トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2023,10,14 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場、新潟競馬場)

 

今週から新潟競馬場を加えての3場開催となる。土曜日の京都競馬場は午後の遅い時間ほど降水確率が高めで雨が降る可能性があるので、時計やバイアスの変化に注意したい。

東京競馬場は火曜日に11.5㎜と木曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは馬場にまだダメージがほぼなく良好な状態なので、先週と同じくかなり速い時計が出そうだ。

京都競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の京都市は上記の通り雨が降る可能性があるので、時計やバイアスが変化する可能性がある。

新潟競馬場は月~水曜日に38.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは例年よりも馬場にダメージが少ないので、例年よりも速めの時計が出る可能性がある。

では、2023年10月14日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火曜日に11.5㎜と木曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

開催2週目。先週のレースで3~4コーナーの内ラチ沿いに少しダメージが出てきているが、全体的にはかなり良好な状態。今週は週間に雨が降ったが雨量は少ないので馬場の硬さは標準位だと思われる。

先週の時計は-2.5~-1.2秒位。今週は良馬場なので-2.5~-2.2秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。3~4コーナーの内ラチ沿いに少しダメージが出てきたがまだ我慢できそうなので、バイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。馬場が良好で速い上がりが出ると思われるので、差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火曜日に11.5㎜と木曜日に1㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は6~7%台なので少し水分が残っている。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場の乾燥が進みそうだ。

先週の時計は-2.0~-0.6秒位。今週土曜日は良馬場になりそうなので-0.8~-0.4秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。先週は良馬場で外枠有利になった日もあったし、今週土曜日は向こう正面が向かい風気味でキックバックが多くなりそうなので、外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。先週はバイアスが出なかったので、今週も出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。先週はバイアスが出なかったので、今週も出にくいだろう。

 

 

 

 

 

京都競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが、明け方から降水確率が少し高めで、午後の遅い時間ほど降水確率が高くなるので雨が降る可能性がある。土曜日の想定雨量は0~10㎜、想定馬場状態は良~重。

開催2週目。先週のレースで向こう正面から各3~4コーナーの内ラチ沿いが若干デコボコしてきたが、全体的には良好な状態。もし土曜日に雨が降らなくても、今開催は芝を張り替えなかったこともあり馬場の表面が緩めになるかもしれない。

先週の時計は-1.8~+0.2秒位。土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.7~-1.4秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.6~+0.5秒位と想定している。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、先週と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、ほんの少しの雨量の違いで内枠有利や外枠有利になることがありそうなので注意したい。

直線の伸びはフラットと想定。馬場のダメージがまだ少ないため雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降らない場合は、先週と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が軟らかくなるので速い上がりが出ると差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は5%台なので少し水分が残っている。

土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが、明け方から降水確率が少し高めで、午後の遅い時間ほど降水確率が高くなるので雨が降る可能性がある。土曜日の想定雨量は0~10㎜、想定馬場状態は良~重。

先週の時計は±0~+0.4秒位。土曜日は雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は±0~+0.4秒位、雨が降った場合は雨量次第で±0~+0.8秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、先週の傾向からすると外枠有利になる可能性がある。雨が降った場合は、先週の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、先週の傾向からするとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、先週日曜日は良馬場でも雨が降って内伸びになったので、今週土曜日も雨量次第で内伸びになる可能性がある。

前後は展開次第と想定。先週は雨の有無に関わらずバイアスは出なかったので、今週土曜日も出にくいだろう。

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~水曜日に38.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ予報。

今週が開幕週。使用コースは3週すべてAコース。馬場は野芝のみ。芝の張り替えは無し。エアレーション作業を実施。前開催は例年よりも馬場の傷みが少なかったが、JRAの発表によると若干の傷みが残っている箇所があるとのこと。野芝が段々と休眠期間に入る頃なので、夏開催よりも馬場はタフになりそうだ。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-1.3~±0秒位になることが多い。前開催はすべての日が良馬場でダメージも例年よりも少なく、しかも今年は気温が高い日が多かったため今週土曜日は-1.7~-0.8秒位と想定している。

枠は内~外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が5割位、内枠有利が2割位、外枠有利が3割位となっている。今年は例年よりも芝の状態が悪くないので内枠有利になる確率が高いと思われるが、馬場の硬さによっては外枠有利になることもあり得るので注意したい。

直線の伸びはやや内~やや外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が5割位、内伸びが1割位、外枠有利が4割位となっている。今年は例年よりも芝の状態が悪くないので内伸びになる確率が高いと思われるが、馬場のダメージが見た目以上に残っていると外伸びになることもあり得るので注意したい。

前後は前~差しと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が6割位、前有利が1割位、差し有利が3割位となっている。今年は例年よりも芝の状態が悪くないので前有利になる確率が高いと思われるが、馬場の硬さやダメージの残り具合によっては差し有利になることもあり得るので注意したい。

 

・ダート

月~水曜日に38.5㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は6%台なので少し水分が残っている。

土曜日の天気は晴れ予報。馬場の乾燥が進みそうだ。

例年の開幕週の時計は良馬場だと-1.0~-0.3秒位になることが多い。前開催は例年よりも砂が少し深めだったので、今週土曜日は-0.7~+0.3秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が5割位、内枠有利が1割位、外枠有利が4割位となっている。前開催は良馬場だと外枠有利になることがあったので、今週土曜日も外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だとほぼ出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。例年の開幕週のバイアスは良馬場だと、出ない確率が8割位、前有利が2割位となっている。前開催は良馬場だとバイアスが出ないことが多かったので、今週土曜日も出にくいだろう。

 

 

 

 

にほんブログ村 競馬ブログ 馬場適性理論へ
にほんブログ村

 


競馬・血統理論ランキング