは出なかった。

直線の伸びは、土曜日はフラット、日曜日はやや内~フラット、月曜日はフラット。土曜日と月曜日はバイアスは出なかった。日曜日は6Rまではバイアスは出なかったが、7R以降は雨の影響か少し内が伸びていた。

前後は3日間とも展開次第。3日間とも4角で後ろ過ぎると厳しいが、基本的にはバイアスは出なかった。

 

【今週末へ向けて】

・芝

今週の天気はずっと晴れか曇り予報となっている。天気予報通りであれば今週末はパンパンの良馬場でレースが行えそうだ。

今週末のバイアスは、まだ馬場にダメージが少ないので出にくいだろう。時計は-1.7~-1.3秒位と想定している。

 

・ダート

今週の天気はずっと晴れか曇り予報となっている。天気予報通りであれば今週末は含水率が高めかもしれないが良馬場でレースが行えそうだ。

今週末のバイアスは、風向きや含水率次第で外枠有利になる可能性がある。時計は、含水率次第で±0~+0.5秒位と想定している。

 

 

 

 

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