トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,6,18 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、阪神競馬場、函館競馬場)

 

今週から阪神競馬場を加えて3場の開催となる。土曜日は東京と阪神競馬場の降水確率が高めなので、雨による時計やバイアスの変化に注意したい。

東京競馬場は火~水曜日に4㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝は今週からC→Dコース替わりなので、雨が降らなければかなり速い時計が出る可能性がある。

阪神競馬場は火~木曜日に15㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。阪神は今週が開幕週なので、芝コースは雨が降らなければ東京ほどではないが速い時計が出る可能性がある。

函館競馬場は水~木曜日に6㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースはまだ傷みが出ていない状態なので、少し内伸びのバイアスが出る可能性がある。

では、2022年6月18日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~水曜日に4㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後から降水確率が高めなので雨にも注意したい。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良。

今週からC→Dコース替わり。これにより傷んだ箇所はある程度カバーされるだろうが、3~4コーナーは広範囲に傷みが出ていたため、そこにはデコボコが残りそうだ。ただ、芝の状態が良いので雨が降らなければ速めの時計が出そうだ。

先週の時計は-2.1~-1.0秒位。今週からコース替わりだが土曜日は午後の降水確率が高めなので、雨が降らなければ-2.7~-2.2秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.5~-1.5秒位と想定している。

枠はフラットと想定。内ラチ沿いが少しデコボコしているだろうが、我慢できそうなので雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、段々と内が踏み固められてくる頃なので内伸びになる可能性がある。雨が降った場合は、馬場がほどよく軟らかくなるのでバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降らない場合は、馬場が良好な状態だと思われるのでバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が軟らかくなるので差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火~水曜日に4㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は6%台なので少し水分を含んでいる。

土曜日の天気は晴れのち曇り予報だが、午後から降水確率が高めなので雨にも注意したい。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。

先週の時計は-2.4~-1.5秒位。土曜日は午後から雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.8~-1.2秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.0~-1.5秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。ここ数週は雨の有無に関わらずバイアスは出にくい傾向となっている。

前後は展開次第と想定。雨が降らない場合は先週と同じくバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合も、この位の雨量であればバイアスは出にくいだろう。

 

 

 

 

 

阪神競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

火~木曜日に15㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが、朝から降水確率が高めとなっている。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。

今週が開幕週。使用コースは2週すべてBコース。馬場は野芝の洋芝をオーバーシード。芝の張り替えは無し。エアレーション作業を実施。前開催は12週連続開催だったこともあり内ラチ沿いに傷みが出ていたが、野芝の状態はそこまで悪くなかった。そのため、今開催も馬場の状態はおおむね良好だと思われる。

去年の開幕週の時計は稍重で-0.8→+2.0秒位。今週土曜日は降水確率が高めの予報なので、雨が降らなければ-2.5~-2.0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.3~-1.0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、馬場が良好で硬さが標準位だと思われるのでバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、雨量次第だが馬場が軟らかくなり差しが決まりやすくなりそうなので、特に外回るはスムーズに走れる外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。開幕週で馬場が良好だと思われるので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第~差しと想定。雨が降らない場合は、馬場が良好で硬さも標準位だと思われるので、バイアスは出にくいだろう。雨が降ったばあは、雨量次第だが馬場が軟らかくなりそうなので差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

火~木曜日に15㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は8%台なので良馬場にしては水分量が多め。

土曜日の天気は曇り時々晴れ予報だが、朝から降水確率が高めとなっている。想定雨量は0~3㎜、想定馬場状態は良~稍重。

去年の開幕週の時計は不良馬場で-2.0秒位。今週土曜日は降水確率が高めの予報なので、雨が降らない場合は-0.8~±0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.2~±0秒位と想定している。

枠と直線の伸びはフラットと想定。土曜日は向こう正面が追い風気味の予報なので、雨の有無に関わらずバイアスは出にくいだろう。

前後は展開次第と想定。前開催時は馬場状態は良か稍重だとバイアスが出にくい傾向だった。

 

 

 

 

 

函館競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

水~木曜日に6㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。土曜日の天気は晴れ時々曇り予報だが、降水確率は低いので雨の心配は低いだろう。

開催2週目。傷みはほとんどなく馬場は例年かそれ以上に良好な状態。今週は週間に雨が降ったため、先週よりも馬場は柔らかめだと思われる。

先週の時計は-1.6秒位。今週土曜日は降水確率が低い予報なので-1.5秒前後と想定している。

枠はフラットと想定。まだ馬場が良好な状態なので気持ち内枠の方がレースがしやすいかもしれないが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。外が伸びないこともないが、まだ馬場が良好な状態なので気持ち内伸びになる可能性がある。

前後は展開次第と想定。今週は週間に雨が降ったため馬場は少し軟らかめだと思われるが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。

 

・ダート

水~木曜日に6㎜の雨が降ったが、金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は7%台なので良馬場にしては水分量は多め。

土曜日の天気は晴れ時々曇り予報だが、降水確率は低いので雨の心配は低いだろう。馬場の乾燥が進みそうだ。

先週の時計は-0.5~-0.4秒位。今週土曜日は降水確率が低い予報なので-0.5~±0秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。土曜日は向こう正面が向かい風気味の予報でキックバックが多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラットと想定。先週のレースを見る限りだとバイアスは出にくいだろう。

前後は前~展開次第と想定。今週も良馬場なので先週と同じく1000mは前有利、1700mはバイアスは出にくい傾向だろう。

 

 

 

 

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